事業成果物名 |
2021年度 基盤整備事業 離島冷凍コンテナ物流調査報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
1.事業名 :基盤整備
2.目的 九州圏における交通及び観光の振興と近代化を図るための事業を行い、もって地域経済の均衡ある発展に寄与し、あわせて民生の安定に資することを目的として次の事業を行う。 (1)交通及び観光の振興と近代化に関する調査研究 (2)海運及び流通関連施設の整備(コンテナ及びシェルター等の整備) (3)懸賞論文の募集 (4)機関誌の発行(年2回) (5)講演会・セミナー等の開催(年5回) 講演会年1回 、九州運輸コロキアム ・海事振興セミナー ・企業経営基盤強化等セミナー年4回 (6)次世代の海事産業を担うことになる小中学生等への啓発活動 (7)九州の交通・運輸に関する統計の整備 (8)バリアフリー啓発促進 3.事業内容 2021年度貴財団からの助成金を基盤として、組織運営の維持に努め、貴財団助成事業(施設整備1件)及び調査研究事業、広報啓発等事業を実施した。 4.調査研究及び懸賞論文の募集 (1)調査研究(「離島冷凍コンテナ物流調査」報告書) 九州運輸振興センターにおいては、昭和56 年以来、これまで日本財団の支援を受け、離島及び離島航路における冷凍コンテナ、保冷コンテナ等の整備を行ってきた。近年、離島でのコンビニや大手スーパー、ドラッグストアの立地増、温度帯を設定した状態での輸送や、冷凍品の輸送の急増等により冷凍コンテナの需要が増加している。そのため、当センターが離島航路事業者向けに毎年行っている施設整備事業における要望調査においても冷凍コンテナの需要は高く、今後も続くものと予想される。 また、台風時の物資の不足等、災害時の離島物流については長年の課題となっており、離島での生活が本土よりも不便が多かった頃と比べ、離島において本土と同程度の生活が望まれる現在の生活の中では特に大きな問題とされている。 離島住民にとって航路事業者による物流は、今後、益々重要なものとなっているが、急激に冷凍コンテナ需要が高まったために、冷凍コンテナの利用方法や物の流れ、荷主や港湾運送事業者、航路事業者等の役割、災害時の対応など、冷凍コンテナを取り巻く状況や課題等を詳細につかんでおらず、今後の方向性を捉えることが難しかった。 そのため、本調査においては、冷凍コンテナを取り巻く状況を理解するため、荷主や港湾運送事業者、航路事業者、行政等の冷凍コンテナ物流に関わる方々から話をうかがい、現状の課題等をまとめ「離島冷凍コンテナ物流調査」報告書を作成した。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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