事業成果物名

【2020年度活動報告】写真洗浄キャラバン_vol.03【11/27(金)】

団体名

事業成果物概要

写真洗浄キャラバン_Vol.03
活動報告書

   被災支援ボランティア団体
  「おたがいさまプロジェクト」

    神戸市須磨区社会福祉協議会さまと共同で行なった、写真洗浄の復興支援
     活動報告になります。今回は須磨ノ浦高等学校の皆さんと一緒に行いました。
     新型コロナウイルス拡大防止の対策を徹底しての活動となりました。

     本事業はしみん基金・KOBEの助成事業になります。


【基本情報】
活動日時
2020年11月27日(土)9:30~14:30
活動場所
須磨区役所
ボランティア数
17名
新型コロナウィルス拡大防止のため、衛生面を注意した上で作業時間を短縮して行いました。
活動内容
1.写真洗浄 2.防災セミナー
その他
しみん基金・KOBEの助成事業になります。


【1.写真洗浄】                              
作業時間
140分(午前50分、午後50分)
受益対象地区
栃木県栃木市(台風19号)
受益対象者数
17名 
支援・協力団体
真備洗浄@あらいぐま岡山 / 神戸市須磨区社会福祉協議会
詳細
※写真洗浄とは
自然災害、主に水害で汚れてしまった写真を1枚ずつ丁寧に汚れを落とす復興支援活動です。
 泥で汚れた写真は、バクテリアが周りから侵食して白くなり、やがて写っているものが見えなくなっていきます。
 その侵食をとめるために水・エタノール水溶液で洗浄するのが「写真洗浄」です。
 簡単な作業ですが、被災者の思い出を守る大切な活動です。力仕事に自信がない方や、初心者に向いているボランティアと言えます。

 昨年度までは現地で活動を行っておりましたが、今年度からは地元神戸でも写真洗浄を行うことになりました。
<活動の成果>
 1.被災者の思い出を守り、復興支援への後押しをする事ができた。
 2.写真洗浄ボランティアを世間に広める一助となった。 
 3.被災地ではない地域で、復興支援を行えた。
 4.過去の文化財(写真)の遺失を防ぐことができた。
 5.写真洗浄を通して被災地の現状を伝える事ができた。
 6.被災地の現状を伝えることで、災害の風化を防ぐ一助となった。
 7.学生たちに、防災やボランティア、何より思いやる大切さを伝えることが出来た。

   ~遠方でも出来る復興支援~   
 「体力には自信がない、遠くて行けないが被災地の役に立ちたい。」という多数の声を伺い、地元で何か出来ないかと本企画を立ち上げたところ、ご年配の方も含め、多少の障害を持っているかたや親子連れの参加もあり、十分な手応えを感じ続けております。
※活動にあたり、写真洗浄の第一人者でもある「あらいぐま」さまに写真提供やアドバイスを頂きました。

【2.防災セミナー】                           
発表時間
午前:30分 / 午後:20分
登壇者
佐田 友紀様(須磨社協)/ 大竹 修(おたがいさまプロジェクト)
受益対象者数
17名
詳細
【午前】「社協ってどんな所?/防災について考えよう」
 
 須磨区社会福祉協議会の佐田様より、災害時の社会福祉協議会(社協)の役割や、パンフレットを利用しての防災セミナーを行って頂きました。

 災害時に立ち上がる災害ボランティアセンター(災害VC)は社協が運営していることはあまり知られていません。今回災害時の社協の役割などを丁寧に説明して頂きました。

 その後「くらしの防災ガイド」を使っての防災セミナーを行い、
 学生の方に須磨ノ浦高校周辺のハザードマップを調べてもらったり、非常時の持ち出すリストアップなどをグループディスカッション形式で楽しく進行して頂きました。

 学生たちも身近である高校を舞台に、何が本当に必要なものかを話し合いながら防災について考えを思い巡らせる意義のある時間をご提供頂けました。

【午後】「被災地の現状」
 団体メンバーの得津さん、高寄さんが、西日本豪雨で被災した倉敷市真備町と、台風19号で被災した長野市での活動報告を行いました。

 真備町では岡田仮設住宅での被災者とのふれあいや傾聴活動について、長野では現地で行なっている写真洗浄について報告しました。

 被災地での風化が始まってる今、実際に活動した生の声を聞いて頂き、まだ復興が終わっていないということ、防災の必要性を感じて頂きました。
<活動の成果>
 1.社会福祉協議会の存在や、災害時の役割について学んでもらえた。
 2.ハザードマップや持ち物リスト作成を通して防災について学んでもらえた。
 3.被災地の状況を說明することで、被災地への風化防止につながった。

 所感                    

【より良い地域連携を目指し】
 今回、団体で初となる社会福祉協議会(社協)さまとの共同イベントとなりました。社協さまは災害時に災害ボランティアセンターを運営する重要な立場であり、そして平時においても地域支援や地域福祉を行なっている、社会にとって必要不可欠な存在です。そんな社協さまと初めてコラボできたことは団体として、とても意味のある時間でした。
 防災、減災において地域支援団体とのつながりはなくてはならないもの。これからも積極的に他団体と交流を深めながら、思いやりのある町づくり、社会形成を築いていければと思います。

【これからの社会を温かいものにしてもらうために】
 これからの社会を温かいものにしてもらうためには、若い方たちの思いやりが必要不可欠です。このような状況下だからこそ、大人達は建設的、博愛をもって、若者たちを導かなくてはいけません。
 今回写真洗浄や防災セミナーを通して、防災やボランティアの意義を、何より学生の方が活動した時間がとても意味のある時間だったということをお伝えできたかと思います。
 拙い活動ですが、これからも温かい社会を作るために全力で取り組んでいきたいと思います。

    

最後に「しみん基金・KOBE」様、ご協力いただいた「真備洗浄@あらいぐま岡山」様、ボランティアの
皆さまに。そしてこのような大切な時間を提供して頂けた佐田様、大西様や須磨区社会福祉協議会の
皆様に心より感謝をしたいと思います。
 
本当に有難うございました。 
おたがいさまプロジェクト代表 大竹 

ボランティアアンケート-17件-(回収率100% )
女性
10代
高校生
初めて写真洗浄をしたけど、思ったより難しく、写真が剥がれ落ちたりして大変なボランティアだなと思いました。必要としてる方のもとに届いて喜んでくれたら嬉しいし、今日やって良かったと思います。
女性
10代
高校生
写真を洗浄している時、すごく笑顔で写っているのを見て、綺麗にしたいと思いました。このような機会は普段できないのでとても心に残りました。
女性
10代
高校生
「写真洗浄」という言葉自体初めて聞きました。被害に遭われた人にとっての大切な写真をキレイにする活動は素敵だと思いました。
女性
10代
高校生
今日初めて写真洗浄の活動をしてみて実際に行って助けることはできないけれど、このような活動で助けることがあるんだということを知りました。また学校で参加出来る時があったらしたいと思いました。
女性
10代
高校生
写真はどこまで洗浄したらいいか迷って難しいと感じたけれど大切な写真をキレイにできたので良かったです今日洗浄した写真が被災地の課題届いて喜んでくれたらいいなと思いました災害ボランティアと言うと瓦礫を片付けたりしているイメージが強くて自分にはできないと思っていたけれどできる活動もあると学びました。
女性
10代
高校生
初めての写真洗浄はすごく難しかったけど楽しかったです。あまり上手くできなかったけど、写真を届いて嬉しいと思ってくれる方がいるなら、出来て良かったなと思いました。
女性
10代
高校生
初めて写真を洗浄してみて、この汚れが落とされた写真をもらった人はとても嬉しい気持ちになるだろうと思いました。
女性
10代
高校生
写真洗浄は話では聞いたことがあったけれど、実際やってみると写真がとても脆くて、大切に扱わないと削れてしまったりしてとても難しいものだと知りました。でも洗浄することで喜んでくれる誰かがいるというのは自分にとってとても嬉しいことだしやりがいのあるボランティアだと思いました。
女性
10代
高校生
私は初めて参加して難しさを知りたくさんのことを学ぶことができて良かったと思いました写真洗浄の話はテレビで見た事があって活動をしている方が居られることを知っていたので自分も興味があったので参加することができて良かったと思いました
女性
10代
高校生
写真洗浄は初めて知ったし、初めて活動しましたが、リーダーの方がとても分かりやすく教えていただいて、すごく楽しい時間になりました。そして写真の持ち主の方の大切な思い出がたくさん詰まった写真を洗浄させていただくことができてよかったです。
女性
10代
高校生
自分の写真とか友達の写真を持った時には違うような重さを感じました写真自体は軽くても人の思い出を気にするとたくさんの宝石の入っている宝箱を持っている気分でした実際に写真洗浄してみると汚れだけ落ちるのかと思っていたら真っ白になって遊びましたが綺麗になったのを見ると早く届ければいいなと思いました貴重な体験ありがとうございました
女性
10代
高校生
今日初めて写真洗浄をして、実際にしてみたら難しかったり、失敗してしまったりしたけれど、写真は洗えるんだと今日の活動で思いました。普段学校などで学べないことが学べてよかったです。また機会があればもう一度写真洗浄をしてみたいと思いました。
女性
10代
高校生
今日は2回目の参加が出来て良かったです。まさかお会いできるなんて思ってもなかったので嬉しかったです。今回は仕上げもできて被災者の元にアルバムが帰った時の事を思いながらできました。
女性
10代
高校生
防災のことについて改めて知ることができてできたので良かったです。初めて写真の洗浄をして、沢山の思い出のある写真を綺麗にしていくのが楽しかったし、とても良い経験になりました。
女性
10代
高校生
大変でしたがとても楽しかったです。写真洗浄が実際にどう行われるかを知ることができてとても良い経験になりました。また写真洗浄のボランティアなどにも今日のような機会があれば参加したいなと思いました。
女性
10代
高校生
今回初めて写真洗浄をしてみてテレビで一度写真洗浄についてみたことがあって体験してみたかったので貴重な体験が出来たので楽しかったし写真洗浄の方法洗浄を知る意味を知ることができてとても嬉しかったです
女性
10代
高校生
写真洗浄は浅田家をきっかけで自分で調べたことがあったので、存在は知っていました。実際行ってみて想像と全然違うからびっくりしたけれど楽しかったです。

助成機関

事業成果物種類

報告書

事業成果物

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活動風景写真1

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活動風景写真2

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活動風景写真3

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活動風景写真4

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活動風景写真5

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写真洗浄実施報告

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