特定非営利活動法人ほっとスペース八王子

基礎情報

団体ID

1539993251

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

ほっとスペース八王子

団体名ふりがな

ほっとすぺーすはちおうじ

情報開示レベル

★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

2022年現在「ほっとスペース八王子」では主に以下のプログラムに取り組んでいます。
原則毎週月曜日の全体ミーティングでみんなで話し合い、プログラムを決めて運営します。

定期総会(年一回)
昼食会:火曜日・木曜日(300円)
料理教室(応相談)
登山・高尾山麓散策&温泉(毎月恒例、登山組と散策組がございます)
カフェ巡り(毎月1~2回)
流そう会(毎月1~2回銭湯に行きます)
散歩(毎月1~2回)
スマホ教室(毎月1~2回)
パソコン教室(毎月1~2回)
将棋教室(全体ミーティングで話し合いにより実施)
松沢病院日本精神医学資料館見学会(隔月)
国立ハンセン病資料館見学会(隔月)
医療観察法学習会(全体ミーティングで話し合いにより実施)
映画上映会(全体ミーティングで話し合いにより上映映画を決めて鑑賞します)
音楽鑑賞会(全体ミーティングで話し合いにより実施)
英会話教室(原則毎週火曜日)
各種スポーツ会(水泳・バトミントン):毎週金曜日実施
学習会(全体ミーティングで話し合いにより実施)
書道教室(全体ミーティングで話し合いにより実施)
やんわりトーク(毎月はじめに実施)
お誕生会(毎月)
工賃作業(香華販売:春秋のお彼岸、お盆期間 墓苑清掃:毎月実施 八障連通信発送:毎月実施)
精神病院・労組訪問、作業所交流、集会参加(予定)
などです。

代表者役職

理事長

代表者氏名

有川 満伸

代表者氏名ふりがな

ありかわ みつのぶ

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

192-0053

都道府県

東京都

市区町村

八王子市

市区町村ふりがな

はちおうじし

詳細住所

八幡町13-2ふくしまやビル2階

詳細住所ふりがな

はちまんちょう

お問い合わせ用メールアドレス

cxb01672@nifty.ne.jp

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

042-628-2319

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

10時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

金曜日は外出している場合があります

FAX番号

FAX番号

042-620-2786

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

192-0053

都道府県

東京都

市区町村

八王子市

市区町村ふりがな

はちおうじいし

詳細住所

八幡町13-2ふくしまやビル2階

詳細住所ふりがな

はちまんちょう

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

1995年4月1日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2012年4月1日

活動地域

海外

中心となる活動地域(県)

東京都

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

役員数・職員数合計

12名

所轄官庁

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

福祉

 

障がい者、保健・医療、地域・まちづくり、スポーツの振興、人権・平和、国際交流、就労支援・労働問題、行政への改策提言

設立以来の主な活動実績

1991年、「精神病者」自身の手で、仲間同士支えあう、地域で苦しんでいる仲間に目を向けることを目的にして始まりました。91年、設立最初は、月一回のレクレーションと作業所の広報誌「ニュース」発行が中心の活動でした。しかし、レクレーションを重ねていくにしたがって、「月一回のレクだけではもの足りない」「毎日でも会って、悩みや相談など話が出来る場所があれば良い」という意見が出てきました。こういう経過を辿って、95年5月に東京都社会福祉振興財団からの助成金を受けることが出来、八王子市に作業所をオープンしました。そして今年設立20周年を迎えました。ほっとスペース八王子」では、就労だけでなく、自己実現も目指しています。当事者主体・当事者の意思の尊重を基本理念とし、自立と社会参加を目標にしております。プログラムの発案から実行までメンバーが主体となって行う全体ミーティング、海外の研修旅行を視野に入れた英会話教室、これからの時代には欠かせないスキルであるIT技術を学ぶIT教室、芸術的感性を磨き、社会的視野を広げるための映画会、絵画教室、音楽プログラム、入院中のメンバーを見舞う面会活動、さらに月に一度のレクレーション活動では会員同士の交流を深めます。また授産活動にも力を入れ、工賃は平均自給500円です。これは東京都の作業所においては高いレベルにあります。また、機関誌の発行・ホームページの作成において障害の普及活動をし、無理解による差別や偏見をなくし障害をもつものが住みやすい社会になる活動も行っています。

団体の目的
(定款に記載された目的)

この法人は、精神障碍者または引きこもり者等が地域で生活していく上での足がかり、拠点としての場所を自らの手で築き、運営することを中心に、当事者の日常生活が円滑に行わうことと共に、一般社会に対し障害者とされる者との共生・統合・包括を促進することを目的とします。また、大きく分けて5つの目的があります。
「精神病者」の自立と解放を目指す。
会員相互の支援を行う。
全国とりわけ三多摩・八王子の仲間との交流を行う。
他の患者会との交流を行う。
労働者・市民との交流を行う。
私たちは、一時的につかの間に「ほっと」出来れば良いと考えていません。戦争や差別のない真の意味で「ほっと」出来る環境、条件を作ることも求められています。「精神病者」をめぐるさまざまな攻撃とのたたかいは大きな課題ですが、これを取り組まずして、次世代、次次世代まで続く「精神病者」のくつろげる場作りはないと考えています。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

保健、医療または福祉の増進を図る活動
人権の擁護又は平和の推進を図る活動
職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動
まちづくりの推進を図る活動
前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動
この法人は、上記の目的を達成するため、特定非営利活動法人に係る事業として、次の事業を行う。
自立生活支援事業・・・地域生活を営む上で、生活能力の維持・向上等の支援が必要な人への支援
文化、芸術、スポーツ関連事業・・・精神的安定の維持・向上を図る為の支援
地域及び家族会支援事業・・・引きこもり・不登校等を含めた地域及び家族会との共生事業支援
すべての人がその人らしく暮らしていくことのできる、持続可能な中庸の地域づくり
障害者自立支援法に基づく障害福祉サービス事業
障害者自立支援法に基づく一般相談支援事業
障害者自立支援法に基づく特定相談支援事業
その他目的を達成するために必要な事業

現在特に力を入れていること

特に力を入れているプログラムの一つに面会活動があります。面会活動は、入院中のメンバーを見舞う活動です。この活動には大きな意義があり、続けていきたいプログラムの一つです。彼らが入院する病院は、八王子の山奥にあります。利便性が悪く、公共交通機関での移動は難しいので、車でしか行けません。家族も遠いため足が遠のいてしまします。そんな中で、作業所の仲間達の訪問はとても心強いものとなります。同じ病気を持ち、回復過程にある仲間の訪問は自身の病気回復の足がかりともなります。入院中のメンバーの中には、長期入院を余儀なくされている者もいます。新しく車を購入した際には、そのような仲間達の外出支援にも役立てたいと考えております。

今後の活動の方向性・ビジョン

ほっとスペース八王子は「一人ぼっちをなくそう」というスローガンを掲げております。精神障がい者の中には引きこもっておられる方や孤立されている方が少なくありません。彼らが人や社会とつながる為の居場所として利用してもらえるような役割を、今まで以上に果たしたいと考えております。
最近は引きこもりの「8050問題」などがメディアで取り上げられ、時間的な猶予もない緊急の課題にもなってきました。問題解決には彼らが社会や人と繋がることが重要です。特に同じような経験をした当事者仲間との繋がりは本人の孤独感解消やリカバリーにもとても有効で、私たちの特徴である”当事者運営の事業所”というのは、まさに、そういう役割を果たすのに適しているのではと考えています。
共同作業所として設立されてから27年間、地域の精神障がい者の居場所、講演会の開催、会報の発行、役所への要望活動などで普及啓発、権利擁護のための活動を行ってまいりました。また、今までほっとスペース八王子に通われた多くのメンバーの自立と社会参加も実現してまいりました。ただ他の社会資源とは違う特色で、地域福祉の”すき間”を埋める存在としての役割も果たしてこられたと考えております。地域福祉の“すき間”というのは、今現在、精神障がい者の居場所となる社会資源(通所施設、グループホーム、病院のデイケアなど)が多く作られ、一見、地域福祉が進んだように見えます。確かにこれらが増えることは、地域で暮らす精神障がい者にとっては、行き場所が増えるので望ましいことと言えます。しかし、これらの社会資源に馴染めない方が多くおられることも事実です。これらの施設は、多くが管理的で、当事者の自主性や自立心があまり尊重されません。また管理的な場所では、当事者同士の連絡先の交換を禁じたり、工賃作業ばかりで利用者同士の交流を目的としたプログラムが少ないため、当事者同士のつながりが弱くなり、その結果、退所し再び引きこもりに戻ってしまったり、孤立してしまう方がおられます。既存の社会資源の中に居場所を見出せない方は、制度の“すきま”に埋もれてしまうように思います。今のほっとスペース八王子には、他の事業所などの馴染めなかった方が多くおられます。
これからも当事者主体・当事者の意志尊重を基本理念とし、当事者同士が支えあうピアサポートを重視し、他の社会資源にはない特徴で“すき間”を埋める存在になっていきたいと考えています。

定期刊行物

『ほっとニュース』という会報を年2回発行し、全国の関係機関、関係者、当事者仲間に約2.000部送付しております。内容は、ほっとスペース八王子のプログラムの事や政治、経済、障がい者にまつわる社会問題など多岐にわたり、主に当事者が執筆しており、社会に当事者の声を発信し、障がいへの理解促進や権利擁護のための会報です。

団体の備考

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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

ほっとスペース八王子では、財政的に余裕がないこともあり、助成金、補助金、物品の寄付をいただいたりしております。今までに助成金で自動車、ブラインド、エアコン、空気清浄機、パソコンなどを購入いたしました。また運営費は役所の補助金で賄い、障がい者を雇用しているので、それの助成金もいただいております。
また市民活動支援センターから他の会社などでいらなくなった文房具や机、椅子などの物品の寄付もいただいております。

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

三多摩・八王子地域の精神病院に入院している仲間、作業所などに通っている仲間との交流があります。八王子市には17の精神病院があり、5000人位の仲間が入院しています。さらに、医療費削減のためと称して、東京都内に7,000名、全国で70,000人の入院患者さんが強制的に退院させられる見込みです。受け入れ先もないままに強制的に退院させられても行き場のない仲間たちは戸惑うばかりです。でも、そうした仲間ちとの出会い、自立に向けた生活へのお手伝いに力を注いでいます。社会資源バスツアーという名称でその取組を行っております。具体的には、入院中の患者とその病院の関係者を作業所に呼び、退院後の受け入れ先=作業所のことを知ってもらうことです。この取り組みは月に1度のプログラムである面会活動と合わせて、意義ある取り組みとなっています。

企業・団体との協働・共同研究の実績

 毎日の生活のための取り組みもあります。生活保護、障害年金の取り方、アパート捜し、アパート賃貸保証人問題、薬との格闘、精神医との格闘、さまざまな生活情報、こうした日常の生活や営みと関わる様々な課題を根幹に考えています。そのため、会員に限らずこうした支援ができるような取り組みもいたしております。「ほっとスペース八王子」の活動では、全国の当事者団体と交流をもっています。愛媛の「ごかい」や、京都の「前進友の会」、静岡の「藤枝友の会」などの先輩たちに学び、新松橋亭同人、オープンスペース街などの仲間と手を携えて、活動しています。

 

行政との協働(委託事業など)の実績

八王子市の職員が、ある生活保護受給者に対して不等な扱いや不適切な発言を行ったことがあり、それを受けて職員向けの研修会があり、八王子市からの依頼で、ほっとスペース八王子の利用者の方が、その研修会の講師を勤められました。
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財政

最新決算総額

1,000万円~5,000万円未満

会計年度開始月

4月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2021年度(前々々年度)決算 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 会費
54,000円
 
 
寄付金
50,000円
 
 
民間助成金
670,000円
 
 
公的補助金
18,068,344円
 
 
自主事業収入
22,300円
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
29円
 
 
当期収入合計
18,864,673円
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2021年度(前々々年度)決算 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
当期支出合計
18,864,669円
 
 
内人件費
10,960,710円
 
 
次期繰越金
4円
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2021年度(前々々年度)決算 2022年度(前々年度)決算
内訳 流動資産
2,349,116円
 
固定資産
0円
 
資産の部合計
2,349,116円
 
<負債の部> 2021年度(前々々年度)決算 2022年度(前々年度)決算
内訳 流動負債
501,980円
 
固定負債
0円
 
負債の部合計
501,980円
 
<正味財産の部> 2021年度(前々々年度)決算 2022年度(前々年度)決算
内訳 前期正味財産
439,543円
 
当期正味財産増減額
1,407,593円
 
当期正味財産合計
1,847,136円
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2021年度(前々々年度)決算 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 受取会費
54,000円
 
 
受取寄附金
50,000円
 
 
受取民間助成金
670,000円
 
 
受取公的補助金
18,068,344円
 
 
自主事業収入
22,300円
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
29円
 
 
経常収益計
18,864,673円
 
 
<支出の部> 2021年度(前々々年度)決算 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
18,864,669円
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
4円
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2021年度(前々々年度)決算 2022年度(前々年度)決算
内訳 流動資産合計
2,349,116円
 
固定資産合計
0円
 
資産合計
2,349,116円
 
<負債及び正味財産の部> 2021年度(前々々年度)決算 2022年度(前々年度)決算
内訳 流動負債合計
501,980円
 
固定負債合計
0円
 
負債合計
501,980円
 
正味財産合計
1,847,136円
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

総会・理事会・職員会議・全体ミーティング

会員種別/会費/数

一般会員 20名

加盟団体

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
 
 
非常勤
 
4名
無給 常勤
5名
 
非常勤
 
 
常勤職員数
 
役員数・職員数合計
12名
イベント時などの臨時ボランティア数
3名

行政提出情報

報告者氏名

藤井 雅順

報告者役職

理事、事務局スタッフ

法人番号(法人マイナンバー)

2010105001642

認定有無

認定なし

認定年月日

 

認定満了日

 

認定要件

 

準拠している会計基準

 

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

実施済み

監視・監督情報

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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2023年度(前年度)
 
 
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
 
 
2021年度(前々々年度)
2020年度
 
 
 
 
2019年度
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2024年度(当年度)
 
 
2023年度(前年度)
 
 
2022年度(前々年度)
2021年度(前々々年度)
 
 
2020年度
 
 

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