事業成果物名 |
【2021年度活動報告】おたがいさまプロジェクト活動報告_02月分【復興支援】
|
||||||||||||||||||||
団体名 |
|||||||||||||||||||||
事業成果物概要 |
おたがいさまプロジェクト 活動報告書_2022年02月 被災支援ボランティア団体 「おたがいさまプロジェクト」 被災支援ボランティア団体「おたがいさまプロジェクト」の 2022年2月の活動報告になります。 被災者の大切な思い出を守るため、地元神戸で、泥で汚れた写真を1枚1枚丁寧に洗浄しました。 ※新型コロナウイルス感染拡大防止対策を徹底して行いました。 活動場所被災地情報 西日本豪雨被害状況(2018年7月) 平成30年7月豪雨により、西日本を中心に、広域的かつ同時多発的に河川の氾濫、がけ崩れ等が発生。これにより、死者223名、行方不明者8名、家屋の全半壊等20,663棟、家屋浸水29,766棟の極めて甚大な被害が広範囲で発生した。 岡山県倉敷市の被災状況 小田川(倉敷市真備町)では、洪水浸水想定区域と実際の浸水範囲がほぼ一致するにもかかわらず、51名が死亡。特に死者の約8割が70歳以上。ハザードマップで示された想定浸水区域とほぼ一致する区域が浸水。 仮設住宅はほぼ撤去され、現在被災者は市営の復興支援住宅に住んでいる。今後地域に馴染めるためのサポートが重要視されている。 令和元年台風19号による被害等(2019年10月) 台風19号では、死者90名、行方不明者9名、住家の全半壊等4,008棟、住家浸水70,341棟の被害が。栃木県では死者4名、住家の全半壊等1,264棟、住家浸水13,200棟の被害。 <台風19号被害の特徴> ・年代別の犠牲者を近年の災害と比較すると、60代以上の被害が多い。また、屋外で犠牲になった比率が高い。洪水関連の犠牲者が多い。 ・「洪水」「河川」犠牲者の5割強が浸水想定区域内。 ・ここ5年間の水害・土砂災害の中で死者数・行方不明者数が2番目に多い。 <栃木市において> 台風後人口が大幅に減っており、特に浸水被害が大きかった地区では100人以上も減少している。 写真洗浄 日時@場所 ボランティア数 02月05日(土)13:00~15:00@ボランティアルーム/計5名 02月12日(土)10:00~12:00_13:00~15:00@ボランティアルーム/計16名 02月19日(土)10:00~12:00_13:00~15:00@ボランティアルーム/計15名 02月26日(土)13:00~15:00@ボランティアルーム/計7名 受益対象者地域受益対象者数 作業枚数 栃木県栃木市(令和元年台風18号) 約70名 656枚 内容 ① 写真洗浄 ② 防災セミナー その他 コープともしびボランティア振興財団の助成事業になります。 詳細 ① 写真洗浄- ※写真洗浄とは 「写真洗浄」とは、自然災害の中でも、主に水害によって汚れてしまった写真を、1枚ずつ丁寧に洗浄する復興支援活動です。 汚れてしまった写真はバクテリアが周りから浸食して白くなり、やがて写っているものが見えなくなっていくため、水とエタノール水溶液を使って洗浄します。 写真洗浄は現地に向かわずとも被災者に寄り添うことができる復興支援です。 「体力には自信が無い、または遠方すぎて行けないが、被災地の役に立ちたい」 という多数の声を伺い、地元でできる復興支援として写真洗浄を行っております。 <活動の成果> 被災者の思い出を守り、復興支援への後押しをする事ができた。 写真洗浄ボランティアを世間に広める一助となった。 被災地ではない地域で、復興支援を行えた。 過去の文化財(写真)の遺失を防ぐことができた。 写真洗浄を通して被災地の現状を伝える事ができた。 被災地の現状を伝えることで、災害の風化を防ぐ一助となった。 地元の支援団体や学校と協同することで、防災への連携強化に繋がった。 学生と手を取り合って 当団体は青年育成を行っており、毎回子ども連れや学生を優先して参加してもらっています。これからの社会を担う若い方に少しでも温かい時間をご提供しております。 ② 防災セミナー- 真備・長野の今 代表による、現在の倉敷市真備町や、長野市・小布施町の状況を映像と写真をあわせて説明しました。現地にいったことがない方にわかりやすく説明することで防災・減災について学んで頂く機会となりました。 所感 今月は新型コロナウイルスの再拡大により人数を縮小しての活動となりました。今回も地元の高校生や大学生が参加していただき被災されたかたの思い出を守ることができました。 「ただ汚れを落とすだけでなく、写真で残すべき部分、撮影された方の目的を前後の写真の様子から読み取って作業されていることを知り、とても素敵な復興支援だと感じました。少しでも被災された方の笑顔に貢献できたなら嬉しいです。」 初参加の学生のコメントです。不安定な情勢が続く中、この活動を通じて一人でも多く思いやりの心を広げるために今後も活動して参りたいと思います。 これからもただ活動をするだけではなく、写真洗浄を通じて、思いやりのある社会を形成していくために努力して参ります。 今月もまた活動が続けられたのは、[JR西日本あんしん社会財団]様、[コープこうべともしびボランティア振興財団]様、ご支援頂いた皆さま、ボランティアの皆さまのおかげで活動が続けられております。 本当に有難うございました。 おたがいさまプロジェクト代表 大竹 ボランティア アンケート 神戸写真洗浄 お疲れさまでした。久しぶりに一般のボランティアさんを募っての活動。規模はまだまだ縮小したままでしたが、初めましての方との活動は新鮮さと懐かしさがあってとても充実したものでした。初参加の方が来てくださることで、新たに写真洗浄を知る方が増えるだけでなく、私も1から写真洗浄を教える機会が増え、いい刺激や勉強になります✏️参加してくださるボランティアさん皆さん毎回本当に優しく朗らかな方ばかりです。嬉しいこと感じるはもちろんですが、感謝の気持ちをいつも以上に感じました。 今回は本当にありがとうございました。ただ汚れを落とすだけでなく、写真で残すべき部分、撮影された方の目的を前後の写真の様子から読み取って作業されていることを知り、とても素敵な復興支援だと感じました。少しでも被災された方の笑顔に貢献できたなら嬉しいです。たくさんサポートいただきありがとうございました。 最初は不安でしたが皆さん明るく優しい声をかけてくださったので楽しく参加できました。写真洗浄は初めて動画で見るよりもどのように人様の思い出を残すかなど難しい一面もありましたが、災害で大事な思い出を捨てざるを得ないのではなくて残せるように活動できてよかったと思いました。 デジタルで画像として残せる今だからこそ、紙での思い出を救う大切さや写真を持つ方へ早く綺麗になったものを届けたいという想いが強くなりました。また写真を捨てなくていいというのはあまり知られていないのでぜひ SNS でシェアをしようと思います。 今回は久しぶりにメンバー以外の参加者の方と一緒に写真洗浄をしました。初めての方と一緒に活動することで、自分も初心に戻って活動できたと思いました。コロナ禍でなかなか多くの方と一緒に活動することは難しいと思いますが、このように知ってもらえる機会が増えていけばよいなと思っています。ご参加頂きありがとうございました。そしてお疲れ様でした。 今回は久々に一般の方も参加していただいた活動で、初めての方にどうすれば教えられるのかを考えながら活動できてよかったです。 また、自分が教えることで今後はもっとこうしたらいいのかなど気づきもあったので1日でも早く写真の持ち主の方にご返却できるようにこれからも活動していきます。 2/19は午前に3人&午後に4人の一般参加者と一緒に活動しました。初参加の方が午前午後ともに2人ずついたので、おたがいさまメンバーは教える側中心に活動しましたが、どのあたりを洗浄すればいいかとか相談しながら交流しながら良い活動ができたと思います。 2/26はおたがいさまメンバーのみでの写真洗浄活動となりました。自分自身があまり写真洗浄を実際にすることが少ないのですが、久々に実作業をしっかりやった日でした。 両日とも、一枚ずつ丁寧に作業できたと思います。 雰囲気が良く初参加でしたが楽しく活動することができました。紙でしか残ってない形のある思いを少しでも良い状態にしてお返しするお手伝いをすることができて嬉しかったです。また参加したいと思います。 初めてオンライン配信を行いました。家で事前にセリフの練習をしていましたが、本番では早口になってしまったので、次回は視聴者側の気持ちを考えながら聞いやすいスピードで話せるように努めます。完成したYouTubeを拝見して、毎回メンバーも異なりますがどの回もおたがいしまプロジェクトらしい雰囲気が出ていて自分でも素敵なグループだなと改めて実感しました。私と同じように視聴者の方にも団体の雰囲気を知っていただき、どんなきっかけでもいいので"この団体と一緒に写真洗浄をしてみたいな"と思っていただけたら嬉しいなと思います。YouTubeが配信されたら、1人でも多くの方に動画を視聴していただくためにも今後も広報活動を精一杯、努めさせていただきます。いつも編集してくださってありがとうございます。 |
||||||||||||||||||||
助成機関 |
|||||||||||||||||||||
事業成果物種類 |
報告書
|
||||||||||||||||||||
事業成果物 |
|