事業成果物名 |
2013年度 欧州海事ｸﾗｽﾀｰ及び海事関係団体の概況及び今後の戦略等に関する調査事業報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
我が国は、海運、造船、舶用工業ともに世界トップクラスの規模と能力を有しており、ハイレベルかつ質の高い海事クラスターを形成しており、同クラスターの存在は、我が国海事産業全体の国際競争力強化に大きく寄与しているものと考えられる。一方、欧州地域においては、近年、造船業は衰退してきているものの、豪華客船やオフショア船といった高付加価値船の設計・建造にリソースを集中することにより、依然としてその存在感を堅持している。また、海運・舶用工業は、世界トップクラスの規模と能力を有しており、我が国と同様、世界有数の海事クラスターを形成している。特にノルウェーにおいては、海運・造船・舶用工業はもとより、国や船級協会なども、同地域海事産業の国際競争力強化に積極的・戦略的に関与し、オフショア分野を中心として、非常に強力かつ効果的な海事クラスターを構築しているものと考えられる。また、欧州地域では、海事クラスター構成員のうち、各種海事関連団体の存在及び活動は、自己誘導的な規則の策定や各種ロビー活
動等を通じ、同地域海事産業の国際競争力強化といった利益誘導に大きく寄与しているものと思われる。 翻って現在の我が国造船・舶用市況を俯瞰してみると、中長期的には、経済成長の著しい新興国の経済発展に伴う物流量の拡大により、船舶需要は増大すると見込まれるものの、短期的には、深刻な需給ギャップの顕在化及び長期停滞する超円高環境により、新規受注が極めて困難な状況にあり、我が国海事産業は、これまで以上に熾烈な国際競争に臨まなければならないものと考えられる。 こうした状況の中、欧州海事クラスター及び海事関連団体の主たるものについて、その現状及び活動内容等を調査するとともに、今後の海事産業振興戦略等について分析を行うことにより、我が国海事産業の今後の国際競争力強化に係る戦略検討のための一助とするため、本調査を実施した。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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