「島大スポーツクラブ」は、島根大学陸上競技部を母体とする非営利の任意団体です。学生・卒業生・指導者が一体となって運営し、陸上競技の専門性を基盤にしながら、さまざまなスポーツ種目を取り入れたトレーニングや活動を展開しています。
クラブの理念としては、「スポーツを通じて、人とまちを元気にする」ことを掲げ、幼児・児童から大人まで幅広い年代を対象として、走る・跳ぶ・投げるといった基礎運動能力の向上を目指すとともに、スポーツを楽しむ環境、仲間づくり、健康づくりの場を提供しています。
　具体的には、キッズクラス（4歳〜小2）ではマットや跳び箱などを活用し、陸上に限らずスポーツ全般に必要な「動く力（動作基盤）」を育成しています。また、ジュニアクラス（小1～小6）では「速く走る技術」「ハードル」「走幅跳」「ジャベリックボール投げ」など、陸上競技の複数種目を取り入れ、幅広い動き・身体能力を育てる指導を行っています。大学陸上部の監督が運動プログラムを監修し、現役学生・卒業生がスタッフとして子どもたち一人ひとりを丁寧に指導している点が、本クラブの大きな強みです。
　また、活動は競技力の向上だけでなく、地域連携・社会貢献とも密接につながっています。例えば、幼児・児童向けの陸上教室や大会を定期的に開催し、地域の子どもたちに運動機会を提供しています。
　活動場所は島根大学松江キャンパス構内（陸上競技場および第１体育館）を主会場としており、基本的には土曜日に月３回程度の開催を予定しています。保護者の見学も可能な環境を整備し、駐車場・送迎対応や熱中症対策など、安全・快適に活動できるよう配慮しています。
　今後の展望としては、活動成果・地域連携の情報をSNS・学内・地域広報を通じて発信し、クラブ活動の横展開・波及効果を図ることで、地域スポーツ振興およびスポーツを通じた健やかなまちづくりに貢献してまいります。
　以上のように、島大スポーツクラブは、島根大学陸上競技部の知見・人的資源を活用しながら、教育・健康・地域活性化の３軸を統合したスポーツクラブとして、今後も社会的価値を高めていくことを目指して活動してまいります。

代表

しみず ゆたか