事業成果物名 |
2011年度 海難多発沿岸海域(準輻輳海域)における安全対策の構築に関する調査研究
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団体名 |
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事業成果物概要 |
これまでに当協会が実施した「準輻輳海域及び沿岸域における安全対策の構築に関する調査研究」事業において、①船舶における更なるAISの活用・普及促進、②船舶の動静監視と情報提供、③船舶交通の整流化 が、準輻輳海域における船舶交通の安全性向上に寄与する施策であるとの提言がまとめられた。
本事業は、この提言のうち、船舶の進路交差による衝突リスクの軽減効果が期待できる『船舶交通の整流化』案について、海上交通流の定量的・客観的な分析、評価、検証、対象海域周辺の漁業関係者、船舶運航者、学識経験者等関係者との意見調整等を行い策定しようとするもので、過年度の調査検討結果から、交通海難が多発している石廊埼沖から大島北側付近までの海域を対象に調査検討を行った。 (1) 船舶利用実態と問題点の把握 ① AIS航跡データを活用し、航行船舶の方向別・船型別の航行速力分布、通過位置分布、航行時間帯分布等の解析 ② 対象海域内の8漁業協同組合からのヒアリング調査による操業実態の把握 ③ 衝突、乗揚海難について、発生場所、時期、時間帯、原因、条件等の把握 (2) 整流化方策の効果算定方法の検討 ① 船舶の衝突リスク等の定量的・客観的な評価法、整流化の効果の算定手法の検討 ② 具体的な交通ルート案の検討(神子元島南側・北側の各々での整流化の検討) ③ 海上交通流シミュレーションによる衝突リスク軽減効果等の検証 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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