様々な障害を抱える方が「生きづらさ」を感じることなく健やかな生活が送れる社会を目指し、平成26年5月より就労移行支援・就労継続支援Ｂ型という障害福祉サービス事業を開始し、今年で4年目になります。これまでに当事業所での活動を経てより実践的な福祉サービスや一般企業への就職へと繋がった方は下記のとおりです。

　・平成26年8月　30代男性　→　就労継続支援Ａ型（Webサイト運営業務）
　・平成27年1月　30代男性　→　一般就労（パートタイマー）
　・平成27年7月　40代女性　→　一般就労（事務職）
　・平成27年8月　40代女性　→　就労継続支援Ａ型（縫製業務）
　・平成28年4月　40代男性　→　一般就労（サービス業パートタイマー）
　・平成28年7月　40代女性　→　一般就労（保育助手）

　また、事業所では、就労の場を提供し、作業の対価を「工賃」として利用者さんの皆さんにお支払いしています。事業所設立時からの工賃の推移は下記のとおりです。

　・平成26年度工賃平均額13,000円（沖縄県）に対し、当事業所での平成26年度の平均支払い工賃額6,951円
　・平成27年度工賃平均額14,500円（沖縄県）に対し、当事業所での平成27年度の平均支払い工賃額7,581円
　・平成28年度の沖縄県の平均工賃額は現時点では公表されておりませんが、当事業所での平均支払い工賃額は8,123円

　上記のように事業開始時は沖縄県平均工賃支払額には及ばない状況でありましたが、作業の新規開拓の努力を続け、年を追うごとに利用者さんに支払う工賃の金額は増加傾向にあります。今後も引き続き、様々な作業が事業所内外で行えるよう職員による開拓努力を続け利用者さんの工賃が沖縄県の水準を満たせるよう目指してまいります。

　また、利用者の皆さんが今後様々な仕事に就けるようパソコンのスキル向上を目指し学習時間を設け、希望者は当事業所で全日本情報学習振興協会主催の検定試験を受験～合格～資格取得できる体制も整えており、事業開始時から現在まで、３級合格者が11名、２級合格者が９名となっております。

就労移行支援事業、就労継続支援Ｂ型事業
就労以降支援は２年の間に就職できるように支援する就労継続支援Ｂ型は、作業をメインとし工賃を得るという形にこだわらず利用者全員に可能性と希望を持って頂くことを目的とし当事業所では、就労移行支援・就労継続支援Ｂ型どちらに関しても個人個人のレベルに合わせた同一の活動を行っております。
就労移行支援活動・業務
パソコン学習・清掃作業・商品製作・草刈作業・内職作業・軽作業・農作業・インターネット商品販売・名刺・チラシ作成・家電製品リサイクル作業・菓子検品～梱包作業・ポスティング作業
就労継続支援Ｂ型活動・業務
パソコン学習・清掃作業・商品製作・草刈作業・内職作業・軽作業・農作業・インターネット商品販売・名刺・チラシ作成・家電製品リサイクル作業・菓子検品～梱包作業・ポスティング作業

今後は、障害を持っている方の社会生活環境をより良くするために地域との係り合いを深め地域活動に積極的に参加し交流を深めていきたい。

なし

実績なし

無

沖縄県セルプセンター

4名