特定非営利活動法人いきいき和歌山がんサポート

基礎情報

団体ID

1285039697

法人の種類

特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

いきいき和歌山がんサポート

団体名ふりがな

いきいきわかやまがんさぽーと

情報開示レベル

★ ★ ★ ★

第三者認証マーク

わかやまNPOセンター

認証日:2012年7月18日

団体の概要

がん患者と医療者だけでなく、議員、行政、企業、教育の方々とともにがん患者・家族が元気に過ごせる和歌山を作っていこうと活動を始めた。がん患者・家族をサポートするために、患者同士が話せる患者サロンを開催し、がん拠点病院内の患者サロン開催の支援も行っている。抗がん剤治療中に使うケア帽子のプレゼントや、がんの勉強をするための講演会、問題を話し合うためのタウンミーティングも行っている。現在、会員の方々からの寄付、企業の寄付などで会の運営を行っている。

代表者役職

理事長

代表者氏名

谷野 裕一

代表者氏名ふりがな

たにの ひろかず

代表者兼職

神戸大学附属病院 乳腺内分泌外科 特命教授

主たる事業所の所在地

郵便番号

649-6334

都道府県

和歌山県

市区町村

和歌山市

市区町村ふりがな

わかやまし

詳細住所

北97番地12

詳細住所ふりがな

きた

お問い合わせ用メールアドレス

ikiiki-wcs@ikiiki-wakayama.com

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

073-462-8380

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

9時00分~17時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

スタッフ不在時は留守番電話で対応

FAX番号

FAX番号

073-462-8380

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

連絡可能曜日

月 火 水 木 金 土 日

備考

24時間受信可能

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2010年1月8日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2010年8月9日

活動地域

県内

中心となる活動地域(県)

和歌山県

最新決算総額

100万円~500万円未満

役員数・職員数合計

19名

所轄官庁

和歌山県

所轄官庁局課名

県民局県民生活課NPO・県民活動推進室
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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

福祉、保健・医療

設立以来の主な活動実績

これまで乳がん患者会などを通して患者サポートを行ってきたが、2009年1月より那賀病院で、全てのがん患者・家族に対する「患者サロン」をスタートきた。サロンでは、がん種を越えた患者同士が、医療者に頼らずお互いに助け合っている。このことから、がん診療環境向上にユーザーである患者・家族が自ら行うピアサポートが有効であることに気づかされた。2010年4月に我々が開催した講演会では、多数の都道府県でのがん診療環境向上を目標に、患者・家族、医療者、行政が協働するNPO活動の話しを聞いた。和歌山県においてもこれらの手法を導入し、がん診療環境の向上と患者・家族の生活の質の向上を目指すことが 可能と考え、NPO法人の設立を発起し、申請するに至った。

団体の目的
(定款に記載された目的)

この法人は、和歌山県のがん患者とその家族のみならず、広く県民に対して、がんの診療や精神的サポートなどに関する事業を行い、和歌山県のがん診療の向上やがん患者とその家族のサポート、及び県民のがんに対する意識の向上に寄与することを目的とする。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

和歌山県のがん診療の向上とがん患者・家族のサポートを行い診療環境を向上させることが目的であり、以下のことを実現するために活動を行う。
1.患者サロンを県内拠点病院全てに配置する。
2.胃がん、大腸がん、前立腺がん、その他のがん患者会を創設する。
3.がん啓発の講演会と現在のがんの問題と対策を考えるパネルディスカッションの会を開催する。
4.和歌山の7医療圏(和歌山、那賀、橋本、有田、御坊、田辺、新宮)に在宅連携会議を設置する。
5.和歌山県内に腫瘍内科医、放射線治療医を育成するための診療科を創設する。

現在特に力を入れていること

1.がんサポート講演会やタウンミーティングを開催(患者力のアップ)
2.がん患者・再発、転移患者の心のケア(あい愛サロン(がん患者サロン)を毎月開催)
3.家族の心のケア(あい愛サロンを毎月開催)
4.がん診療連携病院への「タオル帽子」の寄付
5.がん患者支援ネットワーク作り
6.がん患者サポートを継続的に行うためのがん患者サポートセンター設立準備
7.がんピアサポーター養成研修の実施

今後の活動の方向性・ビジョン

がん患者サロンが県内病院に定着しつつあり、さらに県立図書館など院外へも広がってきているなど、活動の成果が確実に出ています。また、これらの活動と並行してピアサポーター養成研修を3年連続で開催しており、その卒業生は50名を超えました。これらピアサポーターの力をあわせ、がん患者サロンの質向上と、さらなる継続的な患者支援、患者が運営する相談窓口「がん患者サポートセンター」の設立に向けて、しっかりと歩みを進めていきたいと考えています。

定期刊行物

メールマガジン「いきいきメール」を毎月1回配信している。

団体の備考

高齢化にともない、この20年の間に日本の医療の状況は激変した。国民の約半数ががんに罹患し、3分の1ががんで死亡する時代になった。がん患者が2倍に増加する。再発抑制のための術後薬物治療の頻度が増す。再発後生存期間が3から5倍に延長する。そしてがん診療ニーズは10倍以上に増加した。治療が濃厚となり、治療期間が延長するなか、患者とその家族は、経済的問題や、精神的問題を抱えることが多くなり、これまで以上に助けを求めている。しかし、医療現場は急激なニーズの増加に追いつけない。
 一方、がん対策推進基本法には、今後は、「がん患者を含めた国民が、がんを知り、がんと向き合い、がんに負けることのない社会」の実現を目指すこととすると謳われている。がんに負けることのない社会の実現には、がん患者・家族と医療者のみならず、半数ががんに罹患する一般市民の協力なしには、実現は不可能である。
 和歌山県はがん死亡率国内第3位である。我々は、和歌山県で市民運動を開始することでがんに負けることのない社会の実現を目指す。また、この活動を他府県に広げ、国全体でよりよい社会を作ることが重要と考える。
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

2011年 正力厚生会「がん患者団体助成」
2012年 日本対がん協会「がん総合相談に携わる者に対する研修プログラム策定事業」
2013年 わかやま地元力応援基金「地元力アワード」

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

2010年よりNPO 法人紀北福祉情報ネット・公立那賀病院がんセンターとの3者協同でつくる団体「那賀がん在宅ケアネットワーク」で月に1回、医療福祉関係者の勉強会を開催し、また2011年には「那賀地区がん在宅療養パンフレット~がんになっても家ですごすために~」を製作した。

企業・団体との協働・共同研究の実績

・2010年よりNPO 法人紀北福祉情報ネット・公立那賀病院がんセンターとの3者協同でつくる団体「那賀がん在宅ケアネットワーク」で月に1回、医療福祉関係者の勉強会を開催し、また2011年には『那賀地区がん在宅療養パンフレット~がんになっても家ですごすために~』を製作した。
・2013~2014年に那賀圏域医療と介護の連携推進協議会と協力し『メッセージノート~人生のゴールまで自分らしく生きるために~』を製作した。

行政との協働(委託事業など)の実績

・2013年11月に『第2回和歌山県がん患者ピアサポーター養成研修(初級編)』を和歌山県福祉保健部健康局と共催した。
・2014年2月に『第3回和歌山県がん患者ピアサポーター養成研修(初級編)』を和歌山県福祉保健部健康局と共催した。
・2014年9月に『第4回和歌山県がん患者ピアサポーター養成研修(サロン編)』を和歌山県福祉保健部健康局と共催した。