事業成果物名

2015年度 福祉車両助成 ケアマネージャーによる認定調査

団体名

事業成果物概要

ケアマネージャーによる認定調査


介護の認定調査の重要性。
介護保険の適用を受けるためには、要介護度の認定調査を 受けなければならない事はご承知の通りであろう。 此の業務をケアマネージャーが担当している。
認定調査は、ケアマネージャーが介護を必要とする利用者の 状況調査をおこない、主治医の意見書と共に、市町村の介護部門に 提出され、役所ではそれを基に審査会を開き、利用者の介護度を決定する という仕組みになっている。但し、最初の認定調査は、役所の関係者が 実施することになっている。
 ケアマアネージャーが作成する認定調査が基礎データとなり、 点数化されて、主治医の意見書と照合して決定されるので、 ケアマネージャーの認定調査した点数と特記事項が重要なウエイトを 占めることになる。

いわば、ケアマネージャーによる認定調査が、 その利用者が介護保険をどのレベルで活用できるかが決まってくる。 90歳になって身体が思うように動けない高齢者でも、 ケアマネージャーの判断により、要介護以前の介護予防にしか 認定されないケースというものもありうるのである。 認知症が進んでいない、自立して動けるというようなこともあるの だろうが、高齢者には見栄っ張りの人もおり、例えば、 すでに料理などは作れないのだが、毎日作っている等の"いいかっこし"を する人もおり、それを見破らねばならない等側面もある。
かなりケアマネージャーの判断により大きく差がでるのではないだろうか。

それだけにケアマネージャーの判断というものがいかに重要であるか、 公平性が貫かれているのか、恣意的な判断は入っていないかが問われる ことになる。ケアマネージャーの判断力により、利用者の老後の生活が 大きく左右されることにもなる。
また、介護度が4-5のレベルにならないと特養に入所できるチャンスが 薄くなるが、その判断の基本はケアマネージャーが担うことになる。 この点からもケアマネージャーの資質が問われるのである。
やはり、人間に対する深い愛情と、仏心である慈愛、人生を闘い 日本を支えてきた高齢者を敬うこころであろう。

認定調査票(基本調査)の構成
第1群、身体機能。起居動作   13項目
高齢者の麻痺、拘縮、寝返りといった基本的な動作や起居に関する 能力を把握する得点となる。
第2群 生活機能        12項目
生活維持に必要な機能を総合化した指標となっており、 これによっていわば生活上の障害に対する介助の状況を示す得点となる。
第3群 認知機能         9項目
認知機能の程度を示す得点である。
第4群 精神。行動障害      15項目
認知症等による行動障害の有無と程度を示す得点となっている。
第5群 社会生活への適応      6項目
地域での社会生活を維持するために必要な能力や介助の状況を示す得点である。

その他 過去14日間にうけた特別な医療について  12項目

特記事項  
ケアマネージャーが記載。
調査対象者に実際行ってもらう、或いは状況を聞き取る。
                                    以上

黒潮の流れに 日本人は海洋民族

海部氏はその名前の通り漁業や操船航海術で朝廷に仕えた品部 の一つで、現在も徳島県に海部郡という郡が残り、佐渡島には 海府なる地名が残っている。日本全国に”あま”の音に因む地名が 残っているが、わが産土の奄美大島などはその典型であろう。

黒潮文明論  稲村公望



特定非営利活動法人 ゆう東洋医学研究所
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事業成果物名

メディカルゆうの支援 ケアマネージャーによる認定調査

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