事業成果物名 |
2011年度「旅客船における高齢者及び障害者等乗下船装置の開発」報告書
|
||||||||
団体名 |
|||||||||
事業成果物概要 |
「助成事業の概要」
1.事業名 旅客船における高齢者及び障害者等乗下船装置の開発 2.目的 わが国は6,852(うち本土5、離島6,847)の島が点在し、離島の高齢者は33%(「平成17 年度国勢調査」による65 歳以上)と高く、年々上昇している。また、障害者は357.6 万人(厚生労働省「身体障害児・者実態調査」(平成18 年)による在宅者数)で、同じく年々上昇している。これらの高齢者や離島の障害者等の日常生活における旅客船は、通院、通勤、通学、買い物などの移動に必要不可欠な交通手段である。 本事業は、平成22 年度に高齢者及び障害者等の移動の円滑化を図るため開発したバリアフリータラップのさらなる普及を図るために評価を行い、必要な改善を行うため、利用状況等について利用者へのアンケート調査及び管理者へのヒアリング調査を実施するとともに、その仕様及び図面をホームページで公開する。 3. 内容 旅客船は、潮の干満等の海象条件の影響や水密等の船舶特有の構造により段差等が発生し、高齢者及び障害者等の移動に支障をきたしている。現在、車いす使用者による旅客船への乗降は、人的介助(抱きかかえ等)が多く、独力での乗下船が困難な状況となっている。 一方、スロープ型のタラップも開発され使用されているが、潮位差が激しい港湾での利用は、スロープの勾配が急になってしまうことがあるため使用できない等の問題も発生している。 このため、平成22 年度は、離島に就航する中小型船舶の乗下船時に潮位差等の影響を受けず、安心・安全に乗下船ができるバリアフリータラップを開発した。 そこで、本年度は開発したバリアフリータラップの利便性、安全性等の評価を行い、その結果をとりまとめた。 |
||||||||
助成機関 |
|||||||||
事業成果物種類 |
報告書
|
||||||||
事業成果物 |
|