事業成果物名 |
2017年度「別府市における障害者インクルーシブ防災」事業「誰もが安心して安全に暮らせる災害時要援護者の仕組みづくり」の報告「みんなが助かるために」
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団体名 |
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事業成果物概要 |
目次
はじめに 別府市における障害者インクルーシブ防災の取り組み 報告 1,第1回「防災の仕組みづくり」検討委員会の開催 2,「災害時要配慮者防災の仕組みづくり研修会」 3,災害時要配慮者の個別避難計画作成のための研修会 4,障がい者団体・事業所アンケート調査 5,第2回「防災の仕組みづくり」検討委員会 6,「災害時ケアプラン」作成についての説明会(事業所対象) 7,古市町避難訓練「みんなが助かるために」 8,別府市障害者防災ネットワーク構築に向けての研修会 9,第3回「防災の仕組みづくり」検討委員会 10,「災害時要配慮者支援の仕組みづくり」研修会 11,年間事業報告会「みんなが助かるために」 おわりに この冊子は、2年目を迎えた「別府市における障害者インクルーシブ防災事業」の報告です。 この事業の目的は「平常時から障がい者等要支援者のニーズを把握して個別避難計画を作成し、地域ごとにつながるシステムをつくっておくこと、そして災害時にその仕組みを活用して安否確認から避難、避難生活支援など“命を守る活動”を進められるようにすること」にあり、日本財団の助成を受けて3年計画で取り組まれています。 1年目の昨年度(2016年度)は、事業を開始した直後に「熊本地震」が発生して別府市も大きな被害を受け、障がい者を含む多くの市民が被災しました。被災した障がい者に聞き取り調査をして課題を明らかにしながら、地域と協力して障がい者を含む避難訓練を実現することが1年目の取り組みになりました。事業は、障がい当事者を中心にした市民団体である福祉フォーラムin別杵速見実行委員会と別府市の“協働”によって進められ、「当事者力」と「地域力」のそれぞれの強化と連携の推進という方向性が明らかにされました。 2年目の取り組みは、初年度の取り組みを受け継いで、福祉専門家等の協力による「個別支援計画」の作成と地域と情報を共有化すること、そのことによって専門家や地域を含む「防災の仕組みづくり」を進めること、さらに障がい当事者らによるネットワークづくりを課題として取り組みました。具体的には、相談支援専門員の協力を得て障がいのある人の個別避難計画を作成し、その結果を地域が参加した調整会議等で共有しながら、障がいのある人、福祉関係者、行政等が協力して避難訓練を行い、その過程を検証しながら連携を深めて仕組みづくりに結びつけていくことでした。 12月10日に古市町で行われた避難訓練は、地元自治会により「みんなが助かるために」というテーマが掲げられ、地域の多くの人たちが障がいのある人とともに避難行動を体験しました。この報告集の表題は、古市町の皆さんが生み出した言葉を使わせていただきました。 今年度の取り組み内容は、この小さな冊子だけで報告しきれるものではありませんが、可能な限り取り組みの意義と参加された皆さんの思いを伝えられるように努力しました。 今後の取り組みの一助になれば幸いに存じます。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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