障がい者、福祉

この社会福祉法人は、多様な福祉サービスがその利用者の意向を尊重して総合的に提供されるよう創意工夫することにより、利用者が、個人の尊厳を保持しつつ、自立した生活を地域社会において営むことができるよう支援する。

さくらんぼの会では、「障害者の笑顔と夢ある未来を創ります！」という理念を実現するため、様々な事業をおこなっています。特にここ数年は、地域で暮らす高齢者世帯（独居含む）の「食」を守ることと、施設で働いている障害を持つ仲間たちの「所得保障」や「労働保障」を実現するために、「お弁当事業」の確立に努めてまいりました。現在では、昼食と夕食をあわせて毎日１００食以上のお弁当をつくり、地域で生活されている高齢者の方々への配食サービスも行っています。また、地域で行われるイベントや様々な会議などで食べていただけるオードブルの販売も行っており、地域の方々はもとより、各種団体の方々から注文を頂けるようになりました。
当法人のある地域は、高齢化率が高く独居高齢者も多数暮らす地域ですが、地元商店街は年々閉店する店舗が増え、ますます地域での暮らしに支障が出てくることが危惧されています。当法人が進めているお弁当事業が、地域で生きる高齢者の命綱であるとの理解を深めるとともに、地域に根ざした事業の更なる発展を考え、２０１０年５月１日よりおそうざいの販売等を行う事業所「おそうざいのさくらんぼ」の運営を始めました。おそうざいのさくらんぼでは、郷土の味である八丁味噌を使ったおでんや串かつなど、地域の味を守りながら地域の方々に愛される店作りを進めています。今後も、お弁当事業をさらに拡張させ、地域で暮らす人々の安心な暮らしを支援していくことに力を入れて行きたいと考えています。

4月

認定なし

 

 

未実施