事業成果物名

【2021年度活動報告】#神戸でできる復興支援 神戸写真洗浄_vol.20【5/22(土)】

団体名

事業成果物概要


神戸写真洗浄
活動報告書_2021年度5月分

   被災支援ボランティア団体
  「おたがいさまプロジェクト」





    
  2021年5月に神戸市で行なった写真洗浄の活動報告になります。
     被災者の大切な思い出を守るため、心から写真を洗浄しました。
    
     ※新型コロナウイルス拡大防止の対策を徹底しての活動となりました。
    

     本事業はしみん基金・KOBE/ コープこうべの助成事業です。




【基本情報】
活動日時
5月22日(土)10:00~12:00
ボランティア数
10名
活動場所
神戸市青少年会館
活動内容
1.写真洗浄 2.防災セミナー
その他
・新型コロナウイルス拡大防止の対策を徹底しての活動となりました。
・コープこうべともしび助成 / しみん基金・KOBEの助成事業になります。




1.写真洗浄                  
作業時間
2時間(10:00-12:00)
受益対象地区
倉敷市真備町(西日本豪雨)
受益対象者数
約10名 / 作業枚数:315枚
支援・協力団体
真備町写真洗浄@あらいぐま岡山(作業指導等)
詳細
※写真洗浄とは
「写真洗浄」とは、自然災害の中でも、主に水害によって汚れてしまった写真を1枚ずつ丁寧に洗浄する復興支援活動です。
具体的には、汚れてしまった写真はバクテリアが周りから浸食して白くなり、やがて写っているものが見えなくなってしまうため、水とエタノール水溶液を使って洗浄します。
この活動は、力仕事に自信がない方やボランティア初心者に向いています。

<活動の成果>
 1.被災者の思い出を守り、復興支援への後押しをする事ができた。
 2.写真洗浄ボランティアを世間に広める一助となった。 
 3.被災地ではない地域で、復興支援を行えた。
 4.過去の文化財(写真)の遺失を防ぐことができた。
 5.写真洗浄を通して被災地の現状を伝える事ができた。
 6.被災地の現状を伝えることで、災害の風化を防ぐ一助となった。
 
   ~遠方でも出来る復興支援~   
 体力には自信が無かったり遠方で行けなかったりするが、「被災地の役に立ちたい」という多数の声を伺い、地元で復興支援が出来ないかと本企画を立ち上げたところ、ご年配の方も含め、多少の障害を持っている方や親子連れの参加もあり、十分な手応えを感じ続けております。※活動にあたり、写真洗浄の第一人者である「真備町写真洗浄」さまに写真提供やアドバイスを頂きました。


 2.防災セミナー               
登壇者
井上 望さん(西日本豪雨被災者)
発表時間
25分
受益対象者数
10名
詳細
「真備町の今」
岡山県倉敷市真備町在住で西日本豪雨被災当時は高校3年生だった井上望さんとzoomでつないで当時のお話を伺いました。

被災地に行ったことのないボランティア参加者の方と対談をしていただき、被災地を身近に感じていただいた上で、改めて大切な思い出を守ると言う写真洗浄の意義を知っていいただく貴重な時間となりました。

<活動の成果>
 1.参加者にも発言してもらうことでより深く防災を考える時間を提供できた。
 2.青年育成として学生に発表の場を提供できた。
 3.情報発信をすることで被災地への風化防止に役立てることができた。
 4.防災の意識向上に役立てることができた。
 5.報告全てを学生メンバーに任せることにより青年育成につながった。


 所感                    

【限られた時間の中で少しずつ】
 新型コロナウイルスの猛威から1年、非常事態宣言が続くなか、人数を調整、時間を削減しての活動となっております。

 本来の1/4しか作業ができておらず、昨年お受けした栃木県栃木市の写真の着手も未だ入れておらず、焦る気持ちもありますが、 何か起こっては元も子もありませんので、落ち着いてやれることを行っていきたいと思います。







【ただの作業にしないために】
 私たちの活動も20回目を超え、メンバーも含めて作業もだいぶ慣れてきました。こうした時に些細なことでアクシデントが起こることがあります。これからも身を引き締めて活動していきたいと思います。
 また私たちの活動は被災者の心に寄り添えるものです。参加者同士で話し合えるような雰囲気作り、防災セミナーではグループディスカッション形式を用い、感想タイム、アンケート、被災者の方へのメッセージ、その後も SNS 発信など協力してもらうなどできる限り、参加者の心に暖かい光が灯るように、人が持っている思いやりの種に水を与えていきたいと思っています。

    
(参加者の方から被災者への寄せ書き)     (ボランティアの皆さんと)

また最後に「しみん基金・こうべ」様、「コープこうべともしび助成財団」様、ご協力いただいた「真備洗浄@あらいぐま岡山」様、ボランティアの皆さまに心より感謝をしたいと思います。 

本当に有難うございました。 
おたがいさまプロジェクト代表 大竹 
        
ボランティア アンケート -9件- (回収率81% )
今日実際に災害にあわれた方とお話ができて生の声を聞かせていただき貴重な体験でした。
写真洗浄は2回目でした。今回も雰囲気良く活動できたので良かったです。実際に被害に遭われた方のお話しを聞くことは貴重な体験であり、今後活動していく中で、その方たちの気持ちをさらに考えながら活動していこうと思いました。
この活動をもっと広げていきたいなと思いました。
緊急事態宣言もあり、午前中のみの活動となりました。本来は真備町へ伺えてたらという日でしたが、行けない状況なので、遠くではありますが写真洗浄で現地のことを少しでも考えられる時間になったかなと思います。新しいメンバーも加わって、久々に会えたメンバーもいて、嬉しい時間でした。
今回は午前中だけの短い時間でしたが、活動ができたので良かったです。また、実際に被害に遭われた当時の様子についてもお話を聞くことができ、有意義な時間となりました。
今回もお疲れさまでした。少人数での写真洗浄でしたが、初参加の方がいたため説明する機会がありました。説明自体は何度もしたことがありますが、する度にわかりやすい説明の方法をもっと考えないとなぁと思います。苑子ちゃんもメンバー入りしてくれて、これからますます楽しみです♪そして、8月にまた神戸市社協の方と活動するとのことでそれも楽しみです♪
オンラインで実際に被害に遭われた方の体験談を聴くことができる貴重な経験となりました。
少しでも早く、思い出の詰まった写真をお返しできるようにこれからも頑張りたいです。
午前中だけだったが活動できてよかった。小学生の子にも切り出しをしてもらうことできて、とても良かったと思う。午後から写真洗浄の今後について話すことができて、改めて写真洗浄について考え直すことが出来た。


         活動風景         



 活動動画 https://youtu.be/7Q7fMAd1mec  

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