事業成果物名

2016年度事業成果物『知的障害児・者の自己決定支援ハンドブック 人生の主人公として生きるための〜26の権利〜』『別冊』

団体名

事業成果物概要

『知的障害児・者の自己決定支援ハンドブック 人生の主人公として生きるための〜26の権利〜』
 このハンドブックは、アメリカのニュージャージー州にある人権保護団体が、日常生活における権利と責任を具体的に理解するために作成した報告書「"Where Human Rights Begin" - Human Rights and Guardianship for Individuals with Developmental Disabilities -」にある26 の権利と責任が下敷きとなっています。
*自己決定支援
 障害者の権利条約や法律などにより、知的障害児・者は、生活のさまざまな場面で必要な支援を受けながら思いや希望を伝え、それらを実現し、人生の主人公として生きることが保障されています。それが自己決定支援です。しかし、現状は、まだまだ当たり前のこととして根付いているわけではありません。
 日常生活における権利を確認し、その実現に向けて少しずつ意識しながら生活することが、「本人の強みや好みを生かした自己決定に基づいた生活」につながります。これらの権利は、幼少期からの日常生活での経験や教育、人との関わりによって実現されて行くものです。そして、自己決定のある日常生活には、本人の思いや希望に応え、本人と一緒に考えてくれる親や、成長とともに親に代わって伴走してくれる人が身近にいることが必要です。
*ハンドブックの使い方
 最初からお読みになる必要はありません。目次や権利に関する図解をご覧になり、みなさんの関心のある項目からお読みください。
 親の学習会や職員の研修会で利用する際には、参加者の日常経験や周りの人から寄せられたトピックスなどを出し合い、そこに関わる権利について深く掘り下げてみることをお勧めします。
 本文で大切だと思ったことや疑問に感じたことをメモしたり、付箋を使ったりして記憶にとどめることが大事です。マーカーで印を付けておくのも良いでしょう。
 本文内ではできるだけ英語の表記は避けています。ただし自己決定支援に関する中心的な考え方である「Self Advocacy(セルフ アドボカシー)」という用語は原語のまま使用することとしました。
 下線のある用語(キーワード)の解説を巻末に掲載しています。本文の中で用語の理解が困難な際には、本文と対比しながらお読みください。用語は日常生活であまり使われないものや見かけないものを中心に選んであります。また、用語は五十音順に並べてあります。


 『知的障害児・者の自己決定支援ハンドブック 人生の主人公として生きるための〜26の権利〜 別冊』
「知的障害児・者の自己決定支援ハンドブック」の作成にあたりましては、新宿区手をつなぐ親の会の会員と、ゆかりのある学識経験者・専門家・支援者の面々とで毎月検討会を開き、審議を重ねてまいりました。その過程で、知的障害児・者の日常生活における権利と責任について、国際的な条約や立法、国内の裁判事例、福祉の現状とあり方の観点から深く考察をすることが必要なことが分りました。そこで、デンマークから来日された支援施設で働く三名の管理職の方々や、国内の実状に詳しい三名の専門家の方を講師にお招きしての研修会を定期検討会の合間に開き、貴重なお話を伺いました。このハンドブック別冊は、こうした研修で行われた講話や講演をまとめたものです。

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『知的障害児・者の自己決定支援ハンドブック 人生の主人公として生きるための〜26の権利〜』

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『知的障害児・者の自己決定支援ハンドブック 人生の主人公として生きるための〜26の権利〜 別冊』

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『知的障害児・者の自己決定支援ハンドブック 人生の主人公として生きるための〜26の権利〜』

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