設立の経緯
1983年、アメリカの自立生活運動のリーダーが来日し、北九州で日米交流セミナーが開催された。セミナーに参加した障害者がアメリカの自立生活運動に影響を受け、筑後市で前身の障害者団体「くすの木会」を結成、障害者の自立を支援する活動をスタートした。障害者の外出を支援する活動を通して1997年に移送サービス団体、外出サポート倶楽部サルクを結成。翌年の1998年には障害者の自立を支援する「自立生活センターちくご」を設立した。

設立以来の主な活動実績
1998年～　ピア・カウンセリング、自立生活プログラム講座を開催し、障害者の自立生活を支援。
　　　　　　制度外の介助サービスを始める。
2000年　　NPO法人の取得。筑後市バリアフリーガイドブックの作成。
2003年～　支援費制度の移行に伴いホームヘルプ事業を開始。
　　　　　　現在は、居宅介護サービス、移動支援サービス、介護保険の訪問介護サービス、制度外　　　　　　の介助サービスを提供し障害者の自立生活を支援している。
2006年～　福祉有償運送の許可を受け福祉有償運送事業を開始。
2007年～　障害者の働く場、日中活動の場として地域活動支援センター事業を開始。
2010年　　筑後市バリアフリーガイドブックの作成。

障害者が運営の中心となり障害者の自立生活に必要なサービスを提供しています。
●ピア・カウンセリング
ピアとは、同じ背景を持つ仲間という意味です。
同じ障害を持つ仲間同士が対等な立場で話しを聴き合い、自分自身の力を取り戻す精神的なサポートを行います。
●自立生活プログラム
家族や介助者との関係、制度学習、金銭管理、料理づくりなど、自立生活のノウハウをプログラム化し長期講座の開催や個別プログラムを行います。すでに自立生活を送っている障害者の体験や知識から共に学び伝え合います。
●相談・情報提供
日常生活で困ったこと事など各種相談に応じます。また、情報紙「ゴザール通信」の発行及びインターネットによる情報発信を行います。
●車いす体験学習
市内の小学校等にて車いす体験と併せて障害当事者による講話を行います。
●障害者施策に関する提言活動
介護保障、バリアフリー化等に向けた提言活動などを行います。
●在宅福祉サービス
居宅介護サービス、移動支援サービス、介護保険の訪問介護、制度外の介助サービスを提供し障害者の自立生活を支援します。
●社会参加支援
移送サービス（福祉有償運送事業）　福祉車両４台を運行し移動困難な障害者などの外出を支援します。
子育て応援送迎事業　移動手段がない子育て中の親子を車２台で送迎します。
●地域活動支援センター
障害者の働く場、日中活動の場として軽印刷、手工芸品の製作・販売、下請作業、リサイクル販売、外部店舗での委託販売などを行います。
●ちくご地域ユースサポート
不登校・引きこもり当事者及び家族のの支援を行います。（2019年度から）

・当事者支援により一人でも多くの障害者が自分らしい生活が送れる地域社会を目指す。
・移送サービスを充実し安心して外出できる地域社会を目指す。
・制度の狭間で困難を抱える障害者の支援。

実績なし

無

全国自立生活センター協議会（ＪＩＬ）、全国移送サービスネットワーク、筑後市障害者協議会

 

 

8名

6290005009374

 

 

パンフレット