事業成果物名

2023年度離島の魚食文化を広めるプロジェクト(海と日本2023)事業報告書

団体名

事業成果物概要

四方を海に囲まれた日本の島々では、古来から豊かな海の幸を活かした漁が行われ、島々のなりわいや生活文化がつむがれてきました。一方で、日本の総漁獲高は、ピーク時の1984年に約1,282万トンを数えて以降、2022年には約386万トン(※1)と三分の一以下にまで減少。SDGs(持続可能な開発目標)で掲げられる17のゴールのなかでも、14番「海の豊かさを守ろう」は日本における取り組みの強化が必要な目標として指摘されています。

リトケイでは、多くの島で主要な産業として人々の暮らしを支えてきた漁業・水産業にスポットを当て、2021年より有人離島専門メディア『ritokei』の記事や、島の魚を味わうイベントなどを通じて島の魚食の魅力を発信する「離島の魚食を広めるプロジェクト」に取り組んできました。2年間にわたる活動の中では、島々の魚食文化の豊かさや、漁師さんたちの愛する島の海と仕事へ向ける想いに触れる一方、「海が変わってきた。これまでのように魚が捕れない」「若い後継者がいない」など、間近に迫る危機や不安も目の当たりにすることとなりました。多様な文化や自然、暮らし、経済があり、それぞれが島国の国境を守る大切な拠点でもある島々で、SDGsに掲げられる「住み続けられるまちづくりを」を実現するためには、地域の産業を守り、継承していく取り組みが欠かせません。

 そこで、2023年度はこれまでの活動を発展させ、豊かな海と日本の魚食文化を未来につなぐために、より持続可能な取り組みとして、島の魚を利用した商品開発に取り組み、流通までを目指す取り組みを実施いたしました。おいしく食べることで海の環境改善につながり、島の産業振興にも貢献できる商品として、次年度以降も継続的に市場に流通できる商品づくりを通じて島の水産業に貢献できることを目指したいと考えています。

事業概要
1.島の魚を使った商品開発と普及
時期:2023年5月〜2024年2月
場所:東京都(4ヵ所)、神奈川県(1ヵ所)
参加者:929名(離島への関心層、都市部飲食店・流通業者等)
内容:メニュー開発、テスト販売
2.有人離島専門ウェブサイトを通じた発信
時期:2023年10月〜2024年3月
内容:取材記事 計20回更新
3.有人離島専門フリーペーパーを通じた発信
時期:2023年8月、11月(計2回)
内容:フリーペーパーの発行

助成機関

事業成果物種類

報告書

事業成果物

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R5_魚食PJ事業報告書

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R5_魚食PJ_成果物_紙面掲載

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R5_魚食PJ_成果物_パッケージ_chinu_i

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R5_魚食PJ_成果物_パッケージ_tenguhagi

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R5_魚食PJ_成果物_パッケージ_aigo_i

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事業成果物名

離島の魚食文化を広めるプロジェクト(海と日本2023)

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事業成果物名

【リトケイ海の商品開発】対馬の海を見た経験が「なんとかしたい」に繋がった。魚との心踊る出会いを生む、魚屋sakana baccaの売り場づくり

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事業成果物名

【リトケイ海の商品開発】海と消費者をつなぐ立場でありたい。3島3種の魚のおいしさを引き出す、後藤祐輔シェフ

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事業成果物名

【リトケイ海の商品開発】対馬島産アイゴのスープをお披露目。25,000名来場「海のごちそうフェスティバル」レポ

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事業成果物名

【リトケイ海の商品開発】「おいしく食べて海もよろこぶお魚スープ」を生んだ3年間のプロジェクト

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