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岡本眞理子教授を迎えての第二回勉強会メモ公開2015-18c「コンパルタモス銀行の高金利に関する一考察」
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事業成果物概要 |
2015年12月12日実施の第2回目勉強会メモ
講師:岡本眞理子 日本福祉大学国際福祉開発学科教授 演題:コンパルタモス銀行の高金利に関する一考察 プレゼン基本資料 (紀要論文は以下の日本福祉大のHPに掲載) https://nfu.repo.nii.ac.jp/?action=pages_view_main&active_action=repository_view_main_item_detail&item_id=2463&item_no=1&page_id=4&block_id=73 (概要) 岡本教授は、メキシコ・コンパルタモス銀行が、実効年利子率が100%を超える高金利ながら、メキシコでは、借入者数が2014年260万人、クレジット顧客のシェアが41%に達するMFIとしては、主要な地位を確立していること、2007年にMF業界としては初の株式公開を行い、市場の投資家の支持を得て成長したことに注目し、コンパルタモス銀行が、①なぜそのような高い利子率になるのか、②高い利子率をなぜ、顧客が受け入れるのか、という観点に焦点をあてて、その背景と理由を考察されています。 同プレゼンに関し、辻顧問(CGAP経営委員長)からは、(イ)単にキャップをかぶせればよいというわけではない金利の特質、(ロ)ITの活用等コストを下げるためのビジネスモデル、(ハ)「責任ある価格設定(Responsible Pricing)」という考え方に基づくMFIの社会的業績管理の適用、という3つの論点を提供。 参加者からも活発な質問、コメントが発せられた。 以上 |
助成機関 |
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講演録
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