認定特定非営利活動法人Homedoor

基礎情報

団体ID

1517113674

法人の種類

認定特定非営利活動法人

団体名(法人名称)

Homedoor

団体名ふりがな

ほーむどあ

情報開示レベル

★ ★

第三者認証マーク

団体の概要

1.当事者とともに
Homedoorでは、路上脱出の方法を「選べる」ことが大切だと考えます。丁寧なヒアリングをもとに、当事者らの目先の利害ではなく、その人にとって本当に必要なことを掘り出し、それに沿った多種多様な選択肢、仕事の場を提供します。「こうした方がいい」と押し付けず、「自立=自分らしく生きる」と定義し、当事者がどうしたいのか、どうなりたいのかを一緒に考えます。私たちは当事者らを支援するのではなく、あくまで「応援する」立場であると捉えています。

2.多様なステークホルダーとともに
ホームレス問題は、日本では非常にネガティブな問題と捉えられ、閉鎖的な支援となりがちです。しかし、若い世代を中心としたHomedoorでは、デザインや発信方法にこだわり、どんな人でもわかりやすく問題を理解してもらい、多様な関わり方を提供しています。

3.挑戦と実践の場
Homedoorでは、当事者らと「どんなサービス(支援)があったらいいか」を常に考えては実践するということを繰り返してきました。なので、Homedoorの取り組みは、新しい支援の形として多くの方に注目いただいてまいりました。それらの事例を今後も、行政、NPO、研究機関等にも共有していくことでロールモデルとなり、大阪以外の他地域での展開にも貢献できればと思っています。

代表者役職

理事長

代表者氏名

川口 加奈

代表者氏名ふりがな

かわぐち かな

代表者兼職

主たる事業所の所在地

郵便番号

531-0074

都道府県

大阪府

市区町村

大阪市北区

市区町村ふりがな

おおさかしきたく

詳細住所

本庄東1-9-14

詳細住所ふりがな

ほんじょうひがし

お問い合わせ用メールアドレス

info@hoomedoor.org

電話番号
(公開用電話番号)

電話番号

06-6147-7018

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

11時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

FAX番号

FAX番号

06-6147-7019

連絡先区分

事務所・勤務先

連絡可能時間

11時00分~18時00分

連絡可能曜日

月 火 水 木 金

備考

従たる事業所の所在地

郵便番号

都道府県

市区町村

市区町村ふりがな

詳細住所

詳細住所ふりがな

URL

団体ホームページ

団体ブログ

Facebook

X(旧Twitter)

代表者ホームページ(ブログ)

寄付

ボランティア

関連ページ

閲覧書類

設立年月日

2010年4月24日

法人格取得年月日(法人設立登記年月日)

2011年10月4日

活動地域

市区町村内

中心となる活動地域(県)

大阪府

最新決算総額

5,000万円~1億円未満

役員数・職員数合計

17名

所轄官庁

大阪市

所轄官庁局課名

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活動概要

活動分野

主たる活動分野

 

障がい者、高齢者、福祉、保健・医療、地域・まちづくり、環境・エコロジー、経済活動の活性化、就労支援・労働問題、行政への改策提言

設立以来の主な活動実績

【団体概要】
2010 年 4 月、14 歳からホームレス問題に携わる代表・川口を筆頭に団体設立。
「ホームレス状態を生み出さないニホン」を目指し、3本の柱で活動を開始。
(1)貧困への「入口封じ」
…「見えざる貧困」と言われ、ホームレス化する可能性の最も高いネットカフェやファーストフード店などで暮らす困窮者の目にする場所での相談窓口の告知活動や、他機関との連携を行っている。年間300名以上の相談が日本各地から寄せられている。20人が宿泊できるアンドセンターの運営も行っている。

(2)誰もが困窮状態から脱出できる「出口作り」
…路上からでも働ける多種多様な仕事を作り、生活応援施設の整備を行うことで、ホームレス状態を脱出するサポートを行っている。ホームレスの人の7割が得意とする自転車修理技術を活かそうと始めたシェアサイクル「HUBchari」は現在150以上の拠点が大阪府内に存在している。

(3)再挑戦を応援できる、「ホームレス」への偏見をなくす「風土作り」
…ホームレス問題への理解を深めるために講演活動を年間50回ほど実施している。

団体の目的
(定款に記載された目的)

【団体の設立目的(定款記載文)】
この法人は、経済的貧困や社会的孤立を抱えている人、特に、ホームレスの人又はホームレスになるおそれのある人で自ら生活を向上させていこうという意思のある者(以下「生活困窮者等」という)に対し、日常生活及び就労における支援事業を通じて、その生活の向上、地域における人間関係の再構築及び職業能力の開発を行う。また、その適性や能力をいかした地域の環境整備事業やまちづくり事業を通じて、その雇用機会を拡充すると同時に、誰もが住みやすいまちづくりの推進に寄与する。また、ホームレスを生み出す社会構造を見直し、誰もがホームレスにならずに安定した生活を営むことのできる社会を実現するため、広く啓発事業及び学習事業を行い、共に生きる社会の基盤を構築する。

団体の活動・業務
(事業活動の概要)

ホームレス状態を生み出さない日本の社会構造をつくるために6つのチャレンジを行っています。

(1) 見つける
ホームレス状態というと、野宿をしている状態を想定されることが多いが、現在ではネットカフェで生
活をしている、知人宅にいるが近々出て行かないといけないなど状態が多様化しているため、それぞれ
の状況に応じたアウトリーチ方法を展開している。駅や公園などで野宿している人に対してはお弁当や
チラシを配って回る「夜回り」を、ネットカフェや知人宅にいる人には「ネットカフェバナー」や「ポ
スターの掲示」、Google などのインターネット広告を活用した「検索エンジン」でのアウトリーチを行
っている。

(2) 選択肢を広げる
電話、メール、来所での相談受付を行っている。電話やメールは日本全国からくるため、その人に応じて地域の行政機関や支援団体と連携し、次のステップに進めるよう案内をしている。来所相談の場合も同様に連携しているが、それ以外にも当法人での就労し自分で生活費を工面することや一泊程度の宿泊場所の提供、生活用品や食品の提供を行うなどし、「今後」をゆっくりと考えてもらえるように選択肢を提示している。年間の相談者は300 名を超える。2018年より宿泊のできる20の個室を持つ施設・アンドセンターを開設。

(3) 「暮らし」を支える
困窮状態であっても日々の生活を豊かにするために、事務所の1階を開放し、自由に食事をとったり友達と過ごしたりできる空間を提供している。季節を感じられるイベントや健康相談会などを月に1回程度実施している。

(4) 「働く」を支える
仕事はしたいが身分証や住所がないなどの理由で仕事を探せない状況にある人への就労機会の提供を行っている。自主事業のシェアサイクルHUBchari や行政や民間からの放置自転車対策関連の業務を提供している。また事情を理解してくれる民間企業との就労マッチングも行い、本就労も目指す環境も用
意している。

(5) 再出発に寄り添う
アパートへの入居や就職先が決まった人を対象としたサポートを提供する。定期的に連絡を取り、ホー
ムレス化するのを予防している。

(6) 伝える
ホームレス問題を広く一般の人に正しく認知してもらうために全国で年50 回程度の講演活動を実施している。

現在特に力を入れていること

2018年に設立されたアンドセンターは5部屋の緊急宿泊、15部屋の長期滞在が可能な個室が用意されています。緊急宿泊ができる部屋は性別や年齢問わず利用希望者からの連絡があり、常に満床状態です。

民間でつくる新たなセーフティネットとしてはじめたこの取り組みですが、企業や行政をどう巻き込んでいけるかをこれから考えていきたいと思っています。

今後の活動の方向性・ビジョン

私たちが実現したいのは 、ホームレス状態及びホームレスになるおそれのある人が、本人の希望に沿って自分らしく、安定した生活をおくることができる社会です。
しかし、当事者のニーズに合っていない公的支援は利用しづらく、 住居と仕事を失うことにより、金銭や精神的余裕がなくなり、周囲との関係がより希薄になり、 ホームレス状態に陥りやすくなるため、自力で困窮状態からぬけ出すことが難しいという構造になっていて実現できていません。
これを解決するためには、 行政・企業・他NPOなどの他組織と役割分担し、 私たちは 「当事者が主体的に運営するプログラム」 「既存支援に頼りきらない独自性」という強みを活かし 「仕事」「住居」「関係性」について、当事者のニーズに応えられる複数の選択肢を提示することで、問題解決に最も貢献することができると考えています。

定期刊行物

1.年次報告書(チャレンジドキュメント)
年に一度刊行しています。ウェブページからでもご覧いただけます。

2.ボランティア通信(メルマガ) 
概要:ボランティア登録をいただいた皆様に、来月のボランティア情報を配信しています。登録者は、好きなボランティアを選んで、参加することが可能です。
配信日:毎月25日
配信者数:約1000名
登録方法:ボランティア登録フォームより登録

3.寄付者向け ホムドっ子通信(メルマガ)
概要:ご寄付をいただいている皆様にお届けする1ヶ月の活動報告です。代表・川口によるコラム「おっちゃん物語」も好評配信中! 
配信日:毎月4日
登録方法:サポーター(寄付会員)登録

団体の備考

<受賞歴>
2018年
30 UNDER 30(フォーブス誌による日本を変える「30歳未満の30人」)
日経WOMAN ウーマン・オブ・ザ・イヤー2019 「再出発サポート賞」
Business Insider Japan「Game Changer 2019」

2017年
青年会議所主催 第31回人間力大賞 「グランプリ」
内閣総理大臣奨励賞、参議院議員議長奨励賞
WIRED Audi INNOVATION AWARD 2017「世界を変え、新たな未来をもたらす30の革新」

2016年
関西経済同友会・関西経済連合会主催 関西財界セミナー 「輝く女性賞」

2015年
Google インパクトチャレンジ 「グランプリ」
日本経済新聞社主催 日経ソーシャルイニシアチブ大賞 「新人賞」

2014年
BEN&JERRY’S主催 集まれ!よよよい仲間たち 「グランプリ」

2013年
日経WOMAN ウーマン・オブ・ザ・イヤー2013 「若手リーダー部門」
共同通信社主催 第3回地域再生大賞 「優秀賞」

2012年
社会起業家ビジネスプランコンペ edge2012 「最優秀賞」
日刊工業新聞社主催 キャンパスベンチャーグランプリ 「グランプリ」 「経済産業大臣賞」

2011年
大学生 OF THE YEAR 2011 「グランプリ」
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協働実績

助成金・補助金・物品等、他の組織から受けた支援の実績

NPO法人ETIC.主催 NEC社会起業塾 (2010) 
内閣府雇用創出事業基金 (2011)
内閣府「大阪府新しい公共支援事業」(2012)
NPO法人edge ビジネスプランコンペ 最優秀賞(2012)
WAM福祉基金(2014〜2016)
三井住友銀行(2014〜2015)
Googleインパクトチャレンジ グランプリ(2015) 他多数

他のNPO・市民活動団体との協働、他の学協会との共同研究・協働の実績

・訪日外国人へのHUBchari利用推進と観光推進による地域活性化(2012)
協力団体:NPO法人Co.to.hana、大阪観光コンベンション協会

・ホームレスの人への健康相談会の実施(2015−)
協力団体:NPO法人ヘルスサポート ヒナタ

・ライフステージを超えた貧困の連鎖の断絶に向けた協働(2016)
協力団体:認定NPO法人D×P、NPO法人山科醍醐こどものひろば

・月刊福祉寄稿(2019)
特集:新時代の福祉を支える実践
協力:白波瀬達也准教授(桃山学院大)

企業・団体との協働・共同研究の実績

大阪ガス株式会社 (HUBchari)
積水ハウス梅田オペレーション株式会社 (HUBchari)
株式会社アクロス(ホムネット)
株式会社セールスフォース・ドットコム(システム構築)
ソフトバンクグループ株式会社(寄付システムの提供)
Google株式会社(広告枠の活用)
株式会社電通デジタル(事業の協働)他多数

行政との協働(委託事業など)の実績

大阪市住吉区 HUBchari協同実施(2012)
大阪市北区 HUBchari協同実施(2013)
大阪府 「生活保護世帯向けの生活支援講座の開催」受託(2014−2015)
大阪市北区、中央区、西成区、平野区、住之江区、住吉区にて放置自転車対策業務受託(2014年~)
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財政

最新決算総額

5,000万円~1億円未満

会計年度開始月

4月

その他事業の有無

会計情報 CANPAN標準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 会費
 
 
 
寄付金
 
 
 
民間助成金
 
 
 
公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
その他収入
 
 
 
当期収入合計
 
 
 
前期繰越金
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
当期支出合計
 
 
 
内人件費
 
 
 
次期繰越金
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産
 
 
固定資産
 
 
資産の部合計
 
 
<負債の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債
 
 
固定負債
 
 
負債の部合計
 
 
<正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 前期正味財産
 
 
当期正味財産増減額
 
 
当期正味財産合計
 
 

会計情報 NPO法人会計基準書式で表示しています。

収支報告

<収入の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 受取会費
 
 
 
受取寄附金
 
 
 
受取民間助成金
 
 
 
受取公的補助金
 
 
 
自主事業収入
 
 
 
(うち介護事業収益)
 
 
 
委託事業収入
 
 
 
(うち公益受託収益)
 
 
 
その他収益
 
 
 
経常収益計
 
 
 
<支出の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算 2024年度(当年度)予算
内訳 事業費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
管理費
 
 
 
(うち人件費)
 
 
 
経常費用計
 
 
 
当期経常増減額
 
 
 
経常外収益計
 
 
 
経常外費用計
 
 
 
経理区分振替額
 
 
 
当期正味財産増減額
 
 
 
前期繰越正味財産額
 
 
 
次期繰越正味財産額
 
 
 
備考
 
 
 

貸借対照表

<資産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動資産合計
 
 
固定資産合計
 
 
資産合計
 
 
<負債及び正味財産の部> 2022年度(前々年度)決算 2023年度(前年度)決算
内訳 流動負債合計
 
 
固定負債合計
 
 
負債合計
 
 
正味財産合計
 
 
負債及び正味財産合計
 
 
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組織運営

意志決定機構

会員種別/会費/数

加盟団体

役員・職員内訳

役員数 事務局スタッフ数
有給 常勤
1名
2名
非常勤
0名
10名
無給 常勤
 
非常勤
4名
 
常勤職員数
3名
役員数・職員数合計
17名
イベント時などの臨時ボランティア数
90名

行政提出情報

報告者氏名

川口 加奈

報告者役職

理事長

法人番号(法人マイナンバー)

1120005014866

認定有無

認定あり

認定年月日

2017年1月23日

認定満了日

2023年1月22日

認定要件

 

準拠している会計基準

NPO法人会計基準

準拠している会計基準がその他の場合の会計基準名

監査の実施

実施済み

監視・監督情報

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添付資料

定款・会則

最新役員名簿

パンフレット

 

入会申込書

 

退会申込書

 

会員情報変更届

 

研究費・助成金申請書

 

その他事業に関する資料

 

年度別添付資料

決算・事業報告

決算報告書
(活動計算書/収支計算書)
決算報告書(貸借対照表) 決算報告書(財産目録) 事業報告書
2023年度(前年度)
 
 
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
 
 
2020年度
 
 
 
 
2019年度
 
 
 
 

予算・事業計画

予算書類 事業計画書
2024年度(当年度)
 
 
2023年度(前年度)
 
 
2022年度(前々年度)
 
 
2021年度(前々々年度)
 
 
2020年度
 
 

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