1986　社会福祉法人三気の会　設立認可
1987　精神薄弱者更生施設「三気の里」開設
1991　重度棟定員増
1994　三気の里増築　重度棟定員増
1994　精神薄弱児通園施設「三気の家」開設
1999　三気の里通所部開設
2002　熊本県自閉症・発達障害者支援センター開所
2004　地域生活支援事業　グループホーム「新（あらた）」開設
2007　相談支援事業「たんぽぽ」開設
2009　地域活動支援センター「アンパ」開設、グループホーム「ひだまり」開設
2011　グループホーム「一（はじめ）」開設
2012　新作業棟「さんき」竣工
2014　熊本県北部発達障がい者支援センター「わっふる」新事務所へ移設（肥後大津駅南口すぐ）
2017　地域活動支援センター「アンパ」移設・増築
2019　就労継続支援B型事業所「BeTREE」開設
2022　大津町基幹相談支援センター事業受託

本法人は、次の社会福祉事業を行う。
（１）第１種社会福祉事業
　　（イ）障害者支援施設の経営
（２）第２種社会福祉事業
　　（イ）障害福祉サービス事業の経営
　　（ロ）障害児通所支援事業の経営
　　（ハ）地域活動支援センターの経営
　　（ニ）特定相談支援事業の経営
　　（ホ）一般相談支援事業の経営
　　（ヘ）障害児相談支援事業の経営
　　（ト）生計困難者に対する相談支援事業

障がい者支援施設「三気の里」は、一人の親の我が子への想いと多くの方々との出会いの中から生まれました。
心身障害者の中に自閉症と呼ばれる人達がいます。幼少年期の自閉症の治療、教育は充分とは言えないまでも、多様な施設で熱心に推し進められております。自閉症児者の示す障害像は一人一人の症状や発達が異なる為、様々です。
自閉症という障害は１９４３年、米国のカナー医師によって報告されて以来現在まで障害の本質、原因、療育法等について多くの考え方が出ては消えていくという試行錯誤が繰り返されて来ました。
最近ではＷＨＯの定義等に見られます様に、その本質は脳の器質障害に基づく発達的障害であると考えられる様になりました。親が老齢化する中でこの子達の全生涯を見守る事は不可能と思われます。社会との連帯の中でこの子達に単に生命を維持するのではなく、一人の人間としてふさわしい「生活の場」を準備し、有意義な人生を送らせてやりたいと思います。
障害者の療育に必要な事は「のん気」「こん気」「げん気」だという言葉があります。他の心身障害者及び一般社会との連帯の中で、自閉症知的障害者を中心として、その療育法を研究模索し、社会に適応させる事を目的とする「療育の場」として「三気の里」を建設し、運営する事を目的として社会福祉法人「三気の会」の設立し、これにより心身障害者福祉に少しでも寄与出来る様、可能な限り努力していくつもりです。

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