事業成果物名 |
2009年度 かあちゃんに教わる「海辺のごっつぉ」 報告
|
団体名 |
|
事業成果物概要 |
1.事業名
かあちゃんに教わる「海辺のごっつぉ」 2.目的 南房総の立地や環境から生まれた食文化を現地の人から教わり、実際に食すことで、自身の置かれている自然環境や食を見つめなおすきっかけにつながることを目的とする 3.内容: 地元の「かあちゃん」を講師に招き、身近にある海藻や海辺の植物を活かした、房州ならではの食を体験する。 A. 海辺の拾い物 B. 旬の食材探し C. 採ったものを食べる 実施日時:2010年3月6日(土)~7日(日)13:00~翌13:30 場所:沖ノ島(館山市)、南房総市大房岬少年自然の家 実施報告: 海遊びを通しての環境教育を専門としているNPO法人たてやま・海辺の鑑定団を講師に招きプログラムを実施した。また、野草や海藻を得意とし、それらを使った地元の料理に長けている地元の方にも講師として来ていただいた。 地元の講師の方は、普段から参加者の前で指導し慣れているわけではなかったのだが、実際にフィールドに出て参加者とのコミュニケーションをとるうちに、海藻や山菜、食に対する地域の特性に関してなど様々な知識や話が弾んでいった。その地方ならではの話やいわれ、伝統といった地元の人しか知らない情報を知ることは、参加者にとっていい付加価値となった。 海藻を取りに行った際、実際にわかめ狩りをしている漁師さんと出会い、わかめの美味しさ、食べ方、近年はわかめの収穫量が減っていること等のお話を聞く事ができた。クッキングでは参加者全員が協力し、14品目もの地元料理をつくりあげ、豪華な昼食となった。 普段は指導者としての活動をしていないが、情報や知識をたくさん持っている地元の方に講師を依頼する際は、参加者とのアイスブレイクの場を持つ事が、その先のプログラムに結びつけるためには大切である。春先の房州の楽しみ方を知る、いいきっかけとなった。 |
助成機関 |
|
事業成果物種類 |
報告書
|
事業成果物 |