事業成果物名

2014年度送迎車(普通車)の整備事業報告書

団体名

事業成果物概要

当事業所は昨年度、新たに2店舗目のカフェをオープンし、今年度も新規事業として福祉農園を開始するなど、作業の幅を広げているが、作業場所の分散により、移動手段の車輌が不足している。当法人所有の車輌のほとんどは、児童期の利用者約90名の送迎や移動支援に使用しており、法人全体としても慢性的な車輌不足に陥っている。1番遠い作業場所まで(往復14キロ)公共交通機関としてバスはあるが、1時間におよそ1本の運行のうえ、バスを乗り継いで利用できる利用者も能力的に限られている。バスの運行に作業時間を合わせた場合、作業時間も少なくなり、現実的ではない。現状としては、職員の個人車輌を2台借り上げてまかなっているが、利用者の安全上、しっかりとした福祉車両を整備し、安心して活動したい。

移動手段として、公共交通機関等のバスを利用して作業場所まで移動するとなると、作業時間の前後にバス停まで移動する時間を踏まえて作業しなければならず、時間いっぱいまで作業することができない。これにより受け取る工賃が減額し、利用者自身の生活に影響が出て、就労意欲なども低下してしまう。しかし、福祉車輌を整備し、作業場所まで移動するための環境が整うことによって、利用者に効率良く作業してもらうことが可能になる。時間を気にせず作業できることは、作業に対しての集中力や意欲を高め、今まで取り組むことができなかった作業を行うことができる。さらに、バス停まで移動する時間分働けることによって、受け取る工賃が増額し、利用者自身の就労意欲の向上や自信につながり、平均工賃額の引き上げにも結び付く。また「他の作業場所でも作業をしてみたい」というニーズがあり、このニーズにも応えていくことも可能になる。現状では、車輌の乗車定員不足により、そのニーズに応えることができず、一定の作業場所のみで作業を続けることは「慣れ」や「飽き」が発生し、作業自体の質や効率の低下につながってしまうことがある。「新しい作業」や「工夫」等で改善していくには限界があるため、複数の場所で作業を行うことによって「新たな作業経験」を積むことができ、その作業場所に応じて、臨機応変に対応できるようになると、結果的には作業能力の向上に結び付くことになる。当事業所の工賃は、利用者の作業能力に応じて支給しており、作業能力が向上することは、工賃の増額につながり、利用者の作業意欲の向上や自信を引き出し、さらには一般就労という形で利用者に還元される可能性がある。

助成機関

事業成果物種類

報告書

事業成果物

事業成果物名

ステップワゴン正面写真

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事業成果物名

ステップワゴン真横写真

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事業成果物名

ステップワゴン活動中写真

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事業成果物名

助成事業完了報告書

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事業成果物名

とむての森

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事業成果物名

日本財団 図書館

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