２００４年、西条市内の二つの家族会が運営していた作業所が、協力して法人を立ち上げようと活動を始めました。当初は、社会福祉法人の法人格取得を目指していましたが、諸事情により難しいと判断され、NPO法人格の取得に至りました。
２００６年１０月より、NPO法人石鎚の擁する事業所として、さくらんぼハウスとくろ～ば～という二つの地域活動支援センターが発足し、前者は内職のほか手芸品の販売、喫茶活動の実施、後者は内職のほか和紙製品づくり、柿渋製品づくりを中心に、デイケアや日帰り旅行など、様々な行事を取り入れつつ、活動してきました。
また、2010年6月より、グループホームさくらの家を設立しました。社会的入院を余儀なくされている方が、一人でも多く地域生活に復帰できるよう、グループホームに関しても、将来的には増設を考えております。
更に障害者自立支援法への移行に伴い、二つの地域活動支援センターのうちの一つであるくろ～ば～を、２０１１年４月より就労継続支援B型に変更しました。このことにより、就労に向けてより前向きな事業活動をしていきたいと思っています。
尚、現理事長は、平成２年～平成１５年まで、十全第二病院にPSWとして勤務したのち、現職（道前病院PSW）で働きながら当法人の理事長も兼務しています。

当法人の活動内容は、以下のとおりです。
地域活動支援センター　さくらんぼハウス　　
　常勤職員１名　非常勤職員２名　　
　平均利用者数　１５人/１日
　開所時間　９：００～１７：００
　作業内容　喫茶活動（コーヒー、ソフトドリンク、軽食）
　　　　　　施設内に喫茶コーナーを設け、原則毎日営業している。
　　　　　　（営業時間　１０：００から１６：００　月～金）
月に一回、福祉センターのホール内で、イベントを行っている。
　　　　　　お菓子作り（バザーやイベントで、喫茶コーナーで販売）
　その他　　デイケア（料理教室・保健師による健康相談・スポーツ等）
　　　　　　日帰り研修旅行等

就労継続支援B型　くろ～ば～
　常勤職員３名（うち、サービス管理責任者１名）　非常勤職員２名
　平均利用者数　１１人/１日
　開所時間　８：３０～１７：３０
　作業時間　９：３０～１５：００
　作業内容　酒パックのリサイクルによる、手すき和紙製品づくり　　
　　　　　　（名刺・はがき・祝儀袋・ぽち袋・レターセット等）
　　　　　　柿渋一閑貼り製品作り
　　　　　　業務委託事業（色紙仕上げ加工）
　　　　　　各種イベント時でのバザー販売等
　その他　　B型への移行により、今年度から、デイケアは廃止。
　　　　　保健師による健康相談は作業と並行して実施する。
　　　　　　新事業になって初年度ということもあり、研修他に関しては、適宜実施していく予定。
グループホーム　さくらの家
　常勤職員２名（管理者・サービス管理責任者　世話人兼務）
　利用定員４名

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