特定非営利活動法人NPO法人富士山ホシガラスの会

基礎情報

団体ID

1113992448

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

NPO法人富士山ホシガラスの会

団体名ふりがな

えぬぴーおーほうじんふじさんほしがらすのかい

情報開示レベル

★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

過去に失われた富士山の森林の生物多様性を復元するための調査、研究、実験などを行う。
ニホンジカの食圧による森林植物相の貧相化対策とモニタリング調査を行う。
富士山をフィールドとした環境教育の充実を目指す。
富士山の自然環境を保護するための啓発活動を行う。

代表者役職

理事長

代表者氏名

勝亦 惠美子

代表者氏名ふりがな

よこやま えみこ

代表者兼職

御殿場市民活動支援センター長

主たる事業所の所在地

郵便番号

412-0006

都道府県

静岡県

市区町村

御殿場市

市区町村ふりがな

ごてんばし

詳細住所

中畑1691ー14

詳細住所ふりがな

なかばた

お問い合わせ用メールアドレス

fujisan@hosigarasu.org

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

0550-89-6905

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土

備考

FAX番号

FAX番号

0550-73-0434

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2013年5月13日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2013年9月25日

活動地域

県内

中心となる活動地域(県)

静岡県

最新決算総額

100万円未満

役員数・職員数合計

11名

所轄官庁

静岡県

所轄官庁局課名

静岡県くらし・環境部 県民生活局 県民生活課
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

環境・エコロジー

 

子ども、青少年、教育・学習支援、地域・まちづくり、行政への改策提言、学術研究(理学)

設立以来の主な活動実績

ニホンジカの食圧による植物相の貧相化が進む富士山国有林に植生保護柵の設置を静岡森林管理署に提言し、同署、常葉大学と協働で初年度に4基、以降毎年1基づつ設置し、管理と効果の検証を担当している。
ニホンジカによる樹皮の被食被害のため大量の立ち枯れが発生しているため、国有林内で母樹となる大径木に樹皮防護ネットを他の団体などと協働で設置している。
国有林のウラジロモミ人工林を効率よく混交林に誘導するための伐採実験をNPO法人富士山クラブと協働で実施している。
御殿場口の火山荒原に侵入した外来種を含む非在来植物を調査し、駆除のためのハンドブック「富士山御殿場口雪代堆積地の侵入植物」を作成し、駆除活動に取り組んでいる。
御殿場口の自然環境を調査し、植樹活動が御殿場口の自然環境に及ぼしている影響を明らかにした冊子「富士山御殿場口の自然環境と課題」を作成した。
富士山の自然と課題についてのパネル展示による啓発活動を年間3〜7回行なっている。
小・中・高・大学校の富士山学習、観察会などに講師として協力するとともに、教師のための観察マニュアル、富士山学習シリーズ(1)「須走口標高2,000mの草原と森林 宝永噴火から再生する森」の作成、観察会のための資料などを作成した。
地元企業がJFEP認証を取得して取り組んでいる人工林を伐採して生物多様性を創出する事業に協力し、植物、野鳥の調査を実施した。
各分野の専門家、当会役員によるセミナーを毎年実施している。

団体の目的
(定款に記載された目的)

荒廃した富士山の人工林を落葉広葉樹が主体の混交林に復元し、富士山本来の生物多様性と水源涵養力 を取り戻すことを目指す。また、地域の民間団体や行政機関と連携しながら、富士山の自然環境を生か した環境教育の普及に取り組み、将来世代にわたって全ての人が、富士山の豊かな自然に秩序を保ちな がら親しむことができる地域づくりに寄与することを目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

国有林の山地帯においてニホンジカから森林の植物相を保存するための植生保護柵の設置。
国有林の山地帯においてニホンジカから母樹の樹皮を守るための樹皮防護ネットの設置。
人工林の混交林化実験。
富士山の生物多様性などをテーマにしたパネル展示。
ハンドブックの作成。
冊子の作成。
自然観察マニュアルの作成。
地元団体、地元企業の環境活動に協力。
観察会、セミナーなどの実施。

現在特に力を入れていること

自然環境調査
環境教育のためのフィールドの設定と整備

今後の活動の方向性・ビジョン

富士山は巨大な活火山であり、噴火のデパートといわれるほど様々なパターンの噴火を繰り返してきました。その結果、山体には溶岩やスコリアなど、地質と年代が異なる地面がモザイクのように分布し、それぞれに草原や森がが遷移してゆくことで富士山にはきわめて豊かな生物多様性をもつ生態系が形成されました。かつて富士山は野鳥の楽園といわれ、日本野鳥の会第一回探鳥会が行われたことは富士山の生物多様性の豊かさを物語っています。
しかし、多くの野鳥を育んできた森は戦中戦後の森林伐採と人工林の造林でその多くが失われ、1970年頃までに21種の野鳥が姿を消し、40%も数を減らしたといわれます。
私たちは富士山の夏緑樹林帯の人工林を元の森に返してゆくことで、失われた生物多様性を取り戻すことを目指しています。
この活動は世代を超えた長い時間を必要とします。また、ニホンジカの大繁殖という大きな問題にも取り組まなければなりません。たいへん困難な状況ですが、環境教育などで次世代の人材を育成しながら、活動の方向を誤ることがないよう、官・民・学と協力し、目標達成に取り組んでゆきます。

定期刊行物

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

御殿場市 令和2年度 令和3年度
御殿場市内各財産区連絡協議会 平成30年度
(一財) 須山振興会 平成25年度 平成27年度
(一社) 印野郷土振興恊会 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度
(一社) 玉穂報徳会 平成25年度
(一社) 中畑愛郷会 平成25年度
(一社) 原里愛郷振興協会 平成25年度
(一社) 古沢共和会 平成25年度
(一社) 御殿場愛郷報徳社 平成25年度
(一社) 一色郷栄会 平成25年度
(一社) 須走彰徳山林会 平成25年度
公益財団法人粟井英朗環境財団 平成26年度 平成27年度 平成28年度

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

常葉大学 植生保護柵設置、樹皮防護ネットの設置、柵の効果調査
NPO法人富士山クラブ 樹皮防護ネットの設置、人工林の混交林化実験

企業・団体との協働・共同研究の実績

日立ハイテクサイエンス小山事業所 JFEP生物多様性プロジェクトに協力 2016年〜2019年事業の総括・報告書をホームページで公開

行政との協働(委託事業など)の実績

静岡森林管理署 植生保護柵の設置、森林学習
御殿場市 市民協働型まちづくり事業 平成25年度、平成27年度、平成28年度、平成29年度
御殿場市環境課 ごてんばの富士山豆博士事業 平成30年度〜
御殿場市環境課 御殿場市富士山環境保全・教育推進事業 令和2年〜