川崎市の多摩川河川敷で中学1年生が刺殺体で見つかった事件で、3人の不良少年グループが殺害容疑で逮捕され、社会的に大きな波紋を広げる中、ユース・フォー・ヒューマンライツは「人権の物語」小冊子などを使った世界人権宣言のレクチャーを主に小・中学校で提供している。

今年、東京都教育委員会は、「自分らしい生き方」の実現を目指した
キャリア教育を推進している。
外部団体などを紹介するパンフレットが
都内の全公立小・中学校に配布されており、
ユース・フォー・ヒューマンライツの
提供する「責任とリーダーシップ」をテーマにした人権教育が
紹介されている。

中学校の研修会では、教育者が「人権とは何か」をより深く理解して
生徒に伝えることを目的に、サイエントロジー教会の
後援により制作された人権の公共ＣＭを視聴したり、紀元前から自然権や、
世界人権宣言が生まれるまでの歴史をイラストにしたものを参考資料
として使っている。