事業成果物名 |
2016年4月 地震によるホームホスピスたんがくの家 母屋 罹災に伴う建て替え整備事業
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団体名 |
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事業成果物概要 |
【目的】平成23年1月より、ホームホスピスたんがくの家母屋を古民家の歴史を活かしたかたちで改修し『なんか、ほっとするよね』『自分の家にいるみたい』と医療依存度の高い方も認知機能に大きな問題がある方も穏やかに日々訪れていただける地域の方々と暮らしを続けられていた。しかし、2016年4月の熊本を中心とする大地震に見舞われ、たんがくの家母屋では、建物の構造体に被害を受け、このまま、この家で安全に入居者の日々の暮らしを支援することが不可能となった。当法人には、たんがく村整備計画用地を取得しており、ここにたんがくの家母屋に代わるホームホスピス”たんがくの家 お向かい”を整備し避難しておられる入居者のみなさんが、以前のような安寧な暮らしの継続が一日でも早く実現できるよう整備する。
【目標】2017年3月までには、ホームホスピスたんがくの家 お隣・本家等に避難しておられる方々(6名)に入居していただき、”とも(友・伴・共)暮らし”の回復・提供をいたしたい。そして、隣接している”たんがくの家 本家”地域交流室で行う『学びの館 たんがく学館』に参加していただき『あー!あんたがおってよかった!』とお互いの存在を認め合い、お互いできることを交換し、生きがいに変えるような仕組みづくりを提案し、”その方らしく、ここで生き抜く”ことが少しでも実現できるよう支援する。 【事業内容】 ○物件状況:地震罹災による新築建て替え 築76年の木造2階建ての古民家が今回の地震に伴い、久留米市でも震度5強を2回経験し罹災し た”たがくの家母屋”では、多くの瓦が落ち、深夜、電気は消え、暗い中、土ぼこりが入居者の上に舞 い散った。大黒柱と梁の間には、1~3cmの間隙ができ、梁のあちこちに無数の新たな亀裂を生じ 建物全体が北側に少し傾斜した。まだまだ、地震活動が活発な中、同様な地震に襲われた時、熊本の ような古い家屋の倒壊が”たんがくの家 母屋”にも起こる可能性が高まった。すぐさま、大家さんか ら、「このままだと危険なので、解体してたんがく用に立て直す。」とお話しがあったが、大家さん に多額の新たな負担をさせてしまうこととなり、すでに取得していたたんがく村敷地内に”たんがく の家お向かい”を新築・整備する。 ○取得形態:土地・建物とも当法人所有 ○事業内容:ホームホスピス”たんがくの家 母屋”に代わる”たんがくの家 お向かい”新築整備 ○機械整備:スプリンクラー、自火報装置設置 ○施設名称:ホームホスピス”たんがくの家 お向かい” ○整備場所:福岡県久留米市上津1丁目23-9 ○面 積:敷地面積 2,331.36㎡ 床面積 202.69㎡ ○施設概要:居室 和室6室(10畳間4部屋、7畳間1部屋、6.5畳間1部屋) 居間兼食堂、台所、浴室、脱衣室、洗濯室、トイレ(大1か所、小1か所)、納戸 職員更衣室、小屋裏収納庫 玄関前 スロープ設置 定員:約6名 ○施設の竣工:2017年3月15日 ○施設の利用開始:2017年3月25日 |
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助成機関 |
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事業成果物種類 |
機器・建物(写真)
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事業成果物 |
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