事業成果物名 |
社会福祉法人 日本国際社会事業団(ISSJ) ウェブサイト
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団体名 |
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事業成果物概要 |
▼団体名
社会福祉法人 日本国際社会事業団(ISSJ) ▼NPOの概要 (NPOから提出された申請文をそのまま転載したものです。): 主な活動は、子どもに安定した家庭を与える国際養子縁組の援助、国境を越えて離れ離れになった家族の再会援助、無国籍の子どもに国籍を取得をするための援助、国際結婚にまつわる様々な問題への援助、さらに在日難民及び難民申請者へのカウンセリング、生活相談援助を行っています。また、カンボジアにおいてはストリートチルドレンとその母親の自立支援援助として識字・栄養・衛生教育を行っています。 ISS(国連の諮問機関)のネットワークの一員であるので、ジュネーブの本部、さらに18カ国の支部と約120カ国の通信員と密接な情報交換を持ちながらサービスを行っています。またフィリピンの社会福祉開発省(DSWD)とは業務提携を行い、両国間で円滑なサービスを行っています。英語、日本語、フィリピンの社会福祉開発省(DSWD)から派遣されたソーシャルワーカーのタガログ語による相談も出来ます。 また、広報活動と活動資金を集める目的で、チャリティ映画会(年2回)を開催しています。 ▼事務所所在地: 中目黒 ▼URL: http://www.issj.org/index-j.html ▼提供するサービスグラントの内容: WEBサイト・サービスグラント (WEBサイトのリニューアル) ▼サービスグラント事務局からのコメント: NPO審査担当:嵯峨 児童虐待などをはじめとする、さまざまな家庭の事情で、親と一緒に暮らせない子どもは、東京都内で約4,000人と言われています。 こうした子どもたちのケアをする場所は大きく2つあり、一つは、児童養護施設といわれています。 児童養護施設には、全体の9割以上の子どもが入居し、境遇を一にする子ども同士が寝食をともにしながら共同生活を送っています。 もう一つは養育家庭。これは、家庭の環境で子どもをケアするもので、法的には「養子」とは異なるのですが、文字通り、親子のような生活を家庭で送るというものです。 “ふつう”といわれる家庭環境に置かれなかった子どもたちへのセーフティネットであるこれらの施策でも、まだ、掬い取ることができない子どもたちに対する、二次的なセーフティネットを提供すること。それが、ISSJの役割といえそうです。 ISSJの取り組む事業は多岐にわたっていますが、その主なものとして、「国際養子縁組」や「国境を越えた家族再会援助事業」「無国籍児への援助事業」などが挙げられます。 時折、海外のセレブが、アフリカの子どもなどを養子に迎え入れるといったニュースを聞くこともありますが、国際養子縁組は、これと同じものです。 でも、まさか日本人の子どもがアメリカ人の家庭の養子になるというストーリーは、なかなか想像しづらいかもしれません。 しかし、日本における各種施策(児童養護施設と養育家庭)にフィットしなかった子どもについては、本当に行き場がなく、最後の手段として、国際養子縁組という制度を活用するということがあります。 年間で5~10組と数は少ないですが、こうした件数の子どもたちが、海を渡って新しい親を見つけ、現地ですくすくと育っていく、という事例が毎年生まれているそうです。 状況がより複雑なのは、もう一つの「家族再会援助事業」や「無国籍児への援助事業」のほうです。 日本にも外国人居住者が増えており、今後も増えていく可能性が高いのですが、ここにはさまざまな難しい問題が発生するケースが見られます。 例えば、不法滞在の親から子どもが生まれると、どういうことが起こるでしょうか? 例えば、起こることの一つは、子どもが、外国の国籍を正式に持たないまま、外国人登録される、といった、奇妙な事態であり、国籍があると思われていた子が実はなかった、ということが起こるのだそうです。 問題は、こうした事実が発覚するまでに長年の時間を経てしまうことがあり、子どもは人から人へと渡って誰の子どもかはっきり分からないというような状況すらあるとか。これに対し、ISSJでは、実の親または肉親を探し出し、円滑に、親元に帰らせるためのサポートをしているそうです。 ISSJでは、上記のように問題が深刻化したときの困難を多々経験していることを踏まえ、早い段階で問題を解決しておけば、はるかに容易に解決に向かうということを、体験を持って理解しています。 だからこそ、望まない妊娠など、親が子の面倒を見れないようなケースが発生した場合で、児童相談所などの公的組織に相談することが諸事情により困難な場合の最終手段として、ISSJがある、ということを知ってもらうことが、課題解決を少しでも容易にできるはずです。 具体的には、不法滞在の外国人が日本で子どもを産んだ場合や、児童養護施設や養育家庭でのサポートが困難になった子どもなどのケースが考えられると思いますが、こうした人たちに直接ISSJの情報を届けるというよりは、その人たちの周囲にいる人たち(例えば、児童相談所の職員や産科の医師など)に向けて、ISSJの存在を知らせることが、まずは重要です。 本プロジェクトでは、1952年から脈々と活動を続けているという老舗NPO、ISSJの取り組みとその存在意義を理解しながら、彼らのサポートを必要としている人に、彼らの存在を知ってもらえるようなWEBサイトに、そして、この気の遠くなるようなサポート活動を粘り強く続けている、ISSJという団体への支援が、もっと集めやすくなるようにすることを目的に提供しました。 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
機器・建物(写真)
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事業成果物 |