事業成果物名 |
2012年度 海難防止等情報誌の発行・配布
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団体名 |
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事業成果物概要 |
編集委員会は6月22日(秋号の構成と冬号特集)、9月24日(冬号の構成と春号特集)、12月21日(春号の構成と夏号特集)、3月19日(夏号の構成と秋号特集)に、それぞれ開催し、テーマについては情報誌の持つ役割と趣旨を踏まえ決定してきた。
記事の構成については、関係者、有識者からの寄稿記事のほか、座談会や現場取材、編集レーダーへの読者の意見掲載を行うなどして、読者目線を忘れない編集に努めた。 本年度も、引き続き船舶の航行安全、海難の撲滅と海洋環境の保全、さらには、海事思想の普及と高揚を図ることを目的に事業を推進してきた。目的達成のためには、海上で働く船舶の乗組員をはじめ、広く海事関係者を対象に絶え間ない呼びかけが欠かせない。 情報誌「海と安全」を媒体として、現場にとって有意義かつ必要な情報を周知することが、海難と海洋汚染防止に極めて有効と位置付け、関係者に年4回、各6,000部の発行・配布を行ってきた。 今年度は、夏号「膨張式救命胴衣のメンテナンス」をはじめ、秋号「内航海運における船員の後継者対策」、冬号「海に関わるわが国の国際支援」、春号「3.11から2年 海運・水産・港湾の復旧・復興状況」などの特集を企画し発行した。 取り上げたテーマを平易かつ専門的に掘下げ、船舶の航行安全や海洋環境の保全など海事・海洋思想を普及させる上で、大きな役割を果たしたものと考えられる。 具体的な反響としては、次のとおりである。 夏号の特集「膨張式救命胴衣のメンテナンス」は、全漁連が各地域の漁業の指導参考書にするとして1500部を増刷(費用は全漁連負担)し配布した。 その他、いくつかの船社や官庁からも本誌を必読資料、参考資料に供したいとして送付要請があった。 また2012年春号の特集「3.11巨大地震と大津波の教訓を伝える」は、海上保安部、船社その他海事関係者から今後の参考や社内の対策会議に供したいとして送付要請がその後も相次ぎ、在庫がなくなった事、海に関わる教育の普及が急務なことから、費用面を考慮して増刷し、東京、神奈川、千葉各都県沿岸部の中・高校1121校に送付した。海洋・海事教育の普及と今後発生すると予想される東南海地震や津波等への防災対策の一助として配布したものである。 更に、都内のある学校からは「今後の参考教材としたいとして」追加の送付要請もあった。 夏号:6月15日発行(553号)特集「膨張式救命胴衣のメンテナンス」 秋号:9月15日発行(554号)特集「内航海運における船員の後継者対策」 冬号:12月15日発行(555号)特集「海に関わるわが国の国際支援」 春号:3月15日発行(556号)特集「3.11から2年 海運・水産・港湾の復旧・復興状況」 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
会報・ニュースレター
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事業成果物 |
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