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【活動報告】#神戸で出来る復興支援 写真洗浄&プチ防災セミナーvol.15【1/16(月)】
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事業成果物概要 |
神戸写真洗浄_Vol.15
活動報告書 被災支援ボランティア団体 「おたがいさまプロジェクト」 神戸市で行われた写真洗浄の復興支援活動報告になります。 新型コロナウィルス感染者数が増大していることをうけ、団体メンバーのみ、 防災セミナーを中心に行いました。 ※新型コロナウイルス拡大防止の対策を徹底しての活動となりました。 本事業はしみん基金・こうべ/神戸市の助成事業になります。 【基本情報】 活動日時 2021年01月16日(日)13:00~16:00 活動場所 神戸市青少年会館 ボランティア数 6名 新型コロナウィルス拡大防止のため、団体メンバーのみ、作業時間を短縮して行いました。 活動内容 1.写真洗浄 2.防災セミナー その他 しみん基金・KOBE/神戸市の助成事業になります。 1.写真洗浄 作業時間 3時間 受益対象地区 栃木県栃木市(令和元年台風19号)、真備町(平成30年7月豪雨 受益対象者数 約10名 作業枚数:洗い49枚 仕上げ31枚 支援・協力団体 真備洗浄@あらいぐま岡山(指導) / 「被災地を写真でつなぐ実行委員会」「あらいぐま信州@おもいで復興プロジェクト」 詳細 ※写真洗浄とは 「写真洗浄」とは、自然災害の中でも、主に水害によって汚れてしまった写真を1枚ずつ丁寧に洗浄する復興支援活動です。 具体的には、汚れてしまった写真はバクテリアが周りから浸食して白くなり、やがて写っているものが見えなくなってしまうため、水とエタノール水溶液を使って洗浄します。 この活動は、力仕事に自信がない方やボランティア初心者に向いています。 昨年度までは現地で活動を行っておりましたが、今年度からは地元神戸でも写真洗浄を行うことになりました。 <活動の成果> 1.被災者の思い出を守り、復興支援への後押しをする事ができた。 2.写真洗浄ボランティアを世間に広める一助となった。 3.被災地ではない地域で、復興支援を行えた。 4.学生からご年配まで幅広い年齢層に復興支援を提供した。 5.過去の文化財(写真)の遺失を防ぐことができた。 6.写真洗浄を通して被災地の現状を伝える事ができた。 7.被災地の現状を伝えることで、災害の風化を防ぐ一助となった。 8.学生メンバーに率先して活動してもらい、青少年育成活動を行えた。 ~遠方でも出来る復興支援~ 体力には自信が無かったり遠方で行けなかったりするが、「被災地の役に立ちたい」という多数の声を伺い、地元で復興支援が出来ないかと本企画を立ち上げました。 ご年配の方も含め、多少の障害を持っている方や親子連れの参加もあり十分な手応えを感じ続けております。※活動にあたり、「真備町写真洗浄」さまに写真提供やアドバイスを頂きました。 2.防災セミナー 発表時間 60分 登壇者 須磨 航様(被災地を写真でつなぐ実行委員会) 受益対象者数 6名 詳細 「これまでの被災地支援 & 長野の写真洗浄活動から」 令和元年台風19号で被害に遭われた長野で活動している「被災地を写真でつなぐ実行委員会」(以下実行委員会)須磨様より、災害当時の様子と写真洗浄を通じた地域社会のつながりや、防災を未来へつなぐ大切さをお話しして頂きました。 須磨様は大学時代に九州北部豪雨で復興支援を行なった経験を生かし、長野においても現地に入り災害VCの支援、そして写真洗浄団体の調整を行っておりました。 千曲川の決壊した当時の悲惨な状況や、災害ゴミとして捨てられようとする写真等を限られたスペースの中で乾かし思い出を救っている写真たちを見せて頂きました。 現在の長野市で写真洗浄を行っている団体は実行委員会のみで、小布施町にて活動を行っております。 「作業ではなく意味のある活動へ」 写真洗浄を通して地域とのつながりを強くし、これからの人たちの為の活動が必要であると伝えていただきました。 <活動の成果> 1.参加者の方にも発言してもらうことでより深く防災を考える時間を提供できた。 2.被災地の状況について、初参加の方に詳しく伝えることができた。 3.地元の支援団体と協同することで、防災連携強化に繋がった。 4.専門家との交流の機会を得れたこと 5.的確な情報発信の場となった 所感 【初めてのオンライン防災セミナー】 団体で初となるオンライン防災セミナーは大成功におわりました。 長野で写真洗浄を行っている「被災地を写真でつなぐ実行委員会」の須磨様とは、長野で写真洗浄を行う時にお世話になりました。おがいさまプロジェクトも立ち上がって3年目となり、ただ自分たちの活動のためだけではなく、他団体の活動を支援する側にも回れるようにこれからも積極的に他団体の方と連携をとっていきたいと思います。 どんな立場でもほんの少しだけ被災地に心を向けて欲しい 須磨様が最後に仰った言葉です。私たちも自分本位な活動にならず、ボランティアの方と被災地に心を傾けながら、これからも活動していきたいと思います。 最後に今回の助成元である「しみん基金・こうべ」様「神戸市」様、ご協力いただいた「真備町写真洗浄」様、ボランティアの皆さまに心より感謝をしたいと思います。 本当に有難うございました。 おたがいさまプロジェクト代表 大竹 ボランティアアンケート-6件-(回収率100% ) 女性 20代 経験者 おつかれさまでした。 今回はメンバーだけでの写真洗浄に加えて、防災セミナーではあらいぐま信州の須磨さんからのご講演をいただきました。 メンバーだけでする写真洗浄では、今まで試したくても試すことができていなかったことをしてみたり、難易度が高い写真を洗浄したりすることができてよかったのではないかと感じました。 防災セミナーにおいては、ボランティアを若者(学生)に多く参加していただくことの重要性を感じました。そして、ボランティアをすることによって、将来自分自身がどうなりたいのかという方向性を考えるきっかけにもなるのだと感じました。多くの人にボランティアや災害の現場を知ってもらい、興味を持ってもらえるよう伝え方を考えることも団体として考えていくべきことだと痛感しました。本日はありがとうございました。 男性 30代 経験者 真備からお預かりした写真はどれもきれいにメモ書きがあって水につけることができなかったので、初めて綿棒を使って洗い作業をしました。仕上げは、アルバムの台紙が写真の裏面にくっついてるものが多くて、写真が破れないようにでもきれいになるように仕上げました。洗いも仕上げも難しい作業でしたが、おたがいさまのメンバーみんな真剣に取り組んでいて、とても良い時間だったと思いました。 防災セミナーは、長野で活動している須磨航さんとオンラインで繋いで令和元年台風19号被災当時の長野の様子や写真洗浄を通じた地域との繋がりの大切さ、若い世代の成長の機会を作る大切さを学びました。 女性 20代 経験者 綿棒で洗いをするという初めての試みをしました。写真には様々あり、その都度みんなで話し合い、写真ごとに最適な方法を模索し続けることが大切だと思いました。 須磨さんのお話も聞けて嬉しかったです!今回もありがとうございました! 女性 20代 経験者 防災セミナーを通して、長野や九州のことをより知ることができました。やっぱり、当事者ないとどこか他人事に感じてしまうし、忘れられていくということは事実なので、これから復興支援に関わる身として、いかにいろんな人に災害を忘れないでいてもらうかは課題であり、今後も考え続けていくべきことかなと思いました。 女性 20代 経験者 今回はメンバーのみで活動を行い、(一般参加の方を迎える時よりも)良い意味で気を遣わず取り組めました。さらに雑談をしたり集中したり、場面によって切り替えることもできました。 後半の航さんのお話では、興味深い話題が出てきてとても考えさせられました。また、同じ被災地支援を行う同士で話を共有することの大切さを感じました。 ありがとうございました! 男性 10代 経験者 一般参加の方も含めた防災セミナーを実施する場合は、ワークショップ形式など工夫が必要かも知れないと感じた。半日参加が久しぶりだったため、時間があっという間に過ぎてしまった印象。限られた時間で写真洗浄を知ってもらうのは簡単なことではないと改めて感じた。 |
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