設立の経緯
　地域に在住する障がいを持つ人たちの働く場を提供し、働くことによって日々生きがいを感じて暮らせるようにという、親たちや地域の方々の願いからその地に設立された。設立にあたり近隣の住民の方々からの多くの協力を得、自治会館内で開設することとなり、設立当初から地域に根差した運営をしている。

平成2年5月30日（共同作業所成望館設立）
平成14年9月1日（小規模通所授産施設成望館認可）
平成20年4月1日（就労継続支援Ｂ型　成望館認可）
平成28年3月1日（特定相談支援事業所　成望開所）

代表者経歴
理事長　竹内祀一
地方公務員として、同和行政、住宅行政、地方税務行政その他諸々福祉行政に永きにわたり携わった。退職後は地域の老人クラブ等のボランティア活動をしてきた。当法人の役員としては、平成14年9月から監事、平成16年3月より現職の理事長として現在に至っている。

相談支援事業：
本人、家族の意向と人格を尊重して、希望に添った福祉サービスが総合的かつ効率的に提供ができるように計画調整している。家庭訪問を通じて、生活環境の整理整頓、環境改善のため転居に至ったケースもある。平成28年3月の開設ではあるが、就労支援だけでは行き届かなかった利用者、家族の生活に密接したニーズをとらえて活動をしている。

就労継続支援B型事業：
成望館開所時よりの主たる事業であり、軽作業を利用者とともに行っている。利用者の希望を取り入れ、特性や、適正に配慮した作業を提供し、作業により得られた収益は毎月２５日の給料日と年３回のボーナスで還元している。成望館は利用者の同意を得て作成した「個別支援計画」に基づいてサービスを提供している。

｛作業支援｝
企業からの下請け作業として、菓子箱折り・シールはり・封入作業・健康器具の部品の組み立て・農産物の仕入販売・リサイクル品の販売。
自主作業として、成望館オリジナル商品（マーブル染、押し花、樹脂粘土、和紙加工、縫製、樹脂粘土、ビーズ）の製作、販売を主にしている。

｛生活支援｝
相談支援・個人面談。
給食の提供。
ヘルスケア（毎月の身体計測、血圧、検温、健康指導、歯磨き指導等）。
行事活動（花見・絵画教室・親睦旅行・成望館上鳥羽ミニふれあいまつり・忘年会＆クリスマス会・新年会（成人式）・カラオケ＆ボウリング・外出行事・誕生会（毎月）・美術教室）。
生活訓練プログラム（週に1時間程度、希望者にレクリエーション、リラクゼーションの時間を設けている）

｛利用者等の地域活動｝
自主的な清掃ボランティア活動（月に2回、町内、近隣の清掃）
成望楽市（バザー）の開催（月1回、成望館ガレージにて、野菜、リサイクル品の販売）
成望館主催の「ふれあいまつり」（21回を重ねたイベント。模擬店、バザー、ステージなど近隣住民、保育園、児童館などを招待して行っている。）
各地域イベントへの参加（地域のお祭りへの参加、ボランティア活動）

多機能型事業所として、就労継続支援事業だけでなく利用者の生活全体を支援する事業に取り組んでいきたいと考えている。

実績なし

無

 

 

 

 

 

 

成望館自主製品パンフレット２（裏）
成望館自主製品パンフレット１（表）
成望館施設要覧２（裏）
成望館施設要覧１（表）