事業成果物名 |
NPO法人 日本アレルギー友の会 ウェブサイト
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団体名 |
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事業成果物概要 |
▼団体名
NPO法人 日本アレルギー友の会 ▼NPOの概要 (NPOから提出された申請内容をそのまま転載したものです。): ぜんそくやアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患を持った患者や家族の皆さんが正しい治療情報を得て、病気を持ちながらも安心して自分らしく生きることができるよう支援しています。また患者から医療側への提言やアレルギー疾患に対する正しい知識と患者の現状を社会への発信することにより病気の対する知識の普及をしています。 1.患者による療養相談(ピアカウンセリング) 2.月刊誌「あおぞら」発行による治療の最新情報の提供 3.専門医による講演会の開催 4.患者交流会の開催 5.勉強会・座談会の開催 6.講演活動・マスコミへの情報提供 ▼事務所所在地: 住吉(東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄新宿線) ▼URL: http://www.allergy.gr.jp/ ▼提供するサービスグラントの内容: ウェブサイト・サービスグラント (ウェブサイトのリニューアル) ▼サービスグラント事務局からのコメント: 概数ですが、日本でぜんそくの症状がある人は300万人、アトピー性皮膚炎の患者数は一説には540万人(※うち約8割は5歳以下)とも言われています。花粉症ともなれば、日本人の半分は該当するとも。それだけ、アレルギーというものは、一般性の高い疾患です。 こうしたアレルギー症状が、人々の生活にもたらす影響は、決して少なくありません。 かつては、ぜんそくが死に至る病であるという時代もありました。昨今は医療技術の進歩があり、ぜんそくで死亡する症例は大幅に少なくなっていますが、それでも年間約2500人が、ぜんそくが原因で亡くなっているという統計もあるそうです。 アトピー性皮膚炎は、そのことが直接生命に影響することはないかもしれませんが、その人の社会生活への影響は見逃せません。 皮膚の状態が悪いことが、その人の劣等感につながったり、外出したい気持ちをダウンさせることもしばしば。引きこもり状態に陥ったり、対人関係で悩む人も多く、重度のアトピー性皮膚炎の人の中には、本気で自殺を考える人もいます。 そうした悩みを抱える患者たちの集いとして、42年前に活動を始めました日本アレルギー友の会の基本的な活動は、患者同士が集まって互いの情報交換をする「患者会」という集いの場・交流の場を開催したり、患者に対する電話および事務所における相談窓口の運営、アレルギー治療に関する最新情報に関する講演会の開催、そして、それらの情報をまとめた会報の発行などです。 会員数は約1,200人・団体。 うち約200人が医師の「賛助会員」、そして、約20社の企業会員のほか、約1,000人の個人会員がおり、個人会員の大半はアレルギーに悩む当事者ですが、一時期は2,000人を超えたという会員数もいまでは半減し、会員の伸び悩みに課題を抱えていました。 また、しばしば、アトピー性皮膚炎の治療に劇的な効果があるようなさまざまな療法が紹介されたりしていますが、そうした療法にはあまり医学的根拠がない場合も多々あると言います。 慢性の疾患であるアレルギーに、特効薬はない。けれども、この疾患とうまく付き合っていくことはできる。そこには、薬のじょうずなつかい方や、医師とのコミュニケーションの取り方がある。患者自身も賢くなっていけば、アレルギーでも普通の生活や仕事ができる。 そうした情報に惑わされるのではなく、「標準治療」といわれる、ステロイドなどをじょうずに活用し、身近な医師と良好なコミュニケーションを維持しながら治療を行っていくことが、患者の先輩として最も着実な治療の方法である、というスタンス。それが、日本アレルギー友の会の立ち位置であり、継続してきた活動の中で蓄積された体験談やメッセージにこそ価値があります。 今回のサービスグラントチームでは、同会が40年以上かけて蓄積してきた、アレルギーに対する地に足のついた対処法を、当事者の立場から発信していく基盤となるウェブサイト作りに取り組み、デザインのみならずCMSと呼ばれる今後の情報発信の頻度を高めるシステムの導入についても実現しました。 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
機器・建物(写真)
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事業成果物 |