公益社団法人教育演劇研究協会(劇団たんぽぽ)

基礎情報

団体ID

1342868112

法人の種類

公益社団法人

団体名(法人名称)

教育演劇研究協会(劇団たんぽぽ)

団体名ふりがな

きょういくえんげきけんきゅうきょうかいげきだんたんぽぽ

情報開示レベル

★ ★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

昭和21年、戦後の混乱の中「子どもたちに夢を」の理念の元、故小百合葉子が長野県に「劇団たんぽぽ」を設立。その後、昭和28年静岡県浜松市に移転。設立当初より文化芸術に触れる機会の少ない山間僻地を含む、全ての子どもたちを対象とした巡回公演活動が評価され、昭和30年、文部省より公益法人格を許可。それを受け、社団法人教育演劇研究協会を設立。活動は47都道府県にわたり、現在までに約42,000回を超える公演を実施。述べ2,000万人を超える児童・青少年に観劇体験の場を提供。これまで、心豊かでたくましい子どもたちの育成に貢献してきた。この活動実績を評価され、平成24年7月、内閣府より公益社団法人の認定をうけ、公益社団法人教育演劇研究協会に移行した。児童青少年演劇を上演する劇団としては、唯一の公益法人である。2016年、創立70周年を迎え、児童青少年だけでなく、子どもから年配の方々にまでを対象とした演劇公演にも活動を広げている。

代表者役職

代表理事

代表者氏名

森下 文雄

代表者氏名ふりがな

もりした ふみお

代表者兼職

森下文雄法律事務所 弁護士

主たる事業所の所在地

郵便番号

435-0015

都道府県

静岡県

市区町村

浜松市中央区

市区町村ふりがな

はままつしちゅうおうく

詳細住所

子安町323-3

詳細住所ふりがな

こやすちょう

お問い合わせ用メールアドレス

tanpopo@gekidan-tanpopo.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

053-461-5395

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~18時30分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

053-461-6378

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~18時30分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

435-0015

都道府県

静岡県

市区町村

浜松市中央区

市区町村ふりがな

はままつしちゅうおうく

詳細住所

子安町323-3

詳細住所ふりがな

こやすちょう

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

1946年12月1日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

1955年2月21日

活動地域

日本全国および海外

中心となる活動地域(県)

静岡県

最新決算総額

1億円~5億円未満

役員数・職員数合計

29名

所轄官庁

内閣府

所轄官庁局課名

このページの先頭へ

活動概要

活動分野

主たる活動分野

文化・芸術の振興

 

子ども、青少年、高齢者、教育・学習支援、地域・まちづくり

設立以来の主な活動実績

昭和21年、戦後の混乱の中「子どもたちに夢を」の理念の元、女優小百合葉子が疎開先の長野県篠ノ井町(現長野市)で「信濃芸術座」を結成。
翌年、改組し「劇団たんぽぽ」を発足。リュックを背に巡回公演が始まった。その後、昭和28年に小百合葉子の故郷である静岡県浜松市に移転。
1955年、当時の文部省より初めて公益法人格が許可され社団法人教育演劇研究協会を設立。
     公演エリアを東海、上信越、北陸へと拡大。
1963年、静岡県初の文化奨励賞、日本児童演劇協会奨励賞を受賞。復帰前の沖縄公演に出発し沖縄
     全域120日209公演を実施。その後、北海道へも公演エリアを拡大。
1992年、静岡県の文化使節団として、中国浙江省で公演を行った。
1996年、創立50周年を記念し全国縦断公演を行った。
1999年、青少年の薬物依存を防ぐため、当時の文部省委託事業として、『距離』を制作し、静岡県 内全中学校で上演。その後、他県でも上演。
2012年、法人制度改革に伴い公益目的事業演劇公演事業として公益認定を受け、公益社団法人へと 移行。
2014年、日本在宅医学会より委託され看取りをテーマとした演劇「記念写真~ゆずり葉の季節~」 を制作。日本在宅医学会浜松大会で公演。
2016年、創立70年を記念して制作した「いのちのまつり」が厚生労働省社会保障審議会福祉文化財 の決定を受ける。
2017年、70周年記念企画第2弾として、「記念写真~ゆずり葉の季節~」をリメイクし「ゆずり葉の 季節」を制作。この作品が厚生労働省の推薦を受ける。
2018年、磐田市の公共施設、アミューズ豊田が立ち上げた「ふるさと劇団」で指導を行う。
2020年、コロナ禍での存続の危機を乗り越え、活動を再開。浜松市委託事業として、海洋プラスチックごみ問題啓発劇「海のこえがきこる」を上演。
文化庁地域文化倶楽部創設支援事業の委託を受け、浜松市に小中学生を対象とした「はままつ演劇クラブ」を立ち上げる。
2023年、浜松市教育文化奨励賞受賞。

団体の目的
(定款に記載された目的)

この法人は、学校及び社会における教育演劇の研究と実技の指導、並びにそれに必要な各種事業を行い、文化芸術教育の醸成や、芸術創造活動の推進に寄与することを目的とする。      

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

(1)学校及び社会における教育演劇の研究と実技指導
  教育演劇の研究、実技指導事業 
   ・小学生演劇セミナー:小学校児童を対象に、発声、音読、朗読指導等を通じた表現指導。及
    び学芸会・芸術発表会における演技指導。自己表現能力を育み、自己肯定感の育成やコミュ
    ニケーション能力の育成。
   ・中学生・高校生演劇セミナー:中・高生を対象に、発声、表現指導、音読、朗読指導。及び
    自己啓発セミナーを含め、小学校同様のセミナー。
   ・小中学校教員対象の朗読の共同研究と発表。
   ・学校教員・PTA・一般対象の研修会、講演会。
   ・地域の会館・ホール・教育委員会と協力し、児童・青少年と共演。
(2)直属劇団「劇団たんぽぽ」による教育演劇の公開と文化芸術教育への参加
  教育演劇公開事業
   ・小学校・中学校・高校での演劇鑑賞教室(全国北海道から沖縄まで年間約300日公演)
   ・就学前児童への演劇公演。
   ・小規模小学校巡回公演。
   ・行政・民間団体公演事業。自主公演事業。
   ・全国子ども劇場・おやこ劇場公演事業。
   ・職場体験受入事業:中高生の社会教育の一環として公演現場に同行し、舞台設営及び撤収等
    を実体験し、作品を鑑賞してもらう。
   ・在日外国人子女等演劇鑑賞事業:地域における国際交流の一環で、演劇を通じ在日外国人と
    の交流を図ることを目的に実施。ふる里を離れ日本で暮らす在日外国人子女等にクリスマス
    公演をプレゼント。
   ・演劇ワークショップ
   ・演劇クラブ事業

(3)その他この法人の目的を達成するために必要事業
   ・本部運営事業(劇団運営、演劇研究生養成、作品制作)
   ・広報事業(ホームページの更新、新聞発刊)
   ・委託制作事業
  
  

現在特に力を入れていること

公益社団法人に移行後、より公益的な事業が求められており、公益性の高い事業へのさらなる拡大に力を入れている。
社会情勢の変化、児童青少年の減少により、子どもたちの芸術鑑賞の機会が狭まっている。しかし、優れた芸術文化の鑑賞体験が、子どもたちの豊かな心を育む最適な方法であるとの信念で、我が国の舞台芸術を向上させる活動を続けている。
例えば、住んでいる地域にかかわらず、等しく実演芸術を鑑賞できる機会を提供し、地域の文化拠点を活性化できるよう地域住民との共演公演を企画したり、会館やホール、教育委員会と協力しながらネットワークの構築に努めている。
学校の演劇鑑賞教室での上演を基盤に、演劇的手法を使ったワークショップなども行っている。また、子どもたちとの共演も行っている。70周年企画として展開している在宅医療、看取りをテーマとした作品「ゆずり葉の季節」が好評を得ており、各地で上演の広がりを見せている。今後も多くの方々に観ていただきたい。

コミュニケーション力を育むための、演劇的手法を用いたワークショップなどを実施。
近年は、子どもたちのための演劇クラブ事業にも力を入れている。

また、地域団体とのコラボレーション企画にも力を入れ、地域課題解決のため、様々な団体と手を組み、演劇製作、上演活動を行っている。(生物多様性問題をテーマにした演劇製作や、食とお話を結びつけた公演&ワークショップ、地元学生をスタッフに巻き込んでの演劇上演等)

今後の活動の方向性・ビジョン

演劇鑑賞は、子どもの豊かな心を育むためには、必要であるとの思いから、より多くの子どもたちへ鑑賞の機会を提供できる活動をしていく。また、演劇的手法によるワークショップで、子どもたちだけでなく、コミュニケーション能力育成の手助けができると考えている。その活動も展開していきたい。

演劇は時代を映す鏡ともいわれるように、現実の課題などを多くの観客市民に提示できるツールのひとつである。地域で抱える問題や課題などをテーマに子どもから年配の方々にまでわかりやすい演劇として届けていけたらよいのではないかと考えている。

また、体験の格差が叫ばれている中、当団体のように学校で公演を行うということは、非常に重要であると考えている。少子化や学校経営の問題、授業数や働き方改革の問題など、教育現場も問題が山積し、学校での芸術鑑賞機会が衰退しつつある中で、私たちは、今後も学校公演事業を主軸に、様々な企業、行政、団体と協働して、演劇を届けられるよう働きかけを強化していく。

定期刊行物

団体の備考

このページの先頭へ

協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

・(独)日本芸術文化振興会:芸術文化振興基金助成金
・(財)はましん地域振興財団:クリスマス公演助成金
・文化庁:文化芸術振興費補助金
・北海道石狩振興局:地域づくり総合交付金
・文化庁文化芸術による子供の育成事業(委託事業)
・文化庁地域文化倶楽部創設支援事業(委託事業)
・子供のための文化芸術鑑賞・体験再興事業補助金
・浜松市創造都市推進事業補助金

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

・全国子ども劇場、おやこ劇場主催による演劇公演事業
・磐田市文化協会豊岡支部への参画:ふる里を考える会との公演事業。地域児童との共演
・日本在宅医学会浜松大会での上演
・静岡県ボランティア協会と協働しての公演
・日本児童青少年演劇協会との公演制作・上演


企業・団体との協働・共同研究の実績

・日本在宅医学会委託制作事業 作品「記念写真」を制作、公演
・社会福祉法人賛育会東海清風園との協働事業「ゆずり葉の季節」公演
・磐田市アミューズ豊田(SBSプロモーション)と協働し、「ふるさと劇団」での指導を実施

行政との協働(委託事業など)の実績

・文化庁:次代を担う子どもの文化芸術体験事業
・浜松市中区共同事業:浜松市中区児童との共演事業
・文化庁 文化芸術による子供の育成事業(委託事業)
・沖縄県及び沖縄県医師会との協働事業「ゆずり葉の季節」沖縄県3ヵ所公演
・浜松市及び浜松市医師会との協働事業「浜松市在宅医療・介護連携市民講演会」内での「ゆずり葉の季節」公演
・浜松市委託事業 海洋プラスチックごみ問題啓発劇「海のこえがきこえる」の上演
・浜松市東区委託事業 住民参加型公演の実施