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2023年度 NOR-SHIPPING 2023国際海事展参加事業報告書
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事業成果物概要 |
NOR-SHIPPING 2023国際海事展参加事業の実施経過について
令和5年7月20日 日本船舶輸出組合 本組合は、去る6月6日(火)から6月9日(金)までノルウェーのNOVA Spektrumにおいて開催されたNOR-SHIPPING 2023国際海事展(主催:NOVA Spektrum)に、(一社)日本造船工業会の協力のもと、(公財)日本財団の支援を得て参加した。 今回で29回目を迎えた同海事展には、42ヶ国から892社の参加があり、入場者数は30,010名(いずれも展示会事務局発表)となった。 今回の展示に当たっては、(一社)日本舶用工業会及び(一財)日本海事協会と共同でナショナル・スタンドを形成する統一展示方式を採用した。同展示方式の下で、各社がそれぞれのブースで積極的なPR活動を展開し、会場に参集した欧州船主などに対し組合員各社が開発した新船型やカーボンニュートラル達成に向けた新燃料船等のゼロエミッション船の開発など、新世代船舶技術を中心に日本造船業の技術の優秀性をアピールした。 なお、本展示会においてもPosidonia 2022同様、「輸組独自のプラットフォーム」を活用し、オンライン上に実物展示と連動したバーチャル展示場を構築した。 また、6月7日(水)13:30より展示会場に隣接するThon Hotel Arena内のMeeting room“Oslo 1 & 2”において、“JAPAN Seminar–Challenges by Japan-”と題したセミナーを開催し盛況裏に終了した。 さらに、同日19:00よりノルウェーをはじめとする欧州主要船主、海事関係者、報道関係者等との緊密な交流を深めるために、川村裕在ノルウェー日本国大使ご夫妻及び宮永俊一本組合理事長の共催によるパーティを開催し、盛会であった。 記 1.展示会への出展会社 ・42ヶ国(地域)から892社が出展した。 なお、そのうち日本、ノルウェー、フィンランド、デンマーク、英国、米国、オランダ、ドイツ、スペイン、トルコ、シンガポール、イタリア、韓国の13ヶ国がナショナル・スタンドを形成した。 2.入場者数 ・30,010名が入場した。(展示会事務局発表) 3.開場式等 ・6月6日10:00より、日本スタンドにおいて各社首脳等参集のもと、川村裕在ノルウェー日本国大使、宮永俊一本組合理事長、木下茂樹日本舶用工業会会長並びに坂下広朗日本海事協会会長のテープカットにより日本スタンドの開場式が行われた。 4.本組合の展示 ・メインエントランスから最も近い位置(Hall B)に220㎡を確保し、隣接する(一社)日本舶用工業会、及び(一財)日本海事協会と共に日本スタンドを形成した。 ・組合員企業10社が出展した。 ・各社ブースにおいては、船舶模型や自社技術紹介パネル等を展示するとともに、カラーコルトンを活用するなどにより、自社の製品、技術、CIを PRした。また、そのため出展各社から派遣されたアテンダントが終日来場者に対し説明、紹介等を行った。 ・また、展示効果を一層高めるため、(公財)日本財団の支援により編集作成した参加各社のPRビデオをスタンド内部受付に設置した大型4面マルチ液晶モニターにより放映した 5.セミナー ・6月7日(水)13:30より展示会場に隣接するThon Hotel Arena内のMeeting room “Oslo 1 & 2”にて、“JAPAN Seminar–Challenges by Japan-”と題し、関係団体の協力の下に、セミナーを開催した。 ・セミナーは、宮永本組合理事長による開会挨拶に続き、第一部として日本シップヤード、川崎重工業、三菱造船及びノルウェー側からTrade and Technology Office, Norwegian Embassy in Japan並びにGCE Maritime CleanTechによるプレゼンテーションが行われ、各スピーカーが”Our Approach to Net Zero Society” (NSY)、"Challenge to Carbon Neutral"-Kawasaki Liquefied Hydrogen Carrier” (川崎重工業)、”Initiatives for Decarbonization by CO2 value chain & LCO2 carriers” (三菱造船)、”Overview of Norwegian Maritime Market & Japan-Norway Maritime Partnerships” (Trade and Technology Office)、”Pioneering zero-emission solutions for shipping” (GCE Maritime CleanTech)とそれぞれのテーマについてプレゼンテーションを行った。 ・第二部では、東京計器、ダイハツディーゼル、HyEng及び日本海事協会によるプレゼンテーションが行われ、各スピーカーが“Safe Navigation Solution”(東京計器)、“Development of GHG reduction technology”(ダイハツ)、“New challenge to development of marine hydrogen fueled engines”(HyEng)、“Challenges of ClassNK toward MASS social implementation”(Class NK)とそれぞれのテーマについてプレゼンテーションを行い、日本舶用工業会木下会長の閉会の挨拶で締め括り、盛況裏に終了した。 ・なお、セミナーの模様は「輸組独自のデジタルプラットフォーム」を通して、YouTubeによりライブ配信を行った。 ・本セミナーには、100名超の出席者を得た。 6.パーティ ・6月7日19:00から、Radisson Blu Scandinavia Hotelにおいて、川村大使ご夫妻及び宮永理事長共催のもとでパーティを開催した。 ・同パーティには、ノルウェーをはじめとする欧州各国の有力船主、ブローカー、金融、報道、ノルウェー政府関係者、在ノルウェー各国大使館関係者等が夫人同伴で来場し、川村大使ご夫妻、宮永理事長、中村副理事長、北村理事(三菱造船㈱社長)がこれを迎え、さらに川村大使による歓迎スピーチを行った。 ・来場者は主客併せ516名に及び、わが国造船業関係者が欧米海運界関係者等と緊密な交流を図るとの所期の目的を達成することができた。 以 上 |
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