特定非営利活動法人ウヨロ環境トラスト
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団体ID |
1448933158
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法人の種類 |
特定非営利活動法人
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団体名(法人名称) |
ウヨロ環境トラスト
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団体名ふりがな |
うよろかんきょうとらすと
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情報開示レベル |
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第三者認証マーク |
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団体の概要 |
当会はウヨロ川流域の自然環境保全に長年取り組んでおり、白老町の里山や河川などをフィールドに、環境ボランティア活動や環境教育活動を精力的に実践しており、身近な自然を保全しながら活用する先進的な取り組みとして注目されている。
これまで、森林や川をネットワークする自然歩道フットパスの整備、荒廃した森林の保全などについて、市民を対象とする環境ボランティア活動として継続してきた。また、町役場・道庁・都市部のNPO・企業などとの連携体制も構築してきており、幅広い取組みに対して高い評価を得ている。2007年から2008年にかけては、北海道大学農学部との共同研究にも取り組み、森林管理の手法についてさらに磨きをかけた。 特に、近年は管理を放棄された放置人工林の再生や森林ボランティアの育成を重点的に進めており、地域社会を基礎とした森林保全活動として注目されている。 また、2009年から重点的に取り組んでいる野生サケ保全活動は、これまでの環境学習活動の発展的事業であり、サケが自然産卵する河川としては道央圏の中でも屈指の河川であるウヨロ川において、自然産卵するサケ及び河川周辺の自然環境調査を日本財団の助成を受けて実施した。 この調査結果を活用したパンフレットの作成により、2010年秋には旅行会社数社のエコツアー・プログラムとしてサケの溯上観察が採用され、ウヨロ川への来訪者が増加し、野生サケの重要性を広く紹介することができた。 今後も、エコツアーによる自然と調和した観光が期待でき、これは野生サケの保全と地域の活性化が調和した市民活動として、新たな可能性を切り開く先導的な事業として、白老町のみならず北海道内において高く評価されている。 |
代表者役職 |
理事長
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代表者氏名 |
園田 徳義
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代表者氏名ふりがな |
そのだ のりよし
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代表者兼職 |
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主たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
059-0922
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都道府県 |
北海道
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市区町村 |
白老町
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市区町村ふりがな |
しらおいちょう
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詳細住所 |
字萩野265-127
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詳細住所ふりがな |
あざはぎの
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お問い合わせ用メールアドレス |
trust@shiraoi.org
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電話番号
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電話番号 |
0144-83-2888
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連絡先区分 |
自宅・携帯電話
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連絡可能時間 |
9時00分~20時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金 土 日
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備考 |
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FAX番号 |
FAX番号 |
0144-85-2833
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連絡先区分 |
事務所・勤務先
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連絡可能時間 |
9時00分~20時00分
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連絡可能曜日 |
月 火 水 木 金 土 日
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備考 |
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従たる事業所の所在地 |
郵便番号 |
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都道府県 |
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市区町村 |
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市区町村ふりがな |
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詳細住所 |
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詳細住所ふりがな |
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URL |
団体ホームページ |
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団体ブログ |
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X(旧Twitter) |
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代表者ホームページ(ブログ) |
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寄付 |
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ボランティア |
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関連ページ |
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閲覧書類 |
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設立年月日 |
2001年11月30日
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法人格取得年月日(法人設立登記年月日) |
2004年10月25日
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活動地域 |
市区町村内
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中心となる活動地域(県) |
北海道
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最新決算総額 |
500万円~1,000万円未満
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役員数・職員数合計 |
10名
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所轄官庁 |
北海道
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所轄官庁局課名 |
北海道胆振総合振興局保健環境部環境生活課
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活動分野 |
主たる活動分野 |
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青少年、地域・まちづくり、環境・エコロジー、農山漁村・中山間
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設立以来の主な活動実績 |
○沿革概要
2001.10 設立会員の数名が共同で、ウヨロ川中流部のカラマツ林2.2haを取得する。森林の保全活動と周辺の田園的景観の維持を目的に、団体の設立を広く呼びかける。 2001.11 ナショナルトラストと環境ボランティアを活動の柱とする任意団体「ウヨロ環境トラスト」を設立し、トラストの森除間伐等の森づくり活動と環境学習活動を開始する。 2003. 7 子どもゆめ基金の助成を受け、青少年を対象とした自然体験活動を開始する。 2004.10 特定非営利活動法人の認証を受けて、NPO法人として登記する。 2005.10 北海道大学、北海道立林業試験場、白老町等と共同で、北海道の「森林機能評価基準」を活用した森林管理体系の形成をテーマとした共同研究に着手する。 2006.12 秋山記念生命科学振興財団の助成を受け実施した里山の自然環境調査の成果を、「ウヨロ川中下流域の里山自然環境調査報告書」としてまとめ発行する。また、インターネットでも公開する。(http://www.shiraoi.org/trust/shiryou/index.htm) 2007.3 文部科学省の外郭団体の助成を受け子ども向けデジタル教材「北の里山事典」を開発し、インターネットでウヨロ川の自然の情報発進を始める。 2007.11 社団法人国土緑化推進機構主催の「ふれあいの森林づくり」中央表彰受賞。 2009.3 北海道大学等との共同研究の成果として、北海道大学図書刊行会から「森林のはたらきを評価する」が出版される。 |
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団体の目的
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以下の事業を実施することにより、北海道的な里地・里山の田園景観が残されているウヨロ川流域(白老町石山地区)で自然環境保全地の保有、管理及び環境ボランティア活動を推進し、ウヨロ川流域の自然環境の保全に寄与することを目的とする。
・自然環境保全のための土地(自然環境保全地)の保有、管理 ・自然環境保全地及びその周辺での実践的自然環境保全活動(環境ボランティア活動) ・自然環境保全地及びその周辺での環境学習活動 ・前各号に関する情報収集及び調査研究 ・当会の目的を達成するための印刷物、会報誌の発行 |
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団体の活動・業務
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(2009年度の主な事業実績) 1カ月2~3回活動
・ナショナルトラスト及び環境ボランティア活動 実践活動等 36回 141名 例 会 (第3日曜) 7回 27名(会員)フットハ゜ス草刈り等 実践活動(不定期) 29回 114名(会員)環境整備、森づくり等 ボランティア活動体験交流会等 3回 94名(一般及び会員) キャンドルナイト6/21 20名 環境ボランティア体験会 10/17 58名 たき火開き 1/4 16名 ・森づくり活動 23回 216名 放置人工林再生のための間伐推進事業 2回 73名 森づくり教室開催事業 4回 84名 森林作業班の活動 17回 59名 ・環境学習活動 4回 196名(青少年対象行事) 夏のエコキャンプ(7/31~8/1) 110名、秋のディキャンプ(10/24) 29名 冬のディキャンプ(2/14) 29名、指導者研修会(9/27) 24名 ・ウヨロ川フットパスの普及 フットパス・ウォーキング等の案内・受入3回283名 ・野生サケの保全調査事業 16回 延べ130名 |
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現在特に力を入れていること |
○放置人工林の森林再生活動
当会は、設立当初に活動フィールドとしているウヨロ川中流部において、ナショナルトラスト活動の拠点として、面積2.2haの放置人工林を取得し、「トラストの森」と名づけ森林整備、施設整備を行ってきた。 また、所有するトラストの森周辺の放置人工林等の森林整備を進めるため、所有者の同意を得て「森づくり協定」を締結し、保全協定地として間伐、植樹等の森林整備を進めてきた。平成19~20年度においては、横浜、札幌、名古屋、姫路に在住する地主と電話折衝を行い合意を得て、実際の作業は当会会員により森林作業班を編成して、面積約11ha、材積583m3の間伐を実施した。 平成22年3月現在の保全協定地は、18件40.56haに及んでいる。そのうち6件31.27haについては、平成21年に北海道内では初めて、NPO法人として森林施業計画にもとづく森林施業長期受託事業の事業主体の認定を受けた。施業の実施手法としては、当会の会員から構成する森林作業班が、一定期間内に計画的に間伐等の作業を進めるものである。 ○野生サケの保全調査事業 ウヨロ川は北海道内でも数少ないサケの自然産卵が間近に見られる川で、設立以来毎年秋にサケの遡上と自然産卵の自然観察活動を、子どもを含め一般向けに行ってきた。 2009年秋から初冬にかけて「ウヨロ川における野生サケの保全調査」に着手し、その成果を2010年に入り調査報告書やパンフレット「ウヨロ川サケウォッチング・ガイド」、ホームページ(http:// www.shiraoi.org/trust/salmon/)にまとめることができた。 |
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今後の活動の方向性・ビジョン |
○森林再生活動
NPOとして放置人工林等の森林再生を持続可能な活動としていくためには、一般の森林ボランティアの参加拡大のほか、会員による森林作業班の活動を技術的、人的に拡大して継続化させる必要がある。このため2010年には、科学的な知識と現場経験を兼ね備えた専門家の指導による、森林ボランティアの体系的な技術向上と森林ボランティアの中核となる指導者の育成を目指す研修会を開催することにした。 さらに、今後も持続した間伐事業を継続するためには、伐採した間伐木の集材を人力で行っている現在の積み込み作業工程の負担を軽減することが緊急の課題となっている。このため、集材用の林業機械等を導入し、作業の軽減と効率化を図りたい。 ○野生サケ保全活動 国内でサケの遡上が極めて多い北海道内でも、河川に遡上して自然産卵するサケ類の割合は近年減少しており、とりわけ人工孵化放流の影響を受けずに本来の個体群を維持する野生サケは、河川の改修などにより実態が明らかにされないまま絶滅が心配されるまでに至っている。野生サケ保全活動は、遺伝子が多様な野生サケの保全、ひいては地球温暖化等環境の改変に対して適応力が強いであろう野生サケを保全しようという活動にもつながり、大きく意味のあるものである。 資源保護のみならず、生物多様性の観点からも野生サケの保全の意義は極めて大きく、未来へ残すべき自然遺産として次代を担う子どもたちに伝え、末永く保全していきたいと考える。 |
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定期刊行物 |
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団体の備考 |
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助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績 |
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他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績 |
2007年から2008年にかけては、北海道大学農学部や北海道立林業試験場等とウヨロ川流域の森林機能の評価に関する共同研究にも取り組み、森林管理の手法についてさらに磨きをかけた。
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企業・団体との協働・共同研究の実績 |
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行政との協働(委託事業など)の実績 |
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最新決算総額 |
500万円~1,000万円未満
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会計年度開始月 |
4月
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その他事業の有無 |
無
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収支報告
<収入の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 会費 |
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寄付金 |
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民間助成金 |
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公的補助金 |
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自主事業収入 |
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委託事業収入 |
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その他収入 |
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当期収入合計 |
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前期繰越金 |
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<支出の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 |
当期支出合計 |
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内人件費 |
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次期繰越金 |
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備考 |
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貸借対照表
<資産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動資産 |
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固定資産 |
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資産の部合計 |
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<負債の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動負債 |
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固定負債 |
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負債の部合計 |
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<正味財産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 前期正味財産 |
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当期正味財産増減額 |
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当期正味財産合計 |
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収支報告
<収入の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 受取会費 |
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受取寄附金 |
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受取民間助成金 |
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受取公的補助金 |
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自主事業収入 |
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(うち介護事業収益) |
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委託事業収入 |
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(うち公益受託収益) |
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その他収益 |
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経常収益計 |
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<支出の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | 2024年度(当年度)予算 | |
内訳 | 事業費 |
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(うち人件費) |
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管理費 |
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(うち人件費) |
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経常費用計 |
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当期経常増減額 |
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経常外収益計 |
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経常外費用計 |
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経理区分振替額 |
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当期正味財産増減額 |
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前期繰越正味財産額 |
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次期繰越正味財産額 |
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備考 |
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貸借対照表
<資産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動資産合計 |
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固定資産合計 |
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資産合計 |
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<負債及び正味財産の部> | 2022年度(前々年度)決算 | 2023年度(前年度)決算 | |
内訳 | 流動負債合計 |
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固定負債合計 |
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負債合計 |
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正味財産合計 |
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負債及び正味財産合計 |
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意志決定機構 |
総会 通常総会年1回
理事会 毎月1回 |
会員種別/会費/数 |
○正会員
・普通会員 年 5,000円 25名 ・終身会員 100,000円 10名 ・団体会員 年10,000円 ・特別会員 無料 2名 ○準会員 ・家族会員 年 2,000円 3名 ・青少年会員 年2,000円 2名 ・学生会員 年 2,000円 1名 ○賛助会員 ・個人 年 5,000円 3名 ・団体 年10,000円 ○名誉会員 無料 合計 46名(2010年4月現在) |
加盟団体 |
特定非営利活動法人 北海道市民環境ネットワーク
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役員・職員内訳 |
役員数 | 事務局スタッフ数 | |
有給 | 常勤 |
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非常勤 |
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無給 | 常勤 |
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非常勤 |
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常勤職員数 |
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役員数・職員数合計 |
10名
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イベント時などの臨時ボランティア数 |
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報告者氏名 |
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報告者役職 |
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法人番号(法人マイナンバー) |
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認定有無 |
認定なし
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認定年月日 |
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認定満了日 |
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認定要件 |
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準拠している会計基準 |
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準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名 |
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監査の実施 |
未実施
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監視・監督情報 |
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決算・事業報告
決算報告書 (活動計算書/収支計算書) |
決算報告書(貸借対照表) | 決算報告書(財産目録) | 事業報告書 |
2023年度(前年度)
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2022年度(前々年度)
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2021年度(前々々年度)
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2020年度
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2019年度
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予算・事業計画
予算書類 | 事業計画書 |
2024年度(当年度)
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2023年度(前年度)
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2022年度(前々年度)
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2021年度(前々々年度)
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2020年度
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