事業成果物名

2012年度アジア海域の安全確保、環境保全のための海上保安能力の向上事業報告書

団体名

事業成果物概要

1 事業名
アジア海域の安全確保、環境保全のための海上保安能力の向上

2 目的
アジア海域は、エネルギー輸送、水産・鉱物資源の開発等の観点から重要な海域である。この海域の安全確保のためには、アジア周辺各国の海上保安機関の能力向上が不可欠であるが、とりわけ人材育成と協力体制の構築においては、各国の取り組みにかかわらず進んでいないのが現状である。
これまでアジアにおける海上保安体制の構築・連携を推進するために海上保安機関の長官級会合及び若手職員の招へい事業等を通じ、海上保安業務にかかわる支援が続けられてきた。本事業では、このノウハウを活かしながらアジア地域の主導的な役割を担っている日本を拠点として、アジア海域の安全確保、環境保全を目的とした海上保安能力の向上を図ることとする。

事業の概要
(1) 日本財団講座の運営(平成23年4月に設置した講座の円滑な運営)
平成23年4月に設置した日本財団講座(アジア海上保安初級幹部研修)に研修生9名を受入れ、平成24年4月から平成25年3月まで、第二回アジア海上保安初級幹部研修を実施した。
(2) 運営センターの運用
日本財団講座の運営を支援するため平成22年9月に設置したアジア海上保安能力向上プログラム運営センターを引き続き運用し、日本財団講座を支援した。
(3) 研修生の選考
平成25年度プログラムへの参加希望者がある4ヶ国(インドネシア、マレーシア、フィリピン、及びベトナム)を訪問し、研修生候補者へのインタビュー等を行った。
(4) 教育プログラムの評価
研修前期終了時及び研修終了時に、研修生及び大学校、講座運営関係者等による研修に対する評価を実施した。
具体的には、各関係者にアンケート調査を行ったうえ、関係者による意見交換会を開催し、評価結果としてとりまとめた。
(5) 同窓会の設立
研修生がプログラム修了後も継続的・効果的に連携することができるように平成23年度に設立した同窓会を運営した。
(6) 本講座の対外アピール、理解拡大のための取組の展開
本研修の概要、実施状況について、広く国内外にアピールするため、パンフレット、ホームページをそれぞれ日本語、英語で作成した。

助成機関

事業成果物種類

報告書

事業成果物

事業成果物名

平成24年度アジア海域の安全確保、環境保全のための海上保安能力の向上事業報告書

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形式:PDF 容量:5MB
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事業成果物名

アジア海域の安全確保、環境保全のための海上保安能力の向上プログラム実施状況

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アジア海域の安全確保、環境保全のための海上保安能力の向上

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