事業成果物名 |
2017年度海と子どもとアーティスト(海と日本2018)日比野克彦ワークショップ種は船事業報告
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団体名 |
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事業成果物概要 |
日比野さんと子どもたちの様子をレポート
当法人WEBサイト、Facebookで公開 遣唐使が運んだものをよく見てみる。(九州国立博物館交流展示室 体験と見学) スケッチブックに気づいたことをメモしておく。 日比野さんといっしょに当時の船の旅を考えてみよう! スケッチブックは研究ノートとして作成。日本からアジアへ持っていたもの、世界から持ち帰ったものをスケッチする。等身大の遣唐使の船に乗り、体験しながら学ぶ。 日比野さんのリードで、色とりどりのプラスチック段ボールを使用して、朝顔の種やタカラを載せる船型のプランターを各自作成。朝顔の種は遣唐使によって日本に薬として運ばれてきたことを学ぶ。 植木鉢に土と全国から集まった明後日朝顔の種を植えて、マストを立て、完成。 太宰府天満宮浮殿の堀に浮かべる。 各自持って帰って朝顔を育てることにより、今日の体験が日々新しく、心に残る。 芽を出して花が咲き、種ができたら、個の種はどんな旅をするのだろうか。 「種には1年間の記憶が詰まっている。 各地に運ばれていき、またそこで新しい記憶を乗せてくる。種はまるで記憶の乗り物みたい…」 こうした発想から、「種は船プロジェクト」の構想はできあがってきました。 古来より、人類は文化や文物を船に載せて伝えてきました。現代アーティストである日比野克彦氏の「明後日朝顔プロジェクト」では、朝顔の種そのものが船となり、その土地の記憶を載せて移動していきます。朝顔の種で繋がった人々が移動することによって生まれる、地域と地域、人と人、地域と人の交流。種を媒介にして、さまざまな関係性が変容していきます。 今回のワークショップでは、古の時代に海から離れた太宰府が海外とどのようにつながっていたのか、九州国立博物館の交流展示室「遣唐使の時代」も見学します。日比野克彦氏のリードで、朝顔の小さな種に詰まった歴史を感じながらアートの楽しさを体験できる。 「種は船プロジェクト」とは? 日比野克彦氏の監修・デザインのもと、2003年から行われている「明後日朝顔プロジェクト」。そこで育てられ、全国を旅する朝顔の種が「人やモノ、地域をつなぐ船のようだ」という着想から、「種は船プロジェクト」に発展しました。 2010年には、京都・舞鶴から「明後日朝顔プロジェクト」の起点である新潟・莇平まで航海することを目標に造船をスタート。延べ5,000人以上の市民が関わって「TANeFUNe」を完成させ、2012年には日本海沿岸の航海が実現しました。 今もなお、「種は船プロジェクト」は継続中です。16年後に舞鶴へ帰郷することを目指し、「TANeFUNe」の航海は続いていきます。 |
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