事業成果物名

2013年度 アフリカにおける資源開発に関する調査事業報告書

団体名

事業成果物概要

 近年、急速な経済発展と豊富な資源により世界各国から注目されているサブサハラアフリカであるが、我が国においても2013年6月に開催されたTICAD Vを契機にその注目度は加速しており、2014年1月には安倍総理自身がアフリカ3か国を歴訪するに至り、アフリカに関する報道についても過熱している。
 西アフリカに位置するナイジェリアやアンゴラは石油資源が豊富で、オイルメジャーがすでに各地で開発・生産を行っており、アンゴラでは石油生産が今後拡大することが予想されている。また、両国以外の国においても油田が次々に発見されるなど、今後アフリカでの石油開発は拡大することが予想され、開発に伴う海洋開発設備や船舶需要、また生産された石油を輸出するために必要なタンカーなど新たな需要創出の機会として注目されている。
 さらに、東アフリカのモザンビークやタンザニアなどでは深海大型ガス田が発見されており、当該開発が進めばこれら東アフリカ諸国が大規模なLNG供給国となり、輸出に関わるLNG船需要が今後大きく注目されると考えられる。
 一方で、アフリカ諸国の経済発展に伴う輸出入の増加や港湾開発などによって、サブサハラアフリカ発着の貨物は今後着実に増加することが考えられ、貿易拡大に伴う輸出入船舶需要も高まってくると予想される。

 上記のように、サブサハラアフリカでは急速な経済発展と石油・ガスなどの資源開発の活発化、さらには大規模な港湾開発や物流網整備などの計画とあいまって、今後の船舶・海洋施設需要は着実に高まってくると考えられる。
 したがって、サブサハラアフリカ主要国の概要や資源開発の現状、今後の開発予定、さらには資源開発に伴う設備・船舶や関連機器の需要見込みを把握するため本調査を実施するものである。

助成機関

事業成果物種類

報告書

事業成果物

事業成果物名

2013年度 アフリカにおける資源開発に関する調査事業報告書

URL

事業成果物名

2013年度造船関連海外情報収集及び海外業務協力

URL

  • 戻る