事業成果物名 |
平成28年度 舶用スマート電力計の技術開発 成果報告書
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団体名 |
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事業成果物概要 |
1.事業名
舶用スマート電力計の技術開発 2.目的 データ収集、通信機能等を有する舶用スマート電力計の開発を行う。船舶のビッグデータを活用して国際競争力を強化しようとする動きがある。これは海上通信環境が大幅に改善された事と船内LANによる舶用機器のネットワーク化の普及が背景にある。舶用の電力計は各発電機の総電力値を表示する目的で装備されているが船内負荷は船種、運航状態に応じて時々刻々と変化している。その総電力量変化の状況を把握すると同時に船内機器の発停情報を加え、分析することにより電力消費低減を図る。そのためには従来と同一のハードウェアに知能を組込み得られる情報からユーザへ電力消費低減の具体策を提供する事である。本開発の暁には電力を表示する計器から情報端末として電力の「見える化」を実現できる。 3.事業内容 船内に存在する多数の電気機器の電力量を一元的に把握できる舶用スマート電力計を開発する。本事業は、平成28年度の1年計画で行うもので、以下を実施した。 1)設計 スマート電力計(船内に存在する多数の電気機器の電力量を一元的に把握できる電力計)及びアプリケーションソフトウェアの設計を行った。 2)試作 設計に基づきプリント基板アートワーク、プリント基板試作及び電子部品実装、ユニット筐体試作及び試作基板の実装を行った。また、ソフトウェアの構成要素であるソフトウェアユニット、モジュール、コンポーネントなどのコーディング及び構成要素単体テスト及び構成要素間の結合とデバッグを行った。 3)スマート電力計の実船搭載による試験と評価 練習船にスマート電力計を搭載して、実航海時の電力情報を収集した上での、性能評価・検証を行った。 4)報告書の作成 開発成果に関する報告書を作成した。 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
報告書
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事業成果物 |
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