事業成果物名 |
NEWVERY パンフレット
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団体名 |
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事業成果物概要 |
▼団体名
NPO法人 NEWVERY ▼NPOの概要 (NPOから提出された申請文をそのまま転載したものです。): 「若者たちが未来に希望を持てる社会を創る」ことをミッションに若者支援を主な活動としております。現在、稼働しております主なプロジェクトは3つです。 ●トキワ荘プロジェクト 漫画家志望の若者に格安で住居を提供することで、クリエイターとしてのスタートアップ期を支援しています。(1年毎の更新で、最長3年間支援) 現在、都内で14軒のトキワ荘(すべて一軒家)を管理し、76名の漫画家を支援しております。(通常の賃貸借と同様に、5~6名程度住める1軒家をお借りし、サブリース(転貸借)で漫画家志望者に低家賃で提供) ●日本中退予防研究所 高等教育における中退者を減らすためのプロジェクト。大学・専門学校などから中退した若者は、その後、ニートやフリーターになるなどの社会的弱者に転落することも多く、それを事前に予防することを目的とする。 ●オールニートニッポン ニートによる、ニートのためのインターネットラジオ局。 スタッフも現役or元ニートなどの若者が中心。 現在は、基本的にボランティアで運営中。 ▼事務所所在地: 護国寺(メトロ有楽町線)/雑司ヶ谷(メトロ副都心線) ▼URL: http://www.kotolier.org/ http://tokiwasou.dreamblog.jp/ ▼提供するサービスグラントの内容: 印刷物サービスグラント (パンフレットの制作) ▼サービスグラント事務局からのコメント: NPO審査担当:嵯峨 最近、さまざまなメディアで紹介されている社会起業家orソーシャルベンチャーの代表例として、しばしば活字として紹介される機会の多い「コトバノアトリエ」。すでに、この団体のことを聞いたことがある、という人も少なくないかもしれません。 この団体、実は活動開始は2002年ごろにさかのぼります。 団体名が「コトバノアトリエ」というのも、文章講座から出発しているからだそうです。 当面の数年間は、ほとんど事業として実を結ばない時間が過ぎたそうですが、2005~2006年にかけて「事業化」をしようと3つの活動を始めました。 一つは「神保町小説アカデミー」という文章講座の流れを引き継いだもの。二つめが「オールニートニッポン」というインターネットラジオ番組。そして三つめが「トキワ荘プロジェクト」でした。 文化や芸術的な活動を志す若者がはばたいていけるためのしくみを提供し、社会の中で生きづらさを感じる若者が元気を出せるような場を提供する、という点で、これら3つの事業の根底には共通するメッセージがあったように見えますが、実際に事業として成功したもの(そして、いま現在、この団体を「社会起業の代表例」と呼ばしめるもの)が「トキワ荘プロジェクト」です。 このトキワ荘プロジェクトとは何かと言いますと、これは、一軒家をルームシェアするかたちでの不動産賃貸事業と、そこに住まう漫画家志望の若者の育成をサポートするインキュベーション事業とを掛け合わせたような事業です。 「東京の高額な家賃が、目標を持って敢えてフリーターを選んでいる若者たちから可能性を奪っているのではないか?」 この問題意識から出発して、1つのトキワ荘には、4~7人前後が、月3~5万円の格安の賃料で最大3年間入居することができ、その間、勉強会や交流会などを通じて、漫画家の卵として活動を続け、やがて一人の作家として独立していくのをサポートする、というしくみになっています。サポートの内容としては、プロの漫画家を読んだ勉強会や、出版社の編集者との交流会など。そして、今ではトキワ荘出身の子たちが、最近、雑誌の連載を始めたり、単行本を出版するといった成果が出始めているようです。 コトバノアトリエでは、現在、漫画家というジャンルでトキワ荘を運営していますが、この手法を音楽や映画、ファッションなどにも展開していけたら、という思いも持っています。 確かに、フリーターをやっている人の中には、地道に音楽とか演劇とかでひと花咲かせたいと思っている人は少なくありません。そうした人たちが、ふつうの賃貸のアパートに入居するのではなく、コトバノアトリエの提供するトキワ荘(ジャンルが漫画じゃなければ、別のネーミングの方がいいかもですが。)に入って、人とつながったり、いろいろな刺激を受けたりできれば、負担も少なくなり、芽も出やすくなる。・・・そんな未来への期待が沸いてきそうな話です。 今回、サービスグラントには、このトキワ荘プロジェクトに関するパンフレット制作に関する要望をいただきました。 このパンフレットは、トキワ荘に入居を希望する若者に向けてこのプロジェクトを知ってもらうという目的もさることながら、出版社や編集者など、漫画家としての独立につながる人へのアピールも不可欠と思われます。 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
パンフレット
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事業成果物 |