ＪＡ松本ハイランドでは、長年に亘って組合員、地域住民の健康管理活動を積極的に取り組んできました。その中で高齢者介護施設設置の要望が高まり、平成7年にＪＡ長野県の県域社会福祉法人ＪＡ長野会の第１号施設として、松本市里山辺に「特別養護老人ホームうつくしの里」を開設しました。その後、平成１３年にＪＡ松本ハイランド独自で社会福祉法人松本ハイランドを設立し、平成14年松本市和田に「特別養護老人ホームゆめの里和田」を開所、「デイサービス」、「訪問看護」、「居宅介護支援」も併設して事業を開始しました。平成１６年には松本市新村に地区の公民館を改修して「ゆめの里新村宅幼老所」を開設。平成２０年からは松本市の指定管理者として「養護老人ホーム松本市立松風園」の運営を受託。平成２１年には朝日村に宅老所を併設した「ユニット型地域密着型特別養護老人ホームゆめの里朝日」を開所するとともに、ＪＡ松本ハイランドから「福祉相談センター（訪問介護事業所、居宅介護支援事業所）」を移管。平成２７年には松本市入山辺に地域住民の要望により「地域密着型グループホームゆめの里入山辺」を開設。「ゆめの里福祉相談センター（居宅介護支援事業所）」を和田地区に移転し「ゆめの里和田福祉相談センター」に、「ゆめの里福祉相談センター（訪問介護事業所）」は南松本地区で「ゆめの里ヘルパーステーション」に名称変更し事業開始。平成２８年には松本市から「松本市河西部西地域包括支援センター」の管理運営を受託し現在に至っています。
代表者：ＪＡ役員、昭和50年ＪＡ松本平入組、平成21年ＪＡ長野中央会勤務、平成23年ＪＡ松本ハイランド代表理事専務理事、平成26年社会福祉法人松本ハイランド理事長

　「施設は地域とともに」を基本に、地域の人々の温かい支援に囲まれ、ご利用者が穏やかで落ち着いた暮らしができる施設です。平成１４年の開設当初から喫茶ボランティアをはじめ地域の７団体の方々が定期的にボランティアとして施設に関わっていただき、施設生活に潤いや外からの刺激を与えていただいています。また、第三者委員会「利用者の声を聴く会」も地区の各町会から選出された１０名の方が毎月1回施設内を巡回し、ご利用者・ご家族から親しく話を聞き、必要により施設側へ伝えていただいています。一方、施設でも月１回「居酒屋」を開催、地域にもオープンにして、ご利用者・家族・地域の方々・職員の集う楽しい交流の場となっているほか、施設のまつり「ゆめまつり」も地区の町会長をはじめ地区内の諸組織に実行委員会に入っていただき、多くの地域の方々の参加の下で開催しています。また、地区の地域づくり協議会にも参加するとともに、地域防災協定も締結し、地域資源の1つとして積極的に地域貢献にも取り組んでいます。
　介護サービスは、ご利用者ひとり一人の思いを大切に、特養ゆめの里和田では介護職員４６名（常勤３４名、非常勤１２名（常勤換算７．３人）、うち介護福祉士３２名）、看護職員５名（常勤）で長期短期合わせたご利用者１．８人に対し１人の厚い人員配置で、ご利用者の生活援助に当たっています。　
食事サービスでは、ご利用者の思いや身体状況に応じた多彩な食事の提供を行っています。施設行事や季節行事に合わせた特別食、誕生会メニュ－、選択メニュ－、郷土食メニュ－のほか、手打ちそば会、鍋会、ご利用者参加による味噌汁つくり、おやつ作りなど、「食」を楽しんでいただく様々な取り組みを行っています。また、食べやすさだけでなく、見た目にも配慮した「ソフト食」、「やわらか食」などを取り入れ、個々の嚥下状態に適した食事の提供に努めています。

中信地区施設との職員合同研修会、
系統施設との職員職種別合同研修会、
中学・高校・短大・大学の体験学習・教育実習の受け入れ、
短大・大学への講師派遣、
シルバー人材センター、ＪＡなどのヘルパー研修受け入れ、
ＪＡ新採用職員研修受け入れ、
第三者評価機関による評価実施

無

1名

 

 

 

 

 

社会福祉法人会計基準（新会計基準）

法人パンフレット