「森は海の恋人」という賢人の言葉があるように、山の活動を行ってきたihjaやまんちゅ会とサンゴ礁ウオッチングの実施受け入れ団体として「ihjaやまんちゅ会＋uMi」が2017.10.10に生まれました。（規約の更新済み）
ihja やまんちゅ会
伊平屋島には七つの山があります。全島の70%以上を占める豊かな森は、薪などの燃料資源として利用され、島外へも供給された時代もありました。
しかし、化石燃料時代に入ってからはほとんど利用されることがなく今日に至っています。　
わたしたちはこの担い手を失った各集落の山を島人とともに見直し、原木キノコ・炭の生産、特用樹の植樹などの持続可能な山の活用をはじめました。
「島ノ山の産直」の特徴は高い安全性、安心性と山の恵みの原木を最大限に活かした生産です。また、生産活動だけではなく、昔の子供たちが木の実、果実を求めて山で遊んだように、森の観察会、植樹・炭焼き体験を定期的に開催します。島の自然や文化が次世代へ伝え遺されることを願っています。　

+uMi
伊平屋島の周囲を取り巻くサンゴ礁には被度60％を誇る海域が広がり、近年の各海域でみられる白化現象もほとんどなく良好な状態が維持されています。この自然遺産ともいえるサンゴ礁はこれまで島の内外でもあまり注目されることがありませんでした。しかし、昨今の白化現象や小中高校生の民泊や修学旅行の体験プログラムとして、あるいは沖縄県の「島あっちい事業」の体験プログラムとして「サンゴ礁ウオッチング」が注目されはじめています。その受け入れ団体として活動を始めました。

共同代表

なか りつお