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2019年度 NOR-SHIPPING 2019国際海事展参加事業の実施経過について

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事業成果物概要

NOR-SHIPPING 2019国際海事展参加事業の実施経過について

令和元年6月17日
日本船舶輸出組合


 本組合は、去る6月4日(火)から6月7日(金)までノルウェーのLillestrøm Exhibition Centreにおいて開催されたNOR-SHIPPING 2019国際海事展(主催:Norges Varemesse)に、(一社)日本造船工業会の協力のもと、(公財)日本財団の支援を得て参加した。
 今回で27回目を迎えた同海事展には、47ヶ国から846社の参加があり、入場者数は過去最多となる30,170名(いずれも展示会事務局発表)となった。
 今回の展示に当たっては、(一社)日本舶用工業会及び(一財)日本海事協会と共同でナショナル・スタンドを形成する統一展示方式を採用した。同展示方式の下で、各社がそれぞれのブースで積極的なPR活動を展開し、会場に参集した欧米船主などに対し組合員各社が開発した新船型や高い燃費効率を掲げたエコシップ、CO₂・NOx・SOxの排出規制に対応した高環境性能船など新世代船舶・技術を中心に日本造船業の技術の優秀性をアピールした。
また、6月5日(水)13:00より展示会場に隣接するThon Hotel Arena内のMeeting room “Romerike”において、セミナーを開催し盛況裏に終了した。
さらに、同日19:00よりノルウェーをはじめとする欧米主要船主、海事関係者、報道関係者等との緊密な交流を深めるために、田内正宏在ノルウェー日本国大使ご夫妻及び加藤泰彦本組合理事長夫妻の共催によるパーティを開催し、盛会であった。



1.展示会への出展会社
・47ヶ国(地域)から846社が出展した。
なお、そのうち日本、ノルウェー、米国、カナダ、フィンランド、デンマーク、英国、ドイツ、オランダ、イタリア、スペイン、トルコ、シンガポール、中国、韓国、アフリカ諸国など16ヶ国がナショナル・スタンドを形成した。

2.入場者数
・30,170名が入場した。(展示会事務局発表)

3.開場式等
・6月4日10:00より、日本スタンドにおいて各社首脳等参集のもと、田内正宏在ノルウェー日本国大使、篠原康弘国土交通審議官、加藤泰彦理事長、山田信三日本舶用工業会会長及び冨士原康一日本海事協会会長のテープカットにより日本スタンドの開場式が行われた。

4.本組合の展示
・メインエントランスから最も近い位置(Hall B)に220㎡を確保し、隣接する(一社)日本舶用工業会(180㎡)、及び(一財)日本海事協会(40㎡)と共に日本スタンドを形成した。
・組合員企業10社が出展した。
・各社ブースにおいては、各種船型の最新鋭船舶模型を展示するとともに、カラーコルトンを活用するなどにより、自社の製品、技術、CIを PRした。また、そのため出展各社から派遣されたアテンダントが終日来場者に対し説明、紹介等を行った。
・また、展示効果を一層高めるため、参加各社のPRビデオをスタンド内部バーカウンターに設置した3台の49インチ液晶モニターにより放映した。

5.セミナー
・6月5日(水)13:00より展示会場に隣接するThon Hotel Arena内のMeeting room “Romerike”にて、“JSEA Lecture and Seminar at NOR-SHIPPING 2019 GHG Reduction and Digitalization in Maritime Industry –Japan’s Contribution & Challenges-”と題し、(公財)日本財団の支援を受け、国土交通省海事局及び関係団体の協力の下に、セミナーを開催した。
・本セミナーには、総勢120名超の出席者を得、席数も当初用意した100席を上回り、立ち見が出たため椅子を追加するなど、時宜を得たテーマであったこともあり、盛況裏に終了した。
・セミナーは、加藤理事長による開会挨拶に続き、第一部としてジャパンマリンユナイテッド太田垣由夫顧問による基調講演、国土交通省海事局船舶産業課竹内智仁国際業務室長、日本財団海洋事業部海洋開発人材育成推進室吉田正則室長、Clarkson Research Services Ltd.のMr. Stephen Gordon (Managing Director)による講演が行われ、聴講者から多数の質問が寄せられた。
・第二部では、ジャパンマリンユナイテッド、川崎重工業、三菱造船、三井E&S造船及び日本海事協会によるプレゼンテーションが行われ、各スピーカーが“Utilizing Big Data for Improvement of Safety and Efficiency of the Ship”(JMU)、“Technical innovations for the reduction of GHG emissions from ships using gas fuel and -Ship Operation and Performance analysis support system-”(川崎重工業)、“Challenges for Sustainable Development at Sea -Revolution on Fuel of Ships for GHG Zero Emission-”(三菱造船)、“Our steps toward Realization of Autonomous vessels”(三井E&S造船)、“Internet of Ships Open Platform (IoS-OP) -Initiative to Collect and Distribute Maritime Big Data”(Class NK)とそれぞれのテーマについてプレゼンテーションを行い、盛況裏に終了した。

6.パーティ
・6月5日19:00から、Radisson Blu Scandinavia Hotelにおいて、田内大使ご夫妻及び加藤理事長夫妻共催のもとでパーティを開催した。
・同パーティには、ノルウェーをはじめとする欧米各国の有力船主、ブローカー、金融、報道、ノルウェー政府関係者、在ノルウェー各国大使館関係者等が夫人同伴で来場し、田内大使ご夫妻、加藤理事長夫妻、武智副理事長がこれを迎え、さらに田内大使が歓迎スピーチを行った。
・来場者は主客併せ674名に及び、わが国造船業関係者が欧米海運界関係者等と緊密な交流を図るとの所期の目的を達成することができた。


以   上

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NOR-SHIPPING 2019実施経過

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