＜代表者略歴と設立の経緯＞
1969年東京都生まれ。東京大学法学部卒。東京大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得退学。1995年よりホーム レス支援活動に関わり、反貧困ネットワーク事務局長、NPO法人自立生活サポートセンター・もやい事務局長、年越し派遣村村長などを歴任。
内閣府参与（2009年～2012年）、法政大学現代福祉学部教授（2014~2019年）も歴任し、内閣府参与在任中には、「生活困窮者自立支援法」の大本となる「パーソナルサポート・サービスモデル事業」を企画・実施する他、内閣官房社会的包摂推進室長、内閣官房震災ボランティア連携室長を務めた。2016年より「広がれ、こども食堂の輪！全国ツアー」実行委員を務め、2018年9月までに40都道府県44か所で当該イベントを開催。うち約25か所で基調講演等を行う。こども食堂が「子どもの貧困対策」と「地域交流拠点」の二本立てで展開されていることの認識を地域・社会に普及させ、この全国ツアーを機に全国各地に各県単位のこども食堂ネットワークを設立する。2018年には「こども食堂安心・安全向上委員会」を発足させ、こども食堂の保健衛生環境の改善を目指したクラウドファンディングを実施し、総額1,700万円を集める。2018年8月、「こども食堂ネットワーク」顧問就任ののち、「にぎわいを創りたい。そこからこぼれる子をなくしたい」という思いで、NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえを設立した。
また、こども食堂への社会一般の理解を広げるため、2016年より「Yahoo!ニュース個人」にて「1ミリでも進める子どもの貧困対策」を連載。これまでに52本を投稿し、約2500万PVを得る。2016年「Yahoo!ニュース個人」オーサーアワード受賞。著書に、『「なんとかする」子どもの貧困』（角川新書）、『反貧困』（岩波新書）、『ヒーローを待っていても世界は変わらない』（朝日文庫）他多数。こども食堂に関する新聞・雑誌・ラジオ・テレビのインタビュー等多数。


＜活動実績＞
企業・団体・個人向けのオープンセミナーを開催し、こども食堂支援に関心ある企業等に対して、こども食堂の現状を伝え、支援を実現化する機会を提供している。
企業・団体の協働事業として、2019年度に寄付仲介の実施が決定している。
その他2018年度に、全国のこども食堂地域ネットワーク交流会イベントを開催し、４１都道府県から１００名を超える参加者が集まり、情報交換や先端事例を学ぶ場を提供している。

（１）地域ネットワーク支援事業
・こども食堂運営者に対する運営基盤強化支援事業
・こども食堂の中間支援団体に対するネットワーク構築、および運営基盤強化支援事業
・こども食堂運営者に対する研修事業

（２）企業・団体との協働事業
・こども食堂支援者に対するコンサルティング及び企画運営支援事業
・こども食堂支援者に対する研修事業

（３）調査・研究事業
・こども食堂に関する調査研究事業

（４）その他
・こども食堂に関する普及啓発事業

実績なし

有