特定非営利活動法人自然回復を試みる会・ビオトープ孟子
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団体ID |
1652632363
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法人の種類 |
特定非営利活動法人
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団体名(法人名称) |
自然回復を試みる会・ビオトープ孟子
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団体名ふりがな |
しぜんかいふくをこころみるかい びおとーぷもうこ
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情報開示レベル |
![]() |
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第三者認証マーク |
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団体の概要 |
●里山自然の豊かさ
当法人が保全活動を展開している海南市孟子(もうこ)不動谷は 県下有数の高ポテンシャルの里山環境です。 法人独自の動植物調査において、哺乳類17種、鳥類130種、 昆虫類800種、両生爬虫類20種、植物類500種が確認され ています。 その中には、ムササビ、フクロウ、ハチクマ、サンコウチョウ オオルリ、キビタキ、ベニイトトンボ、アオヤンマ、ネアカヨ シヤンマ、ハネビロエゾトンボ、ウラナミアカシジミ、アカマ ダラコガネ、カスミサンショウウオ、ニホンアカガエル、トノ サマガエル、エビネ、キンラン、ギンラン、ミズオオバコ等の 環境省や和歌山県指定のレッドリスト記載種が多数含まれてい ます。 その生物多様性豊かな里山の保全活動に対し、平成21年(社) 日本ユネスコにより「孟子不動谷生物多様性活性化プロジェク ト」として未来遺産指定されました。 ●歴史・文化の宝庫 孟子不動谷には、弘法大師空海が刻んだとされる不動明王を御 神体とする「孟子不動那賀寺」や、南北朝楠一党の城郭「篠ケ 城」などが点在し、歴史文化の宝庫として知られています。 ●民間活動から立ち上がった法人 ビオトープ孟子は、地元在住の民間人数名の結束によりここま で法人運営を行ってきました。 現在は和歌山県、海南市等と連携し、孟子不動谷の保全のみな らず指定管理者としての都市公園の管理も行っていますが、基 は民間由来の団体であることが、当法人最大のアピールポイン トです。 |
代表者役職 |
理事長
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代表者氏名 |
坂本 雅城
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代表者氏名ふりがな |
さかもと まさき
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代表者兼職 |
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主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
642-0022
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都道府県 |
和歌山県
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市区町村 |
海南市
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市区町村ふりがな |
かいなんし
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詳細住所 |
大野中995-2 海南市わんぱく公園内
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詳細住所ふりがな |
おおのなか かいなんしわんぱくこうえんない
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お問い合わせ用メールアドレス |
info@wanpaku.pya.jp
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電話番号
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電話番号 |
073-484-5810
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
9時00分~17時00分
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連絡可能曜日 |
火 水 木 金 土 日
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備考 |
海南市わんぱく公園
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FAX番号 |
FAX番号 |
073-484-5820
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
9時00分~17時00分
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連絡可能曜日 |
火 水 木 金 土 日
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備考 |
海南市わんぱく公園
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従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
642-0022
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都道府県 |
和歌山県
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市区町村 |
海南市
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市区町村ふりがな |
かいなんし
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詳細住所 |
大野中995-2 海南市わんぱく公園
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詳細住所ふりがな |
おおのなか かいなんしわんぱくこうえん
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URL |
団体ホームページ |
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団体ブログ |
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X(旧Twitter) |
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代表者ホームページ(ブログ) |
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寄付 |
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ボランティア |
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関連ページ |
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閲覧書類 |
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設立年月日 |
1998年2月1日
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法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
2002年8月1日
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活動地域 |
県内
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中心となる活動地域(県) |
和歌山県
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最新決算総額 |
1,000万円~5,000万円未満
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役員数・職員数合計 |
5名
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所轄官庁 |
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所轄官庁局課名 |
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活動分野 |
主たる活動分野 |
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子ども、高齢者、福祉、教育・学習支援、地域・まちづくり、環境・エコロジー、農山漁村・中山間、学術研究(理学)
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設立以来の主な活動実績 |
1998年2月 地元有志数名により、海南市孟子不動院那賀寺前の
放置田を借用し、トンボ池(1ha)を掘削して発足 2002年6月 わかやま環境大賞部門賞受賞 2002年8月 特定非営利法人(NPO)登録完了 2004年4月29日 平成16年度「みどりの日」自然環境功労者 環境大臣表彰「自然ふれあい部門」受賞 2004年6月12日 読売新聞社&環境省主催 「全国里山60選」選出&受賞 2005年11月26日27日 地場産業市出店 2006年1月20日・21日 平成17年度田園自然再生活動コンクール 「子どもといきもの賞」受賞 2008年~2009年 和歌山県紀の国森づくり基金にて孟子里山公園の整備事業 国土緑化推進機構助成にて間伐材を活用したとんぼ池補修 2009年4月1日 (株)丸山組との連携により海南市わんぱく公園の運営開始 2009年12月1日 (社)日本ユネスコ未来遺産登録決定 2014年4月1日 地球環境基金及び経団連基金により、孟子不動谷トンボ相復元計画発足 和歌山大学との協働により「クリエプロジェクト」開始 (株)丸山組との連携により海南市わんぱく公園の運営更新 2015年 地球環境基金助成 平成27年5月~平成27年12月 孟子不動谷で和歌山大学生によるトンボ調査 平成28年1月 和歌山大学でトンボ調査データ集約&PPT作成 平成28年1月~3月 法人借用の放置水田地を、「ふゆみず田んぼ」 的なビオトープとして圃場整備 花王みんなの森助成 平成27年3月~平成27年12月 県立向陽中学校理科部よる両生・爬虫類調査 平成28年1月 調査データ集約及びPPT作成 平成28年3月 孟子不動谷内耕作放棄地にクヌギ苗100本植樹 2016年 第5回生物多様性フォーラム実施 平成28年2月28日 貴志川生涯学習センターかがやきホール 地球環境基金助成決定 花王みんなの森づくり助成決定 経団連自然保護基金助成決定 あいおいニッセイ同和損保和歌山支店助成(継続) 2017年 高野山奥ノ院御廟用黒炭納入開始(3月) 栃木県佐野市「田中正造の日」市長賞受賞(10月) 三井住友海上かか際和歌山支店助成(12月) トヨタ環境財団助成決定(12月) 2018年 フィランソロピーバンク((株)かんぽ生命)より寄付金授与 和歌山県生物多様性戦略認証支援 2019年 日本ユネスコ・ビオトープ孟子現地隣接旧家180坪を購入 (未来遺産生物多様性センター建設予定地) 2021年 日本河川協会主催第23回日本水大賞市民活動賞 |
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団体の目的
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われわれは、活動拠点である海南市孟子不動谷の里山自然を、借用した
放置水田でとんぼ池を管理したり、無農薬水田畑地、「菊炭」にこだわ った炭焼きを継続することにより保全し、次世代の子どもたちの財産と して継承することを目的としています。 そのため、上記した保全活動のみにとどまらず、設立当初より行った 動植物調査の結果に基づいた法人独自の動植物モニタリング調査を継 続し、保全活動が正常に機能しているかどうかの生物の角度から見た 自己診断を独自で行っています。 また、平成21年には、(社)日本ユネスコにより未来遺産登録を 受け、地元農家や高齢者の方々と今以上に結束をかため、孟子不動 谷を発信源として、北野上地区の里山の活性化を目指しています。 |
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団体の活動・業務
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1、海南市孟子不動谷の里山保全活動
(1)無農薬稲作・畑作 (2)菊炭炭焼き (3)動植物モニタリング調査活動 2、環境教育活動 (1)人材登録 和歌山県環境生活総務課の和歌山県環境学習アドバイザに 1理事(有本)が登録。 アドバイザ活動を継続中 (2)現地受入 周辺学校の環境教育の受入 中学生の職業体験の受入 県職員の民間体験の受入 大学生の卒論・修論研究の受入(和歌山大学等) 大学生のインターンシップ活動の受入(和歌山大学等) 3、指定管理 平成21年4月1日より、(株)丸山組と連携した「指定管理者 管理運営コンソーシアム・海南市わんぱく公園」として、海南市 大野中995-2にある海南市営の公園「海南市わんぱく公園」 を、運営中(園長は理事・有本) 平成25年4月から5年間更新決定。 平成30年4月から5年間更新決定。 |
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現在特に力を入れていること |
平成21年、(社)日本ユネスコの主催する「未来遺産活動」の
一つに選定されました。 「孟子不動谷生物多様性活性化プロジェクト」は、鳥類調査及び 水田の生き物調査から指標動物の選定に至るストーリーで2年間 の事業ですが、未来遺産の登録はその後も継続します。 里山自然の維持を行うにあたり、無農薬農業の自立と、孟子を含 む北野上地区の里山のポテンシャルと歴史文化遺産を継承するた めの活動を継続性豊かなものに仕上げるため、企業CSRに向け 募金を募っていくとともに、団体基盤の強化を図りたいと思って います。 和歌山県立向陽中学校、海南市立北野上小学校、和歌山大学シス テム工学部を起点として、県下の子ども達や若者たちの環境学習 の拠点・調査研究の拠点として確固たる地位を築き、「里山自然 を通じての学びの拠点として、官・民・学協働での取り組みを進 めて行きたいと模索中です。 |
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今後の活動の方向性・ビジョン |
●未来遺産登録を期に里山自然からの地域活性化を目指す!
平成21年12月1日、(社)日本ユネスコにより未来遺産 登録が決定しました。 里山の保全を行う拠点で、コウノトリやイヌワシ等、天然記 念物指定等の「シンボル種」なしで、「当たり前のものが当 たり前にいる」環境として評価されたのは大変に意味深いも のだと喜んでいます。 「100年後の未来」というキーワードで里山を見た場合、 無農薬農業の復興はもちろん、「北野上地区」を、未来のこ どもたちのために継承してゆくための「生物多様性」からの 活性化が今後の大いなる課題であり、法人のライフワークと 言えるでしょう。 動植物の多様性豊かな健全な土地で行う農業活動の活性化と そこかたの収穫物の流通経路の確保、そしてエコツアーや環 境教育その他での里山自然資源のより以上の活用を目指して まいります。 |
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定期刊行物 |
(1)会報「まるたん」 会員向け 原則として1回/月郵送
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団体の備考 |
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助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
平成20年
和歌山県紀の国森づくり基金助成「里山資料館リニューアル」 平成21年 和歌山県紀の国森づくり基金助成「孟子里道整備」 国土緑化推進機構助成「間伐材活用によるとんぼ池浚渫及び巣箱架設」 (社)日本ユネスコ未来遺産認証決定 平成22年 国土緑化推進機構助成「間伐材活用によるとんぼ池浚渫及び巣箱架設」 (社)日本ユネスコ未来遺産「孟子不動谷生物多様性活性化PJ」 平成23年 (社)日本ユネスコ未来遺産「孟子不動谷生物多様性活性化PJ」 平成25年 海南市わんぱく公園の指定管理者更新確定(平成25年より5か年) 和歌山大学システム工学部との「クリエプロジェクト」発足 平成30年 海南市わんぱく公園の指定管理者更新決定(平成30年より5か年) 平成31年(令和元年) 当年度より3か年 コスモ石油エコカード基金助成 令和3年 当年度より3か年 地球環境基金「若手プロジェクトリーダー育成」助成 |
他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
平成20年・21年
北野上公民館「子ども里山教室」「里山サークル」実施 平成20年 和歌山大学教育学部生物学教室と協働 和歌山大学周辺におけるオオタカ等猛禽類の生息状況調査実施 平成22年 和歌山大学教育学部生物学教室と協働 和歌山大学周辺におけるオオタカ等猛禽類・一般鳥類調査の 古賀ゼミナール生サポート 平成24年~ 有田川町教育委員会主催「蘭島研究委員会」への委員派遣(理事:有本智) 平成25年~ 和歌山県立自然博物館のアドバイザー就任(理事:有本智) 平成30年~ 和歌山県環境審議会自然環境部会特別委員就任(理事:有本智) 下津蔵出しみかんシステム日本農業遺産推進協議会有識者(理事:有本智) |
企業・団体との協働・共同研究の実績 |
平成20年
(株)花王石鹸の「ハートフルポケット」参加 平成21年~ (社)日本ユネスコ協会連盟より「第1回プロジェクト未来遺産」登録 和歌山県立向陽中学校理科部の未来遺産調査発足 国立大学法人和歌山大学システム工学部による卒論研究活動開始 平成25年~ 国立大学法人和歌山大学システム工学部によるクリエプロジェクト開始 (活動内容:孟子不動谷のトンボ相調査とトンボ識別講座) 平成26年~ チームエナセーブ未来プロジェクト(住友ゴム株式会社&日本ユネスコ 協会連盟)のCSR活動受入(田植え体験&稲刈り体験) |
行政との協働(委託事業など)の実績 |
平成21年4月より5ヵ年
指定管理者として海南市わんぱく公園の運営管理 ((株)丸山組との業務提携) 平成25年4月より5か年 指定管理者として海南市わんぱく公園の運営管理 ((株)丸山組と業務提携) 平成29年1月から3カ年 里地・里山環境保全活動団体として登録 平成30年4月より10か年 指定管理者として海南市わんぱく公園の運営管理 ((株)丸山組と業務提携) |