事業成果物名 |
ラザフォード教授を迎えての第一回勉強会2015-14c「金融包摂と貧困者:誰が何をどのように活用するのか」
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団体名 |
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事業成果物概要 |
“Financial Inclusion and the Poor: who uses what, and why?”
Professor Stuart Rutherford Manchester University UK, and SafeSave Bangladesh (プレゼンテーション概要) ●貧困層が直面する資金運営上の最大の課題は次の3つである。一つめは、収入があったときだけでなく日々の資金ニーズに対応すること、二つめは、多額の資金が必要な緊急時に対応すること、三つ目は、出産・結婚・教育・祭事・起業等の大きな支出に備えることである。 ●貧困層の資金のやりくりの実態に迫ることが、貧困対策を講ずるうえでも重要。ラザフォード教授らが、バングラデシュ等で調査を行ったツールであるファイナンシャル・ダイアリィは、長期間、定期的に貧困世帯を訪問し、収入支出の全体像を洗い出すもの。 (質疑・コメント) ●貧困世帯の貧困からの脱却については、ローンだけではなく、貯蓄が有効であることが認識された。 ●金融包摂は、途上国だけの問題ではなく、先進国においても貧困からの脱却が重要な課題になっていることが認識された。 |
助成機関 |
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事業成果物種類 |
講演録
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事業成果物 |