事業成果物名 |
2019年度 再生医療と連携したロービジョンケアのモデルづくり 報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
①サンキューカードを使った周知啓発
支えられる側であった視覚障害者が、サンキューカードを配布することで情報を伝えるという新たな役割を担うことになった。カードを配布された一般の方にとっては、視覚障害者への声のかけ方や手引きの仕方を知る機会となり、社会貢献の一助となる可能性が生まれた。 サンキューカードによる情報を通じて視覚障害者と晴眼者が「障害」について話し、考える機会となったことから視覚障害だけでなく、その他の障害への理解を深めるきっかけとなった。 ②相談コーナーの運営 神戸アイセンター病院を受診する患者が生活・就労に関する相談を受けるだけでなく、そのご家族や近隣に居住および勤務する一般の方々がビジョンパークに立ち寄ることで支援機関や訓練施設、ロービジョンケアに関する情報を知る機会になった。 これまで福祉施設や支援施設を紹介しても支援やサービスにつながりにくいと言われてきたロービジョンケアが変化し、患者だけでなくこれまでロービジョンケアを患者に情報を提供したくてもできなかった医師など医療従事者へのサポートにもつながっていると考える。 神戸アイセンターという建物の中で病院と当法人が連携し、さらに企業や市民が一体となったワンストップセンターとしての機能を果たすというモデルケースとなっている。 ③「isee ! Working Awards」の開催 視覚障害者の就労事例や働き方のアイデアは、視覚に障害があっても就労が可能であるということを示す結果となり、労使双方の視覚障害者およびその就労に対する理解を深め広めることができた。 ④「ロービジョンの集い」開催 視覚障害者だけでなく、その家族や友人知人が参加することが多く、ロービジョンケアや視覚障害に対する知識・情報を共有する機会となった。また、福祉施設や支援施設、教育機関からの支援者の参加があることから切れ目のない横断的な連携・支援が可能となった。正しく、必要な情報を得ることが視覚障害者ならびに家族・支援者双方の不安の解消につながり、最終的に自立を促すことになった。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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