事業成果物名

2013年度事業報告書

団体名

事業成果物概要

1. 造船関連海外情報収集及び海外業務協力(JETRO)
国際交流・国際協調の推進に不可欠である情報化推進のため、各ジェトロ船舶関係海外事務所において造船業、舶用工業、海事関連分野についての調査活動を実施した。収集した情報については、通信ネットワークを活用し、速報として発信又は調査報告書を刊行する等、国内関係業界や海外関係者等に広く頒布した。
また、当該分野に関する専門調査、国際会議への参加等の事業活動を通じ、国際交流・国際協調の推進に不可欠な人的ネットワークの構築に貢献した。

2. 船舶建造高品質化・効率化技術の調査研究(プロジェクトの運営・管理等)
 レーザ溶接技術の調査研究及び工程管理システムの調査研究に係る調査研究委員会、各種ワーキンググループ等の委員会を組織し、事業の計画立案、進捗管理、評価等を行うために、調査研究委員会としてレーザ溶接技術関係で4回及びモニタリング技術関係で3回、ワーキンググループ会合を8回、それぞれ開催した。
 また、レーザ・アークハイブリッド溶接プロセス実験及びレーザ・アークハイブリッド溶接実証実験の2つの溶接実験、ならびにモニタリングシステム実証実験の運営・管理を行った。
さらに、本プロジェクトにおける各種研究成果を取りまとめるとともに、船舶建造工程に求められるイノベーションを技術ロードマップとして取りまとめ、将来の造船工場のコンセプトについての検討を行った。
これらの研究成果を紹介するため、成果報告会を1回(1箇所)開催した(技術セミナー)。

3. 船舶関係諸基準に関する調査研究
5件の調査研究プロジェクトにおいて、IMOの委員会及び小委員会の議題に対応する調査研究を行い、同委員会及び小委員会に提案文書を提出するとともに、職員及び専門家を派遣し、条約改正等の審議に日本の意向が反映されるよう努めた。
また、第7回アジア造船技術フォーラムを2013年11月7日及び8日に日本・神戸において8カ国(日本、中国、韓国、インドネシア、マレーシア、シンガポール、スリランカ、タイ)から約120名余の参加のもと開催した。また、ASEFのNGO化のための国際協議を、日本、中国及び韓国、さらに、その他のアジア諸国との間でも実施し、IMOにおける諮問的地位の取得に関する検討促進を図った。
さらに、IMOでの基準作成の経緯、今後の方向性及び我が国の戦略的な対応を説明するため、成果報告会を1回(2箇所)開催した(船舶基準セミナー)。

4. 船舶関係工業標準化
国際規格関係では「船舶に関する国際標準への日本の取組方針」(2013年3月策定)に沿って、日本からのISO規格提案の実施、他国からのISO提案等への的確な対応等戦略的規格提案等の実施に鋭意取り組むとともに、これを適切に実施するために関係者との情報共有の促進等対応体制の整備に努めた。
国内規格関係では、産業界からの要望の高い分野についてJIS F規格の原案作成のため検討を行い4件の新規又は改正原案を議了した。
また、2014年版のJIS F和文規格集CD及びJIS F英文規格集CDを刊行した。
さらに、ISOでの標準作成の経緯、今後の方向性及び我が国の戦略的な対応を説明するため、成果報告会等を2回(2箇所)開催した(標準化セミナー等)。

5. その他
① 2013年6月 5 日に第5回理事会、6月25日に第5回評議員会、6月25日に第6回理事会(書面表決)、10月15日に第7回理事会、10月29日に第6回評議員会、2014年3月17日に第8回理事会、3月24日に第7回評議員会をそれぞれ開催した。
② IT関係では、「ホームページ」の充実及びホットメールの発信等情報提供に務めた。

助成機関

事業成果物種類

報告書

事業成果物

事業成果物名

2013年度事業報告書

ファイル

形式:PDF 容量:433KB
事業成果物をダウンロードする

事業成果物名

2013年度事業報告書

URL

  • 戻る