障がい者、福祉、科学技術の振興

この社会福祉法人　日本心身障害児協会は多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が個人の尊厳を保持しつつ、心身ともに健やかに育成されるよう支援する事を目的として以下の社会福祉事業を行う。
1・第一種社会福祉事業
重症心身障害児施設島田療育センターの設置経営
2・第二種社会福祉事業
障害福祉サービス（短期入所島田療育センター）

「島田療育センターはちおうじ」について
都立八王子小児病院が平成22年3月より、都立小児総合医療センターに移転し、東京都八王子地区の障害児の負担は大きなものとなりました。地域の障害児診療の充実に向けて八王子市からの補助を受けて、平成23年４月４日に「島田療育センターはちおうじ」を八王子市に開設しました。
「島田療育センターはちおうじ」では、外来診療事業、重症心身障害者通所事業、発達障害児支援事業の３事業を実施しています。外来診療事業では、障害児者外来診療事業（以下療育診療）と一般小児科外来事業（小児科診療）を行っています。療育診療は、原則0歳～15歳までの障害児に対して、医学的診断・評価・リハビリ訓練・指導（理学療法・作業療法・言語聴覚療法・心理指導）等を行っています。また、専門職が参加する摂食外来や補装具外来などの特殊外来も開設しました。小児科診療は、新生児から中学生までの子どもたちを対象に、診察・治療、予防接種、乳幼児健診、栄養相談を行っています。医学的検査として、脳波検査、脳波聴力検査、血液、尿検査、などの各種臨床検査や放射線検査も行います。
平成23年6月1日から重症心身障害者通所事業を開始しました。東京都（居住支援課）および児童相談所との連携により、18歳以上の在宅重症心身障害者で、心身障害者生活実習等の通所施設に入所できない方を対象に、社会生活に適応していくために必要な生活指導、昼食および入浴サービス、保護者に対する相談業務・家庭支援、専門職員による各種訓練を行っています。
　　　また、同時に発達障害児支援事業として、医師・リハビリスタッフ・コーディネーターなどの専門家がチームを組んで、相談支援や療育支援（幼児の親子グループ指導や年長児グループ指導）、他機関・施設職員および保護者向けの研修会や講習会といった地域向けの啓発活動も開始しました。
　人と人との「輪」を大切にして、利用する全ての人が「和(なご)」めるセンターを目指し、八王子市と一体となって利用者さまのニーズに応える努力を日々重ねています。

4月

認定なし

 

 

未実施