日本で初めてとなる自殺の実態に関する報告書「自殺実態白書2008」を発行した。
これは「自殺実態1000人調査」の結果を解析した自殺の危機経路（自殺に至るまでのプロセス）と、警察署単位での自殺データ（年代、性別、職業、原因、動機別の自殺者数を掛け合わせたもの）を集計して市町村別の自殺の地域特性を明らかにしたものである。

　これにより、これまで「周知啓発」が中心とならざるを得なかった自殺対策から、ハイリスク者にターゲットを絞った実践的な対策を講ずることが可能となった。また、自死遺族の実情についても、その推計や抱えている課題などを詳細にわたって分析し、自死遺族支援に必要な根拠を明確にすることができた。

報告書

事業成果物名	自殺実態白書
URL	http://www.lifelink.or.jp/hp/whitepaper.html