事業成果物名 |
2009年度 進水式の一般公開等
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団体名 |
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事業成果物概要 |
事業名:進水式の一般公開等
1. 目的 造船所は、全国各地に所在し、その地域の地場産業として経済及び雇用に大きな役割を果たしているものの、地域住民はもとより地方公共団体においても地場産業である造船業に対する関心が低下している。 また、長期にわたる不況の影響で、業界全体のイメージが低下しており、若者にとっての就職先としての魅力が失われており、次世代を担う人材の確保に苦慮しているのが現状である。 一方、造船業集積地域においてさえ小中学校の授業で造船業が取り上げられることがないのは、適切な教材がないためである。 ついては、 (1)進水式への招待や工場見学等を通じて次代を担う小学生や中学生に「ものづくりの素晴らしさや魅力」を知ってもらう。 (2)地域住民に造船業は地域の発展を担っている大切な産業であることを再認識してもらう。 (3)この地球上で最大の工業製品である船を造る日本の素晴らしい技術、技能を紹介することにより船や海に対する関心を深めてもらう。 ことを目的に本事業を実施する。 2. 事業の内容 (1)進水式の一般公開 進水式や命名引渡式の一般公開に併せて、工場見学会や写生大会を実施する。 ① 進水式等の行事に小学生等を招待するとともに、併せて工場見学や説明会を実施し、ものづくりの素晴らしさや魅力を理解してもらう。 a.開催回数 年15回 b.招待者数 100~200人/回 ② 小中学生や地域住民を対象に工場見学会を開催し、造船業に対する関心を高める。 a.開催回数 年3回 b.参加者数 50人程度/回 ③ 小中学校の教員を対象に進水式及び工場見学会を実施し、地場産業である造船業への理解と地域を学習する教材の一つとして造船を取り上げてもらう。 a.開催場所 2カ所 b.参加者数 50人程度/回 ④ 募集方法 a.小学校等に対しては、教育委員会等を通じて見学希望を募集し、招待する。 b.一般住民等の招待については、造船関係団体や地方公共団体、地方運輸局等を通じて周知を図る。 (2)小学校向け補助教材の整備 小学校の総合学習あるいは社会科の時間に造船業について学習するための補助教材を作成する。 体裁 A4版 20頁 内容 ・船ができるまで ・造船所で働く人々 ・アルキメデスの原理(浮力) ・鉄を切るには(溶断) ・鉄が火と水でどうして曲がるのか(ぎょう鉄) ・鉄を繋ぐには(溶接) 等 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
その他
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事業成果物 |